はじめに
私の思い出の場所は他にもあります。
思い出に深く残っているのは学生時代の自転車旅行中ばかりですが(^^;
何も知らず何でも出来た学生時代だからこそなのでしょうね。
その頃も自分がやりたいこと、そのとき出来ることをしたいと思っていました。
みなさん 人ってあまり変わらないものですよね(^^;
この記事では私の思い出の場所のエピソードをご紹介します。
訪れてみたい思い出の場所はここ!
旅については40年ほど前になる学生時代の自転車旅行中のエピソードばかり思い出されます。
観光的なところはあまりないけれど私にとって思い出深いエピソードは以下になります。
フィルムで写真を写す時代であり写真がほとんどありませんでした(; ;)
古い断片的な記憶だけなので再び訪れることは出来ないところばかりです。
伊豆半島の民家
伊豆半島の東側を自転車で南下していた時のことです。
経緯は覚えていませんが上り坂の途中で道路脇の民家の方が庭先でテントを張らせてくださいました。
親切な家の方が寝にくいだろうとわざわざ畳を持ってきてテントの中に敷いてくださいました。
後にも先にもテントの中で畳で寝たのはこの時だけでした。
あの親切な方の家はどこだったのでしょうか。
北海道某湖公園の物置小屋
夏でしたので公園の屋外テーブル横にある木のイスで野宿しようと思っていたら公園の管理人さんに注意されました。
追い出されるものと思っていたら管理人室の側にあった物置小屋に連れていかれました。
物置の中を片付けてくださりここなら内緒で寝ていけとありがたい言葉をいただきました。
その当時高齢だった管理人さんはもういらっしゃらないと思いますが、物置小屋は今もあるのでしょうか。
北海道天人峡に向かう道路脇
1979年8月天人峡に向かう道路脇
天人峡に向かい自転車で北上している上り坂の途中で日が暮れはじめました。
車もほとんど通らない道路脇を降りたところに周りの林との間にテントを張れるスペースがありました。
テントの中で寝ていた時のことです。林の方から草木を踏むガサ、ガサ、ガサ・・・という音がゆっくりテントに近付いてきました。
まさか熊?怖くてテントからも出れずひたすら遠くへ去っていくことを祈りました。
そのうち幸いなことに足音は遠ざかり何事もありませんでしたが今も何の足音だったのか気になります。
怖い物知らずの学生の時だからこそテントを張った場所はどこでしょうね。
北海道霧多布岬の駐車場
(霧多布岬キャンプ場)
自転車を駐車場に置いて霧多布岬の見学をして戻ってきた時のことです。
なぜか私の自転車の周りにカラスがたくさん集まり騒いでいました。
私が近付くとカラスが何かをつかんで飛んでいきました。
自転車の周りはカラスがバックの中からひっぱりだした地図などが散乱していました。
バックの中身を見て気付きました。買ったばかりであまり使っていないマヨネーズが無いことを。
学生の貧乏旅行ですから野菜は安いキュウリを買ってマヨネーズをかけてかぶりついていました。
カラスは賢いですね。よくバックの中からみつけたものです。
カラスから取り戻すことも出来ず悔しい思いをしたあの霧多布岬にもう一度訪れてみたいですね。
松本市のコーヒー専門店
学生のサイクリングイベントがあり他校のメンバーとみんなでコーヒーを飲みに行くことになりました。
そのコーヒー専門店は当時の値段で一杯1000円ほどと学生にはとても高い飲み物でした。
今はコーヒーがどちらかというと苦手なのですが(^^;
そのお店はどこにあったのか今も営業されていればコーヒーの値段はどうなのか気になる思い出です。
琵琶湖の道路脇
琵琶湖の西側を自転車で南下していた途中だったと思います。
この日も雨で道路から湖まで下りていく小道の途中でテントを張りました。
テントといっても黄色で三角型の簡易な小さなツェルトでしたのでポテ、ポテ、ポテ・・・と雨漏れしました。
傘をテントの中で開くことを思いつき、傘の範囲で小さくなって寝ていました。
どこからかさ迷って来た子猫がなぜか私のテントと地面の間に潜り込んで来ました。人の温もりが恋しかったのでしょうか?子猫が一緒に雨宿りです(笑)
手がかりはなく今もどこでテントを張ったのだろうと思い出します。
乗鞍岳
学生のサイクリングイベントで他校のメンバーとみんなで早朝真っ暗な中舗装もされていなかった砂利道を自転車で上りました。
魔王岳なのかどの山頂だったかわかりませんが、みんな愛車の自転車と山頂に行きたいと最後は自転車を肩にかついで歩き登りきった感動は忘れられません。
(当時非常識な行動だったかもしれませんが。)
今は登山の趣味もなく同じことは出来ませんが山頂からの眺めを当時の写真と見比べてみたい思い出の山です。
四国のかずら橋への道路脇
夏にサイクリングクラブの合宿でかづら橋に向かう登り坂の途中のことです。
昼食をみんなで済ませたあと暑いのと眠たくなったので側にあったお堂?の中で仮眠しました。
灼熱の太陽をさえぎりお堂?の中はひんやりと涼しくて気持ちよく寝ることが出来ました。
旧道だったと思いますがその後何度か車でそれらしいところを通ってみましたが今もどこだったのかわからないお昼寝の思い出の場所です。
まとめ
決まったガチガチの計画があるわけでも無く自由きままな放浪旅の目的に思い出巡りの旅もいいですよね(^^)