- はじめに
- 適合するLEDバルブを探します
- 選んだLEDバルブです
- 純正バルブの光軸の位置を印しておきます
- フロントバンパー取り外しに苦戦です
- やっとヘッドライトユニットが外せます(笑)
- ロービームのバルブ交換です
- ハイビームのバルブ交換です
- ポジションのバルブ交換です
- 光軸が合っているか点灯確認です
- LEDランプを点灯してみました
- 後日デイライト取り付け時に取付調整してみました
- まとめ
- 光軸調整をしに行きました(4月26日)
はじめに
レヴォーグからエブリイワゴンベース(DA17W)の軽キャンパーに乗り換えてから視力低下もあるのでしょうが夜間運転時にヘッドライトが暗いなと感じていました(^^;
エブリイワゴンのロービームはHIDバルブなのでハロゲンバルブよりは明るいようですが、レヴォーグのLEDバルブの方が光る色も白くて視認性が高かったようです。
車のヘッドライトも少しずつLEDバルブが主流になってきている感じですね。
時々対向車が真っ白く光りの明るいヘッドライトの時がありますよね。今の流行りはハロゲンバルブなどを交換してLED化して明るくするようです(^^)
稀に光軸調整がされていなくてハイビームのように眩しいこともありますが(^^;
今回はエブリイのヘッドライトをLEDバルブに交換した記事をご紹介します。
適合するLEDバルブを探します
軽キャンパーのベース車エブリイワゴン(DA17W)PZターボスペシャルのヘッドライトユニットには以下4つのバルブがついています。
バルブ型式/電圧/消費電力
・ロービーム HID(D4R)/42V/35W
・ハイビーム H1/12V/55W
・ポジション T10/12V/5W
・ウインカー(フロント)S25ピン角違い/12V/21Wアンバー
出典:日星工業(株)WEBより
バルブ選びで苦労したのはロービームとハイビームです。
ロービームは純正でHIDバルブのためLEDバルブにコンバート出来るD4Rの形式とします。間違ってH4形式だと当然取付けが出来ません(^^;
狭いスペースにHIDバルブのハーネス部分が収納できる大きさでないと取り付きません。
LEDバルブの口金が外れる製品でないと固定がうまく出来ません。
ハイビームもLEDバルブの口金が外れる製品でないと固定がうまく出来ません。
またハイ・ロー兼用のバルブの車が多いようでハイビーム用のH1規格のLEDバルブの選択肢は少ないようです。
みんカラなどで数少ない取付記事を参考にしやっとロービームとハイビームのLEDバルブが決まりました(^^)
ポジションは車種形式で探せば簡単に見つかりました。
明るいのを選びました。
選んだLEDバルブです
バルブの条件は純正ランプ消費電力以下、発光色6500Kに揃えることとし、以下を選びました。
ロービーム:SUPAREE 車検対応 d4s d4r ledヘッドライト 6500K 16000lm 35W 純正交換用 LED化 バルブ 加工不要
口金を引き抜いてヘッドユニットに先に取付けし、LEDバルブを挿入することで取付が出来ます。
2本の赤いゴムリングで固定されます。
ハイビーム:Feison H1 LED ヘッドライト100W (50W*2) ホワイト (6500K) 25000LM (12500LM*2) 超高輝度 車検対応 ハイパワー キャンセラー内蔵 DC10~30V車用
注文時点ではこの口金が外れるかよくわからず、商品が届いてから引っ張っても最初は抜けず取付け出来ないかと思いましたが、強く引くと外れました(^^)
口金が外れないとヒートシンクが大きくて固定バネが当たり、固定出来なくなるため選ぶ時の重要ポイントですね。
ポジション:エブリイワゴン [DA17W]対応ポジションランプ LED T10 凌駕-RYOGA- 400lm ポジションランプ用 ホワイト 6500K
このままソケットに差し替えれば取付出来ます。
ウインカー:以前交換したモノですが参考に書きますね。
エブリイワゴン [DA17W] 対応フロントウインカー S25ピン角違い [BAU15s] 抵抗内蔵LEDバルブ 爆-BAKU- 650lm ウインカー用LEDバルブ ファン付き 純正同等サイズ
右は純正バルブではなくステルス対応で銀色の表面の白熱電球です。
純正バルブの光軸の位置を印しておきます
LEDバルブに交換した後に照射範囲がずれることがあるため、基準となる光軸を純正バルブで点灯させて印をしておきます。
夜、白い壁に向けてやれば簡単なのですが日中で丁度良い壁が無いので以前使った写真撮影背景用の布を張っています(笑)
しかし天気が良く明るくてはっきりと光のラインが見えずそれらしい所に印をしました(^^;
左上に斜めに伸びる光のラインがわかりません。
後から考えれば裏の白色の布の方が良く見えたかもしれませんね。
フロントバンパー取り外しに苦戦です
バルブ交換のためヘッドライトユニットを外したいのですがバンパーを取り外さないとヘッドライトユニット下側のネジに到達出来ません。
一度長野に居た時に外しているのですが忘れていました(^^;
純正バンパーを取り外しアウトクラスカーズ社のバンパーにカスタマイズしています。(今は別の形のバンパー販売に変わっているようです。)
なので純正バンパーの取り外し方と異なり、赤丸裏の狭い所にプラスネジ2本で固定されています。
ビスに到達するにはタイヤハウス内のカバーを止めているクリップ2カ所を外すのも狭く難しいです(^^;
クリップ2カ所を外しカバーを折り曲げるように奥の方に押しやります。
ネジ2か所が見えてきます。手前は錆びていますね。
横の鉄板で手に擦り傷を作りながらもなんとかネジを外そうとしますがプラスネジなのでネジ山を舐めないように緩めるのに気を遣います。
上側は外せましたが手前のサビたネジに相当苦戦しました(^^;
ネジが半分くらい抜けたあたりでバンパー側にカシメてあるナットが空回りして緩まなくなったのです。
ネジ先が錆びていたり泥がついて食い込んだのでしょうね。
シリコンスプレーを吹き付けてみたり、仕方なく狭くてはさみにくいけれどペンチ2つを使い何とかナットとネジ頭をはさみやっと外せました(^^)
反対側も同じように苦戦しました。
ハンドルを切ってタイヤを斜めにすればもう少し作業し易かったかもしれませんね。
バンパーを外すのに関係ないこのボルトも外してしまっていたので元に戻しておきました(笑)
小さなネジ片側2本づつ外すだけで相当時間がかかりました。
左がなんとかペンチではさんで回し頭が傷ついたネジです。
次回ネジの脱着で苦労しないように右側のステンレスの六角穴ボルトに交換しましす。
六角穴ボルトの脱着が簡単に出来る六角穴ボルト用のビットです。
ワッシャーの外径が12ミリを使おうとしていましたが、元のネジの頭より小さくてしっかり固定出来ません(^^)
外径16ミリのステンレスワッシャーを使うことにします。
※空回りしたカシメてあるナットを後でちょっとナッターで締め付け直そうとしたことをここに書いておきます。
ちょっとナッターのボルトを「かしめるナット」にねじ込んで大きな六角ボルトに引き付けてかしめる仕組みです。
かしめるナットが空回りしていてうまくいきません。
かしめるナットをペンチで挟んでやってみましたがやはり締め付けられません(^^;
専用の挟み込む工具でないと無理かもしれません。
諦めてかしめるナットの周りに強力接着剤を気休めに塗り、ペンチで挟んでボルトを締めました(^^;
※作業の続きの記事に戻ります。
ここまで来たら後は簡単です。バンパー左側上部のボルトを外します。
バンパー右側上部のボルトを外します。
バンパー上部のクリップを外せばバンパーの固定が外れます。
バンパーについてるフォグランプの配線は外さず下にずらした状態で次の作業は出来ます。
ちょっとナッターを使った時の写真です。
フォグランプのコネクター2つとデイライトのギボシ端子2つを外すとバンパーが独立します。
デイライトが点灯しているのか全くわからないのが残念ですが(^^;
やっとヘッドライトユニットが外せます(笑)
ヘッドライトユニットの中間のボルトを外します。
ヘッドライトユニットの下側側面のボルトを外します。
ヘッドライトユニットの上側のボルトを外します。
最後に脱落防止のクリップを外すとヘッドライトユニットが外れます。
ヘッドライトユニットが傷つかないように下に布を敷いています。
ロービームのバルブ交換です
運転席側からやってみます。
防水キャップを左にひねって外すとHIDバルブのハーネスが見えてきます。
ハーネスを左にひねると簡単に外れてHIDバルブの端子が見えてきます。
HIDバルブを抑えているプラスチックのパーツを左に回すとボルトより少し大きい穴になっていて外れますが、狭くて結構回すのに力が入ります(^^;
ディーラーなどでは簡単に回せる工具などがあるのでしょうね。
自分で作業するとちょっとしたことでつまずいたり時間がかかりますが、出来た時の達成感もあり苦労も楽しい時間かもしれませんね(笑)
抑えるパーツが外れるとHIDバルブがフリーになり指でつまんで簡単に外せます。
交換したLEDバルブでは車検に通らないなどとなった時のために、念のため純正HIDバルブは保管しておきます。
LEDバルブのHIDハーネスに差し込み右に少し回すとロックされます。
丁度入るように切り欠きがあるので合わせて差し込みます。
LEDバルブの口金を外します。
口金にも切り欠きがあり合せて置きます。
バルブ固定パーツで固定します。
外す時もハメる時もひねるのに力が必要です(^^;
ハーネスとソケットが大きく他の方が入れていた位置になかなか入りません(^^;
写真右下に入りそうなのですが電線固定パーツが飛び出ていて当たります。
電線にテーピングをして思い切って電線固定パーツを外しました。
何とか狭いスペースに入りました(^^)
走行中にハーネスとソケット部分がカタカタしそうなのでクッション材を付けておきました。
口金にLEDバルブを挿入すれば取付完了ですが何だか緩んでカタカタします(^^;
口金が少し薄くてしっかりバルブ固定パーツで固定出来ていません(^^;
口金に少し厚みのあるテープを貼ることにしました。
今度はしっかりと口金が固定されましたが、バルブ固定パーツをひねって固定するのにもっと力が必要になり苦労しました(^^;
何とか運転席側の取付完了です(^^)
取付要領がわかったので助手席側も同様に出来るかと思ったら各パーツが左右対称ではなく、助手席側は助手席側の取り付けを考えることになりました(^^;
バルブ固定パーツも運転席側と同じ角度で設置されています。
写真右下に入れることにしますが運転席側と違いここには電線固定パーツがついていないので邪魔モノがいません(笑)
バルブ固定パーツに当たって入りにくいので今回はバルブ固定パーツを外して作業してみることにしました。
この方が入れ易く先にがたつき防止でクッション材を貼っておきました。
以下のようにすると比較的簡単に入りました。
この角度で奥に入れていきます。
この位置にしてバルブ固定パーツを取付けます。
ハーネスにもクッション材を貼っています。
ひねるのに力がいりますがバルブ固定パーツをきちんと固定しLEDバルブを挿入すると取付完了です。
LEDバルブはケーブルが出ている方を写真上側に真っすぐ付けて、LEDチップが付く金物が縦長の位置になるように挿入しています。
試しに横向きにしてみたらなんだか明るさが減るような感じです。
ヘッドライトの反射板が光の上側をカットして横に広がるようになっているからなのでしょうね。
運転席側より助手席側の方が付けやすかったですね(^^)
ただし、しくじりました(^^;
全てのバルブを取り付けた後にヘッドライトユニットを固定していたら防水カバーがあります!!
助手席側のロービーム用の防水キャップを取付け忘れていました(笑)
再度ヘッドライトユニットを外して取付けました(^^;
バンパーまで取り付けた後で無くて良かったという事にしましょう(^^)
ハイビームのバルブ交換です
次はハイビームのバルブ交換をしてみます。
防水キャップを左に回して外すと純正バルブを止めているバネとコネクタが見えてきます。
コネクタとマイナス端子それぞれまっすぐ引っ張ると簡単に外せます。
最初バルブを固定しているバネの外し方がわかりませんでしたが、写真右側のくの字型になっている所を指で押して写真下側にずらせば簡単に外せるようになっていました。
バルブもすぐに外れます。
外したハイビームのハロゲンバルブも念のため保管しておきます。
LEDバルブの口金を外します。
この口金が外れないとバネとヒートシンクが当たって取り付きません(^^;
口金がD字型になっていてハマる向きに合わせます。
バネのくの字型の所を指で押して写真上側にずらして指を離すと固定されます。
口金の径がわずかに純正バルブより小さいのでバネをきちんと口金にあてて固定するようにします。
コネクタとアース端子を差し込んで接続します。
少し充電部が露出しています。
念のため絶縁テープを巻いておきました。
黒い小さな箱部分がデジタルドライバです。
がたつき防止のためクッション材を貼っておきました。
コネクタ部分にもクッション材を巻いておきました。
商品を注文した時にデジタルドライバがついているのが良くわからず中に入るか心配でしたが、ハイビームの方は比較的簡単にうまく入りました(^^)
口金にLEDバルブを挿入すると取付完了です。キレイに納まりました(^^)
ケーブルを写真上側にしているのでハイビームのLEDバルブも縦長に取りつけています。
ハイビームの防水キャップにはTOPの文字があるので取付角度を間違うことはないですね。
切り欠きに合わせてハメて右に少し回せばロックです。
ポジションのバルブ交換です
今度は簡単なポジションバルブの交換です。と言いながら最初は手間取ります(笑)
コネクタのロックを指で押して引くと外れます。
どいうやってバルブを外すのかちょっと迷いましたがソケットを指でつかんで左に回すとバルブが挿入されたソケットが外れました。
良く考えるとコネクタとソケットは外さなくても、コネクタごと右に回せば外れます(笑)
バルブを指で持って引き抜けば外れます。
外したポジションバルブも念のため保管しておきます。
ソケットにLEDバルブを挿入します。少しきついですね。
コネクタごとバルブを差し込んで右に回すと取付け完了です。
試しにライトのスイッチを入れてみると冷却ファンが回る小さな音がしますが、車内には聞えません。
光軸が合っているか点灯確認です
ライトを点灯し最初に印していた純正バルブの光軸の位置からずれていないか確認します。
ロービーム点灯状態です。
純正ランプの印が怪しいので光軸が合っているか微妙です(^^)
一応白いテープよりは下ですね。
純正と違いやはりLEDの光は強烈ですね(^^)
ハイビーム点灯状態です。
白いテープより上にかなり明るく広範囲に光が当たっていますね。
高速道路などで視認性が上がりそうですね。
正確に光軸が合っているかはわかりませんが対向車には迷惑がかからなさそうなので、後は外した時の逆に元通りに取り付けていきます。
ボルトに緩み止め剤を塗ってヘッドライトユニットを固定しました。
タイヤハウス内のカバーを止めるクリップが痛んだのでスズキ車に合う新しいクリップに交換しておきました。
LEDランプを点灯してみました
デイライト点灯です。(イカリングのデイライト交換後の写真です。)
ポジション、ファグ、デイライトの点灯です。
デイライトを消して、ポジション、フォグの点灯です。
ロービーム、ポジション、ファグ、デイライトの点灯です。
ハイビームは写せていません(^^;
夜暗くなって点灯させてみました。
純正HIDロービーム+ポジション点灯時です。
LEDロービーム+LEDポジション点灯時です。
発光色も合っていて白い強烈な明かりになっています。
純正HIDロービーム+ポジション点灯時です。
LEDロービーム+LEDポジション点灯時です。
白い明るい光が遠くまで届いていますね。
光が駐車中の車のボンネットから上には当たっていませんが、左の建物で明暗ラインを見ると純正バルブより上向きなので少し下げた方が良さそうですね(^^;
純正ハロゲンハイビーム点灯時です。
LEDハイビーム点灯時です。
遠くまで明るい光が到達してはっきり見えますね。
右の建物の壁が真っ白に見えていますね。
後日デイライト取り付け時に取付調整してみました
デイライト取り付け時にバンパーやヘッドライトユニットを外したついでにLEDバルブが縦に真っすぐ取り付くように調整してみました。
ハイビームです。
ロービームです。
レンズの外から縦に真っすぐついているかを見ては.LEDバルブを少し回して微調整してみました。
気になることをみつけるとついやっておきたくなります(笑)
まとめ
昨年長野に居るときにウインカーランプをLED化していたので、ヘッドライト周りは全てLED化が完了しました(^^)
暗くなるとモノが見えにくくなる年代ですので、夜間に少しでも明るくして運転出来るのは安心ですね。
対向車が眩しく無い範囲をなんとか照らしているようですが、近いうちに受ける法定1年点検時に併せてディーラーでオートレベライザーの初期化を依頼した方が良さそうですね(^^)
ちなみにレヴォーグの時は純正LEDランプでしたが、LEDランプは光の境がくっきりしていてその先は良く見えない傾向があり、ディーラーで車検対応ギリギリまで光軸を上げる調整してもらっていました。
また何か改善や工夫をしたり新しいアイテムを使ったら記事を公開しますね。
※ロービームとハイビームは車種ごとの詳しい取付説明書は無く自己責任のもと試行錯誤して取り付けております。
当ブログを参考にし交換された場合に車検に適合しない可能性もあり、当方では責任を負いかねますので自己責任のもと参考としてください。
光軸調整をしに行きました(4月26日)
対向車が眩しくないかわからず夜間運転を控えていましたが、近所の某車検店で光軸調整をしていただくことにしました。
しかし・・・きっちりと光軸調整出来ないことがわかりました(^^;
純正のHIDバルブの光る位置とLEDバルブは全く一緒ではなく、エブリイのようにリフレクターで光を反射させるタイプのヘッドライトは光軸がきちんとは合わないようです。
プロジェクタータイプなら光軸は合うようです。
普通ならば明暗の差がくっきりと出るのですが、光のカットラインより上側にボヤ~っと光が出るようです。特に左側が上を向いていたようです。
対向車に迷惑にならないように下げていただいたので、本来一番明るいスポットが手前になったようです。
純正のHIDバルブに戻さないと車検は難しいかもしれませんね。
車外品のLEDランプのヘッドライトユニットに交換する手もありますが、せっかく自分で全てLEDバルブに交換したのでこのまま暫くは乗ることにしましょう。
せっかくの機会なので光軸調整をどこで行うのか教えていただきました。
赤い印の白いネジを回すとヘッドライトが上下に動き、緑の印の白いネジを回すとヘッドライトが左右に動くそうです。