はじめに
愛媛県の石積みのダム「柿原第1ダム」を見学するため、10月14日に山口県柳井港から愛媛県の三津浜港にフェリーで渡りました。
長曽池公園キャンプ場を利用するまでのことをはじめに書いておきますね。
出港時間の2時間前に港に到着し、予約車の並ぶ列に1番手で駐車しました。
係の方が予約の確認に来られた後は乗船時間まで暇です。
フェリーターミナルの中を見たり、近くのコンビニに行ったり今後の計画をスマホで見たりして過ごしました。
仕事では高速船で広島から松山に何度も行きましたが、車を乗せてフェリーで行くのは十何年振りかの久々です。
以前は後乗りといって、バック運転でフェリーに乗らないといけない船舶があり緊張していましたが、今は前進する前乗りでフェリーに乗り、そのまま出ていくので気楽です(^^)
出港20分くらい前に受付開始がされるので車検証を持って窓口に行き、予約時に電話で言われた予約番号を伝え、車検証を見せて乗船券を購入します。
運転者1名の運賃を含んだ料金です。軽自動車なので普通車より料金が安いです(^^)
しまなみ海道を走って高速料金とガソリンを使うより、フェリーで寝て楽して行けるのもたまには良いですね(^^)
フェリーに乗りこむときの動画を撮ってみました。
船の重量バランスを考え順番に乗船指示がされます。指示に従って乗船し指定された場所に止めます。
車を止めたら係員の方が車が移動しないよう車止めをつけていきます。
最後の誘導員のサインが最初わかりませんでしたが、下船するときに出やすいように斜めに車を向けるのだと気付き、最後急いでハンドルを切っています(^^;
船内にはイス席やソファー席以外にカーペット敷きの場所もあります。
ここで、近くのコンビニで買っておいたモノで朝食です。
この船にはカップ麺程度で、売店やうどん販売などはありませんでした。
三津浜港には13:25に到着予定ですのでゆっくりします。
天井には柳井の金魚提灯が飾られていました。
窓から島や釣り船が見えます。日本海の景色と違い、見慣れた瀬戸内の景色ですね。
昔は乗合船に乗ってこのあたりでアジ釣りなどもしたことがあります。
大島大橋の下をフェリーが通過します。
四国に近付いてきました。下船のためドライバーは車に戻るように案内があります。
この軽キャンパーが初めてフェリーに乗りました(笑)
フェリーから下船するときは下船準備の案内放送があってから、車に乗ってエンジンをかけて待機します。
待っていると係員の方が重量バランスを考えながら順次車止めを外していき下船の合図に従って車を動かします。
下船するときの動画です。四国に来ました!
船で四国に渡るのは久々なのもあって、趣があっていいなと感じました(^^)
今日は時間的に石積みダム「柿原第1ダム」まで行って見学するのは厳しいので、途中スーパーと温泉に寄って道の駅で車中泊をします。
松山市内を抜け高速道で宇和島市まで行きます。
30数年前に松山に住んでいた頃には高速道もなく時間がかかっていましたが、2時間ほどで行けるように便利になりましたね。
宇和島のスーパーで買い出しし、森の国ぽっぽ温泉に向かいます。
温泉近くの道の駅虹の森公園まつのの道路向かいの駐車場で車中泊をします。
写真の道路向かいが道の駅の建物です。
奥の青いコーンの範囲がRVパークです。ゴミ箱と電源ボックスが設置されています。
少しでも静かな道路から離れた方に駐車しました。
雨勾配のため若干写真左側が低くなっていましたが、それほど気にすることもなく寝られました。
夜中には私以外の車は居なくなり、朝起きたら何台か来ていました。
洗浄便座はありませんが水洗トイレが整備されているので安心です。
車内で握り寿司や総菜でお酒を飲み、食事をしてテレビを見て過ごします。
山口で買った総菜もありますね。
ここは室内アンテナで地デジ放送がよく写りました。スマホの電波も強く不便はありませんね。
夜中には交通量も少なくなり静かに寝ることが出来ました。
翌日15日の朝、ダム見学の道筋にある、道の駅森の三角ぼうしに寄ってみました。
鬼の像が出来ていたので気になりました。
このあたりが鬼北町と命名されたいきさつなどが書いてありました。
15日の朝に石積みダム見学をしました。記事は以下にもリンクを貼っておきますね。
ダム見学後、広島に戻る方向にある無料キャンプ場を探してみつけたのが愛媛県砥部町にある「長曽池公園キャンプ場」でした。
「長曽池公園キャンプ場」は念のため電話で確認してみましたが、予約や受付のない無料キャンプ場です。
係の方からは飲料に適した水は無いけれど、トイレもあり自由に使っていい旨教えていただきました。
ペットボトルの飲料水を追加して持っていくことにします。
宇和島からは無料区間の高速道路を走り、昼になったので西宇和ICで降りて、道の駅どんぶり館で昼食にします。
宇和島と言えばやはりじゃこ天、じゃこ天玉子とじ丼にしました(^^)
じゃこ天はもっと黒くて魚の小骨が入っていて、歯ごたえがあるのが好きですね。
ここで猪肉のスライスをみつけたので手に入れました(^^)
こちらでは、雄雌の区別や仕留めた年月日などは書かれていませんね。
今日の買い出しです
14日です
宇和島のスーパーAceONEで今夜の食材や総菜を買い出しです。
15日です
道の駅どんぶり館から大洲市まで下道で移動です。
スーパー ショッパーズ大洲店に来ました。飲み物と食材の補充をします。
ここでは別の目的もあります。コインランドリーです。
着替えをあまり持ってきていなかったので、コインランドリーで洗濯している間に買い物をすることにします。人生2回目の利用です。
乾燥機にかけてみると、乾きやすい素材とそうでない素材が良くわかりますね。
買い物の方がかなり早く終わり、しばらく待っていました。
やはり1台で洗濯から乾燥までしてくれる機械の方がいいですね。
温泉に行きます
14日の温泉です
車中泊する道の駅近くにある森の国ぽっぽ温泉に入りました。
足湯もありました。
JR駅と同居している温泉ですね。
温泉分析表です。単純温泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)と書いてあります。
無味無臭の湯でしたが、内風呂は若干消毒臭を感じました。
元は大門温泉と呼ばれていたようです。
秋祭りが近いのでしょうか幟が立てられていますね。
インフォメーションの中を見ていたらここも棚田が有名なようです。
棚田カードが各地で配布されているようで、ここに置いてありいただいきました。
ダムカードの隠れたブーム?により、いろいろなインフラカードが出てきていますが、詳しい説明書もバインダーに綴じられるよう作ってありなかなか親切なカードですね。
棚田巡りも面白そうですが、あれこれ手を出しても収集がつかないので、先の楽しみにとっておきましょう。
その時まで棚田カードの配布が続いていればよいのですが(^^;
15日の温泉です
大洲市の臥龍の湯に来ました。
温泉分析表です。低張性弱アルカリ性冷鉱泉と書かれています。
無味無臭ですが、大浴場にかすかに殺菌臭を感じました。
ここに「いもたき」のポスターが貼られていて思い出しました。
(いもたきは里芋を基本にこんにゃくやニンジン鶏肉などを入れて煮た汁ものです。)
河原で里芋を煮て食べる風習が愛媛にはあります。
河原でする「いもたき」が美味しく、友人とのキャンプで「いもたき」を作ってもらっていたことも懐かしい思い出です。
明日の献立決定です!自分で初めて「いもたき」作りにチャレンジです(笑)
長曽池オートキャンプ場です
15日です
キャンプ場に上がる山道の手前に道の駅ひろた峡の館がありちょっと寄ってみました。
夕食前ですが甘いモノが食べたくなり草餅を買ってしまいました(^^)
もちというより、コメの形が残っていておはぎのような食感で美味しいですよ。
大きな杉根株が展示されていました。
道の駅を出てしばらく進み、キャンプ場への道へ左折し、細いくねくねした山道を登っていくと開けた所に出ます。
そこに長曽池と長曽池オートキャンプ場があります。
キャンプ場への道に入ったところから動画を早送りで公開します。
キャンプ場の全景動画を公開します。
ここも車の横付けが出来ます。
ソロキャンプの方がタープを立てられてどこかに行かれていました。
携帯用?の小型薪ストーブもあるのですね。
トイレ近くの街路灯がある付近に場所を決めました。
今日は天気が崩れそうにないので、タープと車の間に隙間をあけて設営しています。
誰も居ないのでタープが設営出来たところで、ドローンを出してみました(^^)
今回はロケット機能で上昇中は自動撮影にし、その後手動操作で360度回転させてキャンプ場の全体を写してみました。
左が多目的トイレで、真ん中が女性トイレ、奥が男性トイレになっています。
夜は外壁についている外灯のセンサーで照明が点き、トイレ内に入ると中のセンサーで照明が点くようになっていますが、男性用トイレは照明器具が故障して点滅していました(^^;
男性トイレは和式ですね。
手洗器には鏡があります。
多目的トイレは洋式です。洗浄便座ではないので、ハンディトイレシャワーが活躍しました。
小さな炊事棟があります。
かまどもあります。この水は煮沸しないと飲用出来ません。
東屋もあります。
民話が聞けるシステムがあります・・・聞いてみればよかったな(^^;
東屋の床は比較的キレイな板張りです。雨の時などここで過ごすことも出来ますね。
観光案内マップなどもあります。
焚火をするには少し早いので長曽池周辺を散歩してみます。
トイレ前にはキャンプ場から長曽池に下りていく階段もあります。
車で入ってきた道や手前の駐車場が、階段を下りて右手に見えます。
左手には池が広がっており、対岸には東屋が見えています。
明日、長曽池を一周散歩してみましょう。
キャンプ場内に入ってきた道です。
長曽池オートキャンプ場であることの表示があります。
周りは私有地のようですね。
池の略史が書かれた立派な案内が建設されています。
農業用ため池ですね。
駐車場の隅には長曽池の工事関連の石碑などが立っています。
このあたりにはスタンプラリーのスタンプが各所に備え付けてありました。
こういうのを回るのも普段に行かない所が見学出来て楽しそうですね。
耕地整理記念碑、長曽池改修工事記念などの石碑です。
裏には完成年月などが刻印されていました。
読みとりにくいですが、駐車場と書かれています。
側に洪水吐きがありました。
子供の頃はため池って大雨が降ったら溢れないのかと思っていましたが、溢れた水が流れる仕組みになっていますね。ダムと一緒ですね。
洪水吐きの下流側です。
何か知りませんが、こんな白いキノコもはえていました。
食べれる食べれないがわかると楽しいでしょうね。
16日の朝です
朝のうちは天気が良いですが、夕方には天気が崩れるようです(^^;
昨夜はバイクのソロキャンプの方と私の2組だけかと思っていたら、夜暗くなってから二人組の方が来られました。
暗い中タープの設営など大変だったかと思います。
ペール缶を使った自作の?焚火台を使われているようですね。
簡単に朝食を済ました後、長曽池を一周散歩してみます。
木で見えなかった左奥の東屋のところまで来ました。
長曽池周遊図がありました。
キャンプ場とは対面側に来ています。
薪用の丸太を乾燥されているようです。手前に積まれているのはまだ木が新しいですね。
奥に積まれていたのは木の色も変わり乾燥しているようです。
最初に見えた東屋の方へ橋を渡って歩いていきます。
最初に見えた東屋です。
奥がキャンプ場あたりです。
風が無く池の水面で雲などの景色が反射してキレイですね。
途中でススキを少し取ってみました。次の焚火の焚き付けに使ってみようと思います。
キャンプ場に戻りタープを片付けて撤収します。
昨日気になるモノをみつけていますので、道の駅ひろた峡の館に寄ってから行くことにします。
杉とくぬぎの薪が積まれて販売されているのです。
地元の薪を使ってみたくて、くぬぎの薪を2束手に入れました(^^)
広葉樹は木が詰まって固くかなり重いですね。
それだけじっくり長く燃えてくれるのでしょうね。
原木で作ったしいたけに、いもたきに必要な里芋も買いました。大きな粒の銀杏も(^^)
いもたきにはこんにゃくも入れます。
このこんにゃくは持つと固くて、あまり水増しされていなくて歯ごたえがあって美味しそうです。
こんにゃくを並べている方に聞いたら、茹で直さなくてもこのまま刺身でも味わえるし、この袋に入れて1週間くらいは保存できるそうです。
今夜の日本酒のつまみにも楽しみですね(^^)
側の川にはつり橋がかかっていました。
今日の食材です
薄暗くなり焚火の火も安定してきたので食事をします。
宇和島と言えばじゃこ天、それに昨日食べなかったイカ天を温めてビールで乾杯です(^^)
お通じのため?昨日の残り半分の長芋の短冊切をわさびと醤油で味わいます。
スーパーでみつけた「あまぎ?」という魚の酢の物が珍しいです。
あまぎはこんな魚です。正式名はイボダイだそうです(^^;
地方によって呼び方が違う魚で、私はシズという呼び方だと思っていました。
地元でとれたコチの刺身もいいですよね。
山口で買ったかまぼこもあります。こりこりして美味しいですよ。
日本酒がすすみます(^^)
道の駅で仕入れた猪肉のスライスを焼いてみます。
ほりにしスパイスと黒瀬スパイスを使っています。臭みもなく美味しい肉です。
今度はビールが進みますね(^^)
サワークリームスパイスも使ってみます。キュウリのぶつぎりとまあまあ合います。
今日はご飯を炊くだけでなく、かしわ飯にチャレンジです。
お米の量が少ないので分量を減らして調整です。
少し水が多かったような気もしますがタレと具を混ぜました(^^;
炊いてる間に賞味期限がくる牛タンを焼きました。
かなり食べ過ぎになっています(^^;
いい感じに炊けました。残りは明日のご飯にします。
今日の日本酒です
14日の日本酒です。愛媛県八幡浜市の地酒梅美人の純米大吟醸ですね。
酸味はきつめで辛口ですが、さらりと喉を通る感じでした。
15日の日本酒です。愛媛県西予市の地酒城川郷の尾根越えて 特別純米酒ですね。
酸味もほどほどの端麗辛口ですっと飲み易かったです。
いつもの300ml瓶が無かったので四合瓶を買ってしまいました(^^)
旅先で飲んだことの無い日本酒に出会うのも楽しく、見つけるとついつい買ってしまいます。
毎回全て飲み干しているわけでもなく、翌日以降や自宅に戻ってから味わったりもしています(^^)
今日のキャンプ場の場所です
今回のまとめ
夜は星もきれいで、車もほとんど通らずとても静かでした。
山の上には開けたキャンプ場があるのですね。
ここは坂がきついので車やバイクの方でないと利用しにくいかもしれません。
飲み水は持参が必要で、小さなキャンプ場ですがいい所でした。
こちら方面に来られる時は一度利用してみてくださいね。
当初2泊してゆっくりする予定でしたが、翌日以降が雨の予報なので1泊にして、広島に戻る途中の愛媛県龍岡キャンプ場でもう1泊することにしました。
この後、温泉に入りスーパーに寄ってキャンプ場に向かいます。
続きは次の記事でご紹介しますね。