軽キャンパーで行くヒロッピーの気ままなダム旅etc

軽キャンパーでダム旅や車中泊キャンプなどをしているヒロッピ~のブログです。旅先で味わったB級グルメや総菜、地酒、その日のハプニングや感動したことなどを日々ご紹介出来ればいいですね。ダム旅etcを快適に楽しむためネット通販で集めたこだわりギアや工夫改善などもご紹介しています。

軽キャンパーの運転席シートに自作テーブルを付けました!(2021年11月2日)

f:id:damtraveller:20211102224403j:plain

はじめに

 軽キャンパー製作時に注文した前側のテーブルは車中泊の時など邪魔になるので外して後ろ側のテーブルだけを使っていました(^^;

f:id:damtraveller:20211027153339j:plain

f:id:damtraveller:20211027153357j:plain

 逆L字型のポールを床の金物に立ててテーブルを受けるようになっており、ある程度好きな位置に設定できます。

 しかしベッドボード展開時や寝る時に邪魔になるのです(^^;

f:id:damtraveller:20211027153417j:plain

 ポールごと毎回外したり付けたりするのも面倒です(^^;

 なので以前のレヴォーグのようにシートバックに取り付けるテーブルを自作してみることにしました。

 ※写真はレヴォーグにつけていたテーブルです。

f:id:damtraveller:20200209155648j:plain

f:id:damtraveller:20200208185347j:plain

 レヴォーグで使っていた自作テーブルの記事は以下です。

テーブル製作の材料を集めます

 レヴォーグの時のようにメラミン化粧板をオーダーすると大掛かりになるので、ホームセンターで簡単に手に入る市販の材料で作るようにします(^^)

 テーブルにする板は300ミリ×900ミリのハードカラーボードです。

 軽くするため厚み9ミリにしました。

 メラミン樹脂コート加工がされているので塗装しなくて済みますし熱にも強いですね。

 このボード1枚から作ってみます。

f:id:damtraveller:20211031223921j:plain

 テーブルをつなぐための丁番です。

f:id:damtraveller:20211031224135j:plain

f:id:damtraveller:20211031224144j:plain

 棚を支えるタスキステーです。

f:id:damtraveller:20211101204053j:plain

 このままではうまく取り付かないので、片方のネジ止め部を曲げて使います。

 写真左のタスキステー下部取り付け部を写真右のように曲げました。

f:id:damtraveller:20211101204222j:plain

 ハードカラーボードの切断面に貼るエッジテープです。

f:id:damtraveller:20211031224251j:plain

 ボードの厚みが9ミリと薄いので突き抜けないよう短めの使えそうなネジを入手しておきました。

 ※10ミリのネジはやはり少し長く裏側に少し出っ張りました。

f:id:damtraveller:20211031224539j:plain

 テーブルになる部分の周りにクッション材を取り付けます。

 クッション材を貼り付ける両面テープや接着剤も入手しておきました。

f:id:damtraveller:20211031224646j:plain

 テーブルの上側を運転席に固定するために使う300ミリの長さの金物です。

f:id:damtraveller:20211031224809j:plain

 レカロシートの下部フレームに引っかけてテーブルを固定するために使ってみる金物です。

f:id:damtraveller:20211031225003j:plain

テーブル製作を開始です

 作りたいモノをイメージしシートに合わせてスチレンボードで型を作ります。

f:id:damtraveller:20211031230135j:plain

 ボードをカットしていきます。

 今回直角に切断したいのでジグソーを手に入れてみました。

 この程度の直線カットだけならボードを買ったホームセンターでカットしてもらった方がリーズナブルで早かったのですが(^^;

f:id:damtraveller:20211031230234j:plain

 ジグソーに慣れないので斜めのカットはノコギリを使いました(笑)

f:id:damtraveller:20211031230458j:plain

 角を丸くサンドペーパーで削る時も直角にしたいですね。

 何か良い方法がないか探していたら板を直角に組み合わせてローラーをつけて、側面にサンドペーパーをつける方法がありました(^^)

 板で作るのが面倒なので以前手に入れたサンドペーパー掛け工具に直接ローラーをつけてみました(笑)

f:id:damtraveller:20211031230853j:plain

f:id:damtraveller:20211031230905j:plain

 平らな所でローラーで転がすようにすれば直角にサンドペーパーがかけられます(^^)

f:id:damtraveller:20211031230923j:plain

 丁番を止めるネジの頭同士がぶつかることに気付きました(^^;

 これでは丁番の先が開くのでテーブルを折りたたんだ時に先が開いてしまいます。

f:id:damtraveller:20211031231117j:plain

 近くのホームセンターで超低頭のネジを手に入れてきました(^^)

f:id:damtraveller:20211031231119j:plain

 今度は先が狭くなったので大丈夫そうです。

f:id:damtraveller:20211031231121j:plain

 丁番の厚みに加えてワッシャーをつけましたが、ボードの厚みが9ミリなので10ミリのネジでは少し長く反対側のメラミンコートが盛り上がり割れてしまいました(^^;

f:id:damtraveller:20211031231431j:plain

 なので目かくしを貼っておきました(笑)

f:id:damtraveller:20211031231441j:plain

f:id:damtraveller:20211031231444j:plain

 ドリルで先穴を開けておいてボードが割れるのを防いでいます。

 強度アップと緩み止めを兼ねてネジに木工ボンドを塗ってから締め付けています。

 写真左側の丁番はシートの背もたれがこの位置で曲がっているのに合わせるためです。

 写真右側の丁番から右側がテーブル部分です。

f:id:damtraveller:20211031231724j:plain

 切断面にエッジテープを貼ります。

f:id:damtraveller:20211031232047j:plain

 シートに固定するためのパーツを作ります。

 結束ベルトのD環部分をカットしコの字型金物とフラットな金物で挟むようにネジ止めします。

f:id:damtraveller:20211101204557j:plain

 コの字の金物はレカロシート下部のフレームに引っかけますので生地が傷つきにくいようにクッションテープを貼りました。

f:id:damtraveller:20211101204733j:plain

 結束ベルトをテーブルに引っかける所を作ります。

 金物をペンチで曲げて結束ベルトを通せるよう浮かせるようにしています。

f:id:damtraveller:20211101204937j:plain

 今度は裏にネジの先が抜けないように長さ8ミリのネジを手に入れてきました(笑)

f:id:damtraveller:20211101205031j:plain

 結束バンドで作ったテーブル固定用ベルトを取り付けてみます。

f:id:damtraveller:20211101205236j:plain

 テーブルを運転席上部に固定出来るよう金物を曲げました。

 黒い塗装を傷つけないようにペンチにキッチンペーパーをはさみました。

f:id:damtraveller:20211031225821j:plain

 レカロシートの4点式シートベルトを通す穴に金物を通してボルト止めします。

f:id:damtraveller:20211101205402j:plain

 テーブル部分を水平に取り付けるために仮固定です。

 シートの背もたれが曲がる位置にうまく丁番が来ています(^^) 

f:id:damtraveller:20211101205850j:plain

 レカロシート下部のフレームにコの字型金物を引っかけてテーブルを結束バンドで引っ張り固定しています。

 結構しっかり固定出来ています(^^)

f:id:damtraveller:20211101205428j:plain

 シートを前に倒して使うため背もたれが斜めで、テーブル取り付け部とテーブル面を90度に取り付けることが出来ません。

 スマホの分度器で角度を調べたら118.5度でした。

 仮固定を外し部屋に戻ってスチレンボードで118.5度を作りテーブルを当ててタスキステーを取り付けて行きます。

f:id:damtraveller:20211101210425j:plain

 折りたたんだ時にボードの厚みの範囲に収まり、開くと118.5度になる位置を見つけるのに手間取りました(^^;

 何度も養生テープで仮止めしては固定位置を決めていきました。

 ネジもそのまま側面にねじ込むと厚み9ミリのボードが割れるのでドリルで下穴を開けてから、25ミリの長いタッピングネジに木工ボンドを付けて慎重にねじ込みました。

 電動ドライバーを使うと作業がはかどりますね(^^)

f:id:damtraveller:20211101210537j:plain

 専用の両面テープでクッション材をテーブルに貼りつけていきます。

f:id:damtraveller:20211101211231j:plain

f:id:damtraveller:20211101211251j:plain

 タスキステーの所はカットして貼り付けました(^^)

f:id:damtraveller:20211101211321j:plain

 ※テーブルの角を引っ張り気味にしてクッション材を馴染ませたのでしばらくすると剥がれてしまいました(^^;

 なので専用接着剤で貼り付け直しました。

f:id:damtraveller:20211103162803j:plain

 使わない時に跳ね上げて止めておくマジックテープや結束バンドを取り付けます。

 テーブル部裏にマジックテープを貼り付けました。

f:id:damtraveller:20211101211525j:plain

 結束バンドをカットして流用しネジで止めました。

f:id:damtraveller:20211101211529j:plain

 これでテーブルを跳ね上げた時に簡単に固定出来ますね(^^)

f:id:damtraveller:20211101211541j:plain

テーブルを取り付けます

 どんな感じになるかレカロシートにテーブルを取り付けてみます。

f:id:damtraveller:20211102222312j:plain

f:id:damtraveller:20211102222522j:plain

 見た目は良かったのですが、テーブルを押してみると前が下がったり、フワフワする感じで安定感がありません(^^;

 これでは安心してモノを置いて使えません。

 シートの背もたれにつけた板をもっと長くして途中にテーブルをつければ大丈夫だったかもしれませんね(^^;

 材料のケチり過ぎかも(笑)

 下から支えてしっかり固定出来るように何か考えましょう。

f:id:damtraveller:20211102222557j:plain

サポートなどを追加して完成です(^^)

 シートのフレームから支えるとしっかり固定出来そうですが、どうやって支えるか色々考えました。

 最終的に以前使っていた棚を固定する折りたたみ金物を利用することにしました。

 シートのフレームに当たる所はクッション材を付けます。

f:id:damtraveller:20211102223257j:plain

 最初よりかなりしっかりテーブルが固定されました(^^)

f:id:damtraveller:20211102231733j:plain

 ベッドボード展開時などに邪魔にならないようレヴォーグの時より少し小さくしています。

 テーブルを小さくしたことやドリンクを置いたまま運転する事も無いのでカップホルダーは取付ませんでした。

f:id:damtraveller:20211102224403j:plain

 折り畳んだ状態です。概ねシートの幅に納まっています。

 この高さならバックの時に私の視界には障害になりません。

f:id:damtraveller:20211102225211j:plain

 運転中にサポートの金具が振動で開いてこないようにマジックテープをつけました。

f:id:damtraveller:20211103160613j:plain

 使用中に膝などが下から当たってテーブルが上に折りたたまれ置いたモノが落ちたりしないように、折りたたみ金物を結束バンドを止めるようにして完成です(^^)

f:id:damtraveller:20211103164326j:plain

 はがしやすいように結束ベルトの先を折り曲げて接着剤で止めました。

f:id:damtraveller:20211103164354j:plain

 シート生地にうまく貼り付きました(笑)

f:id:damtraveller:20211103160744j:plain

まとめ

 車中泊の旅では後部座席で軽い食事をしたりパソコンを使いたかったのですが、今回テーブルを取り付けたことで可能になり便利になりました(^^)

 何か不具合を感じると工夫してみたくなります(^^)

 軽キャンパーにはそんな自分で工夫していく楽しみ方もありますね。

 また何か工夫をしたら記事を公開しますね。