はじめに
先日のプレ旅ではキャンプグッズを試すことが出来ず、どこかのキャンプ場へ行こうと考えていました。
まずは利用料金の安いオートキャンプ場から探しましたが、広島県の無料キャンプ場で人気のある聖湖(ひじりこ)キャンプ場に行くことにしました。
この湖は樽床ダムによりせき止められて出来たダム湖です。
このところ連日の雨天でしたが、翌日には雨が止む天気予報だったので2泊3日で出発しました。
中国道の途中では前が見えないほどの土砂降りでしたが、雨の時の状況を試すには丁度良いですね。
今日の計画は途中の加計町で食材を買い、キャンプ場でカーサイドシェルターなどの設営が終わったら、匹見峡温泉に行って戻る予定です(^^)
今日のショット
雨の聖湖キャンプ場
到着してみると雨の中すでにキャンピングカーとタープでくつろいでおられる方がいらっしゃいました。
初めての聖湖キャンプ場がどんな雰囲気なのか雨の中を車で一周してみました。
道路は一方通行になっていて、下の写真の赤矢印のとおり進み、緑の丸のところでキャンプすることにしました。
GoPro8で初の動画公開です。
動画編集は途中をカットしただけで、まだまだ使いこなせていませんが、アクションカメラの画像ってブレずにキレイですね。
奥の方のエリアは土地が低く道に雨がたくさん流れているところもあり、万が一を考え一番高いエリアでキャンピングカーが止まっていたところにしました。
カーナビに次の温泉もセットしているので、案内音声がキャンプ場外へと行われています(^^;
平日で雨天なのに、この後3台くらい車が来ました。
キャンプの好きなソロキャンの方も多いようですね。
炊事棟に水洗トイレも各所にあります。
木と木と間の場所を使う感じですね。雨で地面に水たまりが出来ているところもあります。
お勧めはこれ!!
加計スマートICを降りてすぐ、ぷらっとホーム津浪(つなみ)に寄ってみました。
廃線となった駅の跡で小さな食堂と産地直売、時期によりますがヤマメ塩焼きなどを売っています。
スキー場帰りに時々寄っていたところで久しぶりで懐かしい感じです。
少し早い昼食にします。日替わり定食ですね。素朴な?味が美味しいです(^^)
薪(杉)200円、薪(ナラ?)400円と安いですね。
鮮度の良いお勧めのゴーヤをお店の人に選んでいただきました。
野菜も安いですよね。
今日の日本酒
山県郡北広島町の地酒、老亀よみがえりの水です。
私の好きな端麗辛口系よりは、少し濃醇寄りかな?
今日のキャンプ場
カーサイドシェルターの組み立てです
早速カッパと防水の帽子の出番です。
雨の中カーサイドシェルター(小川キャンパル)を初めて組み立てます。
組み立て説明書が見当たりませんが、どうにかなるでしょう(笑)
カーサイドシェルター付属の鉄製のペグとハンマーから変えた、チタンペグ(Soomloom)とペグハンマー(Jekeno)は軽くて打ち込みやすかったですね。
折り畳みのポールを延ばして差し込んでいき形が出来ます。
まだ新しいので雨をよくはじいています。
車側は吸盤で固定するようになっていますが、一番難しいのがここです。
丁度良いところに吸盤がつく平たいところが無く、吸盤を吸いつかせるため頭のネジを締めますが、ベルトに擦れたりして大変です。
何度もネジを締めては吸盤がくっつかずを繰り返しました(^^;
雨で手も滑るし、高い場所でポールに引っ張られてネジを締めるのも大変で、ここに手間取り完成するまで1時間くらいかかりました(^^;
車との間に隙間が出来るので、少しでも雨が降りこまないように車の屋根にかかる位置にしたいのですが、吸盤がつくところがなかなかみつかりません。
次回は吸盤を使わず楽に固定できる方法を考えたいと思います。
また、ペグを止められる個所がペグの数より多くて、どこにペグを打つのかはっきりわからず、適当に打ちました(^^;
固定は出来ているので良しとします。少々の風でも飛んでいくことは無いでしょう。
車側の下はペグで固定でもよいですが、ゴムベルトがついているのでバンパーに止めています。
完成です!
正面はメッシュになっていて、内側のナイロンを下げると網戸のようになり通風が良くなりますが、雨の時は中に降り込んできます(^^;
左右からファスナーを開けて出入りします。
テーブルやチェアの組み立てです
バックドアは雨除けになって便利ですね。
そして一番後ろについているテーブルがまた便利です。
何かをするときのちょっとした置き場所になります。
チェア(FUNDANGO)を組み立てます。
前回パイプを差し込む部分を割ってしまったチェアです(^^;
針金でも補強したので使っていてなんともなく大丈夫でした。
チェアの生地にパイプを差し込むのは力が要りますが、今回は長い方のパイプを後から入れるようにしたら比較的入れ易かったです。
使ううちに生地も若干伸びて、パイプを入れ易くなることを期待しています。
ローテーブル(iClimb)の組み立てです。軽くてコンパクトです。
脚を広げて上にテーブル部分を載せれば完成です。
テーブルとチェアの組み立てが終われば、濡れた地面の上に置いて荷物が出せます。
カッパを着ての作業で汗だくです。
以前使っていた傘を開くようなシステムの4~5人用のロゴスワンタッチタープに比べるとかなりコンパクトでした。
大人2人で丁度良い感じの空間ですね。
車とカーサイドシェルターを離します
温泉にこれから行くのですが、このままではカーサイドシェルターがくっついていて車が出せません。
そこで車が無くてもカーサイドシェルターが自立するようにポールとロープを別に用意してきたので固定します。
吸盤をはずし車から離れるようにポールを立てて、ロープで固定します。
車を移動した後の状態です。このアイデアなかなかうまく出来ました(^^)
車が無くなると中身は丸見えですが、大したモノも無くこのままグッズを置いて温泉へ行きました。
今日の温泉
「匹見峡温泉やすらぎの湯」です。
平日で人は少ないですがコロナ対応で連絡先を書いてから入ります。
少し肌がツルツルする無味無臭のお湯でした。特に露天風呂の方の湯が良かったですね。
焚火をしてみます
温泉から戻って来たころには雨も止んできました。
電気グリル(メリート)で何か作ってもいいのですが、せっかくのキャンプ場です。
焚火をしてみることにしました。
薪もライターも持ってきていません。
持ってきているのは使った割り箸、着火剤、麻、ファイヤースターター(ブッシュクラフト)だけです。
周りは林間です。何か枯れて落ちてる木の枝くらいあるだろうと探してみます。
結構落ちていますので、足で押さえて手で引っ張り乾いた音で割れるのは、生木で無く燃えるだろうと集めてきました。
どれが何の木で、どの木がいいかなんてわからないので、木なら燃えると適当です(笑)
ファイヤースターターの火花で簡単に麻に火は付くのですが、そこから先が苦労です。
当然濡れた木はすぐには燃えないので、持ってきた割り箸から少しずつ火を育てて行こうとするのですが、割り箸もすぐに火が消えてしまったりで、拾ってきた木の小枝にも火が付きません。
火が安定しないと何もできません。仕方ないので着火剤を使うことにしました。
着火剤の火で割り箸や薄い板などを次々に燃やしていき、やっと火が大きくなってきました。
何年ぶりかの焚火で木の入れ方なども要領が良くない感じですね(^^;
これまで多くしてきたキャンプも友人が焚火を楽しみに焚火台を持ってくるので、自分でしたくても別に一人で焚火をする訳にもいかず遠慮していました。
やはり焚火は人が燃やすのを見ているよりも、自分で火を起こし育てていく方が楽しいですからね。
これから少しずつ慣れていくことでしょう(^^)
火がついたのでやっと蚊取り線香(森林香)が使えます。
濡れた木を乾かそうと、焚火台に立てかけたり、上に載せたりしています。
放っておいたのでは炎がすぐに消えてしまうので、火吹き棒(Ouk)が炎を起こすのに大活躍でした。
販売されている乾燥した薪と違い、なかなか火がつかず苦労しましたが、現地にあるものを拾って燃やすのはなんだかワイルドぽくて良かったですね(^^)
難しい状況での焚火が出来て少し自信もついてきました。
ソロキャンプの人が木の間に来られていますね。
ここは涼しく静かでヒグラシの鳴き声が聞こえてきたり、自然の中にいる雰囲気をたっぷり味わえます。
辺りが薄暗くなりました。ランタンの出番もそろそろです。
カーサイドシェルターは天井にランタンを吊るすところがなく、以前マグネットがつけられるように鉄板を貼りつけておきました。
うまく軽量のLEDランタン(HalloMall)のマグネットがくっつきました。
焚火も熾火も出来て安定してきましたし、お腹も減り喉も乾いてきたのでそろそろ食事の準備です。
と言っても、料理をほとんどしたことの無い人ですから、大したことは何も出来ません。
昼間に買ったゴーヤを薄く切り、塩もみして洗った後にマヨネーズをかけたのと、小さなトマトです。
なんだか苦みが疲れた体に合うような気がしました。
次は料理ではないですが、私の好きなヤオギモが立ち寄ったスーパーにありました(^^)
ヤオギモは広島くらいにしか売ってないようですが、歯ごたえと甘い味付けが好きで、あればつい買ってしまいます(^^)
ここのヤオギモは薄いタイプでしたが好きな味でした。
分厚いヤオギモならもっと噛みごたえがあります。
私の旅のテーマにピッタリの地ビールがありました!地ビール 温井ダム!
ブログのタイトル画像も温井ダムです。初夏の旅立ちは実現出来ていませんが(^^;
良く冷えたビールを早く飲みたいのですが、栓抜きが必要な瓶を予想していなかったので、栓抜きを持ってきていません(^^;
そんな時は学生の時に覚えたスプーンを使ってテコの原理で開ける方法です。
スプーンの先を栓の下に当てて、スプーンを下から親指の根元で支えるように瓶を手で握り、親指の根元を支点にスプーンを下に押し下げることで少しずつ開いていきます・・・若干親指が痛いのは、ビールを飲むために我慢です(笑)
書いていてわかりにくかったので、栓は違いますがどんな感じにするのか自宅に戻ってから写真撮ってみましたので、ご参考に(^^)
瓶が2本あれば1本を逆さにして栓と栓を引っかけて一緒に手で握り、テコの原理で開けることもしていました(^^)
どちらが先に開くのかは不明ですが(笑)
コップはガラスのように見えますが、割れにくいプラスチックトライタン素材のタンブラー(270ml)で安心です。
お肉は高くて一瞬躊躇しましたが、2割引きをみつけたのでゲットです(^^)
ヤオギモでビールを飲んでる間に鉄板(ユニフレーム)を焼いておきます。
ヒロシちゃんねるで、ヒロシさんが美味いと紹介されていた、鉄板で焼いた肉にすき焼きのタレをかけて焼いて、卵につけて味わう・・・これがしたかったのでチャレンジです。
メインの焼肉すき焼き?です。音を聞いてみてください。ヨダレが出ます(笑)
カメラは三脚に固定した方が手ブレせずにうまく撮れそうです。
今回は片手でトングを持ち片手でスマホで写して忙しかったです。
日本酒も飲んでみます。地面がしっかりしていない上にテーブルが若干ぐらつくので、この形のおちょこは安定が良くなく、ちょっと手が当たるだけでこぼしたりしました(^^;
割れにくいプラスチックトライタン素材(ゆらぎミニグラス60ml)は良いのですが安定した形のが欲しいところです。
レイルロードランプLEDランタン(ベアボーンズ)が結構明るく、周りは真っ暗なので少し明かりを絞って丁度良いくらいです。
虫が光にどうしても寄ってきますが、自然の中では当たり前のことですね。
自然の中でゆったりと日本酒を味わうのも至福の時ですね(^^)
車中泊の様子です
食事も終わり鉄板などは明日明るくなってから洗うこととし、焚火台以外はカーサイドシェルターの中に入れて寝る準備です。
高地なので涼しく寝やすそうです。
運転席後部のベッドボードもついたので、大人2人でも寝れるほどプレ旅の時より広いです。
カーテンや車内が白っぽいグレーなので照明をつけると明るく過ごせます。
照明も調光付きなので明るさを落として、もっと落ち着いた雰囲気にすることも出来ます。
テーブルの高さを上げたので下に足を延ばしても大丈夫です。
レヴォーグの時より断然こちらの方が快適ですね。こんな時は軽キャンパーにして良かったなと思えますね(^^)
真ん中のテーブルも移動させてみましたが、この位置だとお弁当を置いて運転席で食事するときなど便利ですが、寝る時にはやはり邪魔になります。
テーブルの向きを変えてみましたが、やはりポールなどが邪魔になります。
結局、取り外してベッドボード下に置きました(^^;
テントで寝るのもキャンプでの楽しみですが、ダム旅etcが目的なので車中泊がメインになります。
寝るところの快適性は重要ですよね。
敷きパッドなどもカインズで色が合うのをみつけ、冷感素材のモノに変えてみました。
肌布団も同じシリーズでありましたが、中が広い2人用シュラフ(Ohuhu)があるので不要です。
室内の雰囲気も落ち着いた感じになり良くなりました。
課題は寝るためにグッズを運転席や助手席に移動していることです。
毎日移動は大変なので何か考えないといけないですね。
今日のハプニング
ハプニングほどではなくキャンプならではのお決まりごと?ですが、焚火のすすなどで手や服が黒くなってしまいました。
せっかく温泉に入り着替えたばかりなのに、白っぽい色の服は汚れが目立つのでこんな時は良くないですね。
今日の移動ルート
およそ135kmの移動でした。
今日のまとめ
軽キャンパーで初キャンプをしてみました。
キャンプグッズも使ってみてもっと工夫したいところや持ってこなくても良さそうなモノもわかってきました(^^;
今回のキャンプで経験したことを改善し、本番のダム旅etcに旅立ちたいと思います。
今回も自宅に戻り落ち着いてから記事を書いていますが、なかなか旅先では細かく毎日ブログを書くのも厳しそうですね(^^;
どう手抜きをしながら?自分の旅記録をまとめていくか考えないといけないですね。
明日も聖湖キャンプ場です。
また明日以降お会いしましょう(^^)/~