はじめに
夏を快適に軽キャンパーで過ごすためにコンパクトなエアコンをこれまで色々試していましたが、なかなか自分が納得出来る商品が少なかったですね。
今回また新たなポータブルエアコンをみつけてしまいました(笑)
これまでのポータブルエアコンです
これまでのポータブルエアコンなどの記事は以下です。
最初はCLECOOL3をいろいろ工夫してみましたが、車内空間が狭い軽キャンパーには向きませんでした(^^;
次はカンゲキくんを使ってみました。
CLECOOL3よりはコンパクトですが、冷房能力は少し低いです。
助手席の窓から排熱すると寝てみて頭の側に置くことになりうるさくて気になります。
またサブバッテリーの容量が朝まで持ちませんでした。
他の暑さ対策グッズです
エアコン以外に試した記事は以下をごらんください。
これまでの記事に書きましたが今年の夏を乗り切るために使っているグッズ記事を再掲載します。
空調服です(再掲)
緊急事態宣言で外出自粛しているうちに暑い季節になってきました。
冷房対策の1つとして空調服が気になっていました。
屋外での作業時などにファンのついた服を着て身体からの発熱を排気する仕組みですね。
キャンプ場で活動しやすいように袖のないベスト形を探しました。
アウトドアぽいアーミーグリーン色のあったBURTLE の空調服 エアークラフト ベストにしました。
少し価格は高いですがおしゃれな作業服で有名らしいですね(^^)
ネジの付いたリングをファンにねじ込んではさむだけなので取付も簡単です。
強力な風が出せるように電圧13Vで容量が15,900mAhと大きいバッテリーです。
早速着てみましたが首筋が後ろからスースーする感じで火照った身体を冷やしてくれますね(^^)
ただ、やはり電池が重いですね。容量が少なくても軽いモバイルバッテリーが使えるといいのですが、電圧の関係か専用バッテリーです。
ファンの音も高音系なので気になりだすとうるさく感じます(^^;
見た目はアウトドアぽい感じでいいですね。ベストの縫製もしっかりしていて、嫌な臭いなど無いのはいいですね。
OutdoorFunキャンプフィールドでも真夏日の暑さになり、タープなどの設営や撤収時暑くて着てみました。
屋外でも風量を大きくするとファンの音が気になります(^^;
弱か弱から2番目位でも思ったよりは身体を冷やしてくれる感じで熱中症対策にも良さそうです。
着た方が涼しくて持ってきていて良かったですね(^^)
ネッククーラーです(再掲)
暑さ対策で首にかける扇風機がよく売れているようですが、耳の近くでファンの音がするのでどうも馴染めません(^^;
電気を流すと冷たくなる性質を持ったペルチェ素子を使った製品が近所のホームセンターに置いてありました。
電池が内蔵されない分軽くて首の負担にはなりませんが、モバイルバッテリーと配線が邪魔になる感じです(^^;
強・弱・自動で強弱が切り替わるゆらぎモードがあります。
スイッチを入れるとすぐに両側の金属プレートが冷たくなります。
車中泊で暑い車の中に乗り込んだ時に最初に使うといいかもしれませんね(^^)
新たなネッククーラーです
先に使ってみたネッククーラーはバッテリーをつなぐとすぐに冷たくなり首筋を冷やすことが出来ました、
ただモバイルバッテリーとつなぐケーブルが邪魔でした。
なのでバッテリー内蔵タイプのネッククーラーを探してみました。
こちらの製品は冷たくなるだけでなく、暖かくなるスイッチもついていて冬にも使えます。
ファンの音も最初の製品より若干静かです。
冷たさはスイッチで3段階の切り替えです。最初の製品のように自動で強弱が繰り返すモードはありません。
モバイルバッテリーとつなぐコードが無いのでスッキリし、首に触れる所もシリコンでしょうか柔らかい素材なのがいいですね。
キャンプ場で使ってみました。
やはりバッテリー容量が少ないので長い時間は使えませんでした。
また自動で強弱が変わるモードも無いので冷たさに次第に慣れてあまり効果を感じなくなってしまいます(^^;
以前の暑さ対策グッズです
現在もこの風量無段階調整の扇風機が便利なので軽キャンパーに載せています。
新たなポータブルエアコンのエコやんです
大型のキャンピングカーなら普通にエアコンが付けられるのですが、空間の狭い軽キャンパーでは何かを工夫することになりますね。
いろいろ新製品を調べていたら「カンゲキくん」を作っている日動工業の新製品をみつけてしまいました(笑)
名前は「エコやん」(笑)
別売バッテリーで運転できることと、冷風側にダクトが付いたのがカンゲキくんとの主な違いですね。
冷房能力が少し低くなっていますが、その分消費電力が少なくコンパクトで軽くなり、より軽キャンパー向きになりました。
5月初旬に予約していましたが入荷の延期により手元に届いたのは6月末でした(^^;
値段もその間下がっています。
写真下がエコやんです。
本体の下はバッテリーユニットです。長さは短く高さが高くなりました。
バッテリーは安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。
バッテリーユニットにはドレンタンクがあり、結露水がたまります。
満水になったら警報が出て送風に切り替わるのもいいですね。
スイッチの配置は同じですね。
排熱ダクト以外に冷風ダクトもついています。
部屋でエコやんを試運転してみます
ACアダプターを取り付けて初期充電を行い満充電の状態から試運転してみます。
最初はAC電源で冷風運転を行います。風量は強にしています。
室温28℃くらいの状況で30分くらい運転させてサーモカメラで温度を見てみます。(測定ポイントが少しズレると温度表示がすぐ変わるので参考程度に)
排熱ダクトの表面は39度近くになっています。
本体の排熱ダクト側にコンプレッサーがあり温度が少し高くなっています。
上の四角いACアダプターも熱をもっています。
冷風ダクトの表面は25度前後になっています。
冷風の出口で24度ほどです。カンゲキくんより少し温度が高いようです。
家庭用エアコンほどの冷風は出ませんが、涼しい風に当たれるだけでも快適になりますね(^^)
ダクトはカンゲキくんと同じなので前回作った保温付きのダクトがそのまま使えます。
排熱ダクトの表面は5度ほど温度が下がっていますね。
スマホアプリで騒音も測ってみました。
本体から1mくらいで52dB前後です。静かな場所が30数dBなので大きめな音ですが、風の音なので何とか大丈夫です。
冷風ダクトを外して使うことも可能ですが72dBと音がかなり大きくなります(^^;
この後ACアダプターを外してバッテリーユニットだけで停止するまで冷風運転をしてみました。
4時間ほど冷風運転が出来ました。その後のフル充電も3時間半ほどで完了でした。
車のサブバッテリーから充電しながら使えばもっと長時間の冷風運転が出来ますね。
サブバッテリーの消耗もあまり気にせず使えそうです(^^)
軽キャンパーに載せてみます
カンゲキくんより短くなったので、置き場所は助手席の足元にする予定でした。
寝る時に頭から少しでも離すことで音対策にもなりますし、排熱ダクトも冷風ダクトも伸ばし易いですね。
しかし残念ながら助手席足元スペースが狭くダクトをつけると置けませんでした(^^;
結局上に置いて使ってみました。
窓に取り付けるパネルは前回自作したモノがそのまま使えます(^^)
サンバイザーも大きいのに変えてあるので少々の雨でも大丈夫ですね。
車全体を冷やす冷房能力はありませんが、身体に冷風を浴びるだけでもかなり快適に過ごせます(^^)
扇風機を冷風ダクトの前に置いて首振りで運転すると丁度いいですね。
サーモカメラでも写してみました。車内が25度くらいの時に22度くらいの冷風ですね。
すごく冷やされてはいませんが、これくらいの冷風にあたるだけで快適です。
音もカンゲキくんより静かで、冷風ダクトで好きなところに風向きを調整できるのもいいですね。
なんとか車の床に置いたままダクトだけ伸ばして使える場所を探したいですね。
まとめ
軽キャンパーで快適に過ごすために工夫したり、気になる新しいグッズを手に入れてみました。
いかがだったでしょうか。良ければ参考にしてみてくださいね(^^)
また何か新しいグッズを使ったら公開しますね。