- はじめに
- チューブラータイヤを貼付け直しました
- シーラント(パンク防止剤)を補充します
- チューブラータイヤを注文しました
- ペダルのグリス交換をしました
- ワイヤーやチェーンなど可動部にオイルを塗りました
- フレームを磨きました
- サイクルコンピューターなどの充電や電池交換をします
- まとめ
はじめに
このロードバイクは10年程前にコルナゴM10のフレームやパーツを海外通販で集めて組んだロードバイクです。
その後パーツを時々取り換えてきました。
この所軽キャンパーで色々遊んでいたので2年ほどこのロードバイクは乗らずバイクスタンドに掛けたままにしていました(^^;
スノーボードシーズンが終わった後のサイクリングのスタートは毎年3月末に開催されていた無料イベント「しまなみ縦走」でした。
コロナの影響で今年も「しまなみ縦走」は中止になりサイクリングの出鼻をくじかれた感じです(笑)
今回は久しぶりにロードバイクにも乗ってみたくなり整備をしてみた記事を公開しますね(^^)
チューブラータイヤを貼付け直しました
リムとチューブラータイヤは専用接着テープで貼付けています。
接着テープの寿命は1年程度とか。
2年以上は貼り付けたままなので万が一外れると大変です。
タイヤはあまり摩耗しておらずゴムの劣化も大丈夫そうなので、専用接着テープのみ交換して貼付け直します。
バルブを固定しているネジを外します。
プラスチックのキャップやゴムリングは劣化して割れています。
ホームセンターの水道コーナーで丁度良い大きさのゴムリングを手に入れてきました。
耐候性がありませんが安価なので良しとしています(^^)
バルブの反対側から、リムとチューブラータイヤの隙間にプラスチックのパーツ外しを差し込んで接着テープを剥がしていきます。
リムからタイヤがずれるくらいまで剥がせたら、手でつかんで引っぱって外していきます。
リムからタイヤが全部剥がれたらバルブの所を引き出します。
リムに残っている接着テープを指で丸めていくようにして剥がします。
タイヤ側に残った接着テープも同じように剥がしていきます。
良く着いていてこの作業が地味に大変ですね(^^;
接着テープが黒い団子のように剥がれました(笑)
パーツクリーナーでリムの汚れや接着テープのカスを取っています。
専用接着テープでチューブラータイヤとリムを接着します。
昔はリムセメントという接着剤をリムに塗ってからタイヤをハメていたので、手やタイヤの側面にリムセメントが付いて取付けが難しかったです(^^;
以前専用接着テープを手に入れた時には5mの長さでしたが今は2.5mで販売されています。
以前よりコンパクトに巻いてありサイクリング時に携帯しやすく途中でパンクしたらタイヤの交換がし易くなっています(^^)
最近は軽キャンパーで両面テープを良く使っていましたが、それに比べて専用接着テープはかなり薄いです。
バルブ穴の所から出来るだけリムの真ん中に貼っていきます。
バルブの穴まで1周貼ってきたらカットし、接着テープの剥離紙の上から指で押し付けてリムに良く接着させていきます。
接着テープの透明な剥離紙を端から少し剥がして折り返しておきます。
50ミリのディープリムなのでバルブエクステンションを付けてバルブを伸ばしています。
バルブエクステンションをねじ込んでいる所から空気漏れしないように白いシールテープを巻いてからねじ込んでいます。
バルブを穴に差し込みます。
バルブ側を下にして足で床に押し付けるように踏んで、リムの両側のタイヤを持って少しずつ引き上げるようにしてリムにハメます。
長くつけていたタイヤなので伸びていてハメやすいです。
新品なら結構力の要る作業です(^^;
タイヤがハマったら、ゴムリング、固定ネジをつけます。
締め過ぎない程度に固定ネジを締めておきます。
フレンチバルブなので空気が入るようにバルブの先の小さなネジを緩めておきます。
タイヤが張る位に軽く空気を入れておきます。
タイヤが横にねじれていればここでタイヤを回しながら芯を出していきます。
このタイヤは長くつけていたので特に修正はありませんでした。
タイヤの芯が出たら透明な剥離紙を指で引っ張り少しずつ剥がしてくっつけていきます。
全部はがしたら空気を通常使う量まで入れます。
人の体重で差があるようですがいつもはフロント7.2Bar、リア7.5Bar程度にしています。
空気を入れ終わったら先の小さなネジを締めて空気が漏れないようにします。
割れていないキャップに交換しました。
チューブラータイヤの貼付け直しは完了です(^^)
今はディスクブレーキが主流になり使ってみたいですが、ホイールもフレームも専用なので、出費が大きく当面止めておきます(^^;
使っているのはカンパニョーロのスプロケット用のチューブラータイヤ用ディープリムです。
シーラント(パンク防止剤)を補充します
パンク防止のため新品のタイヤを付けた時にシーラントを入れています。
小さな穴は走っているうちに、穴から少しずつシーラントが漏れてきて穴を塞いでくれます。
チューブラータイヤは中のチューブを簡単に取り出してパンク修理が出来ないのでシーラントとの相性がいいですね(^^)
2年ほど乗っていなかったので、やはり念のため20CCほど補充しておくことにしました。
使っているのはNOTUBESのタイヤシーラントと注入器です。
エクステンションが緩まないようにペーパータオルを入れてプライヤーで挟み、バルブコアを小さな工具でねじって取り外します。
バルブコアが外れました。
入れたシーラントが出てこないようにリムを回してバルブの位置が横の方になるようにしています。
注入器の中にシーラントを入れます。
注入器の先のフタをねじって外し、エクステンションの先にねじ込みました。
ねじ込む時は注入器の方を下にして中のシーラントが出ないようにしています。
きちんと先をねじ込んだら注入器のポンプを最後までゆっくり押していくとタイヤのチューブの中にシーラントが入ります。
シーラントを入れたら注入器の先をねじって外します。
バルブコアをねじってハメます。
写真がありませんがこの時もエクステンションをプライヤーで挟んでいます。
空気を入れてバルブコアの小さなネジを締めてキャップをすれば完了なのですが・・・。
後でみつけてしまいました・・・前輪のタイヤの一部が劣化のためかわずかにゴムがひび割れているのを(^^;
前輪が万が一バーストしたら事故につながります(^^;
タイヤ貼替え作業が無駄になり出費も痛いのですが、ここは安全第一で前後とも新しいタイヤに後日交換してから乗ることにします。
後輪側はこのようなひび割れが無いので、パンクしてしまった時の予備タイヤにします(^^)
タイヤ交換の練習が出来て良かったと思うことにしましょう(笑)
チューブラータイヤを注文しました
これまで色々なメーカーの23Cや25Cサイズを使ってきました。
ラテックス製チューブはしなやかでパンクしにくいと言われているようですが、自然に空気が抜けていき1日経てば空気圧が変わってしまいます(^^;
今はあえて空気漏れが少ないブチル製チューブのタイヤを探しヴィットリア RUBINO PRO 25Cサイズのチューブラータイヤを使っています。
ラテックスより乗り心地が固い感じがしますが空気入れの労力が軽減されます(^^)
295gと少し重めですがサイクリングでの使用ならば十分でしょう(笑)
同サイズのクリンチャー用タイヤが250gと軽いですがチューブの重さが加わるのでチューブラータイヤの方が合計では軽く乗り心地もいいですね(^^)
1本丸いまま大きな段ボール箱で届いたこともありますが今回は比較的小さな箱でした(^^)
長い期間折り曲げたままではないのでこれで十分です。
昔のリムのように円形の断面ではなく中心が窪んだ形状にタイヤの出っ張りがハマるのでタイヤの芯出しもあまり気にせず取付し易いですね。
専用両面テープをはらずにタイヤを付けて空気圧を上げて1日置いておきました。
タイヤが少し伸びて脱着し易くなります。
それから専用両面テープで貼り付けました。
回転方向を示す→がタイヤに見当たらないので、回転方向の指定がないようです。
ロードバイクの右側にタイヤのラベルが見えるように前後とも取り付けました。
適正空気圧が8-12Barと表示されているので今までのフロント7.2Bar、リア7.5Barから1Bar高い空気圧で試してみます。
ペダルのグリス交換をしました
SPEEDPLAY ZEROのビンディングペダルを使っています。
小型軽量でペダルの両面どちらでもビンディングがハマるので使い易く気に入っています(^^)
グリスを入れるには横の小さなネジをまず外します。
FINISH LINEのグリスを使っていますが、今は新しい製品に替わっているようです。
グリスガンにグリスのチューブをねじ込んで取り付けるようになっていますが、以前チューブが裂けたので自己融着テープを巻いています(^^;
グリスガンの先をペダルの穴に強く押し当ててポンプ部分を押すと中にグリスが入っていきます。
穴の所からグリスが吹出し易いのでペーパータオルで抑えて入れました。
ペダルの反対側から軸の周りに汚れたグリスが出てきてキレイなグリスの色になったら注入完了です。
出てきたグリスを拭き取ります。
小さなネジを元通りに締め込み、他に付着したグリスをパーツクリーナーなどで拭き取ります。
ビンディングの金物の所にシリコンスプレーなどを吹いてグリス交換完了です。
シューズはSIDI ERGO3です。長年使ったのでかなり汚れて痛んでいますね(^^;
シューズのビンディングにもシリコンスプレーなどを吹いておきます。
歩く時などシューズのかかとが擦れて痛むのでラバーヒールをつけています。
今はERGO4になっているようですね。
ワイヤーやチェーンなど可動部にオイルを塗りました
チェーン用にはWAKO’S CHANLUBがスプレーし易く各所にも使っています。
チェーンはスプレーした後にウエスで擦って余分な油をふき取っています。
フロントディレイラーの可動部などにスプレーを吹いています。
リアディレーラーの可動部、プーリー、スプロケットなどにスプレーを吹いています。
ブレーキの可動部にもスプレーしています。ブレーキレバーやシフターも同様にスプレーしました。
フレームを磨きました
新車の時はショップで自転車用のボディーコーティングをフレームに施していました。
その後は車用のコーティング剤を使っています。
スプレーし柔らかい布で磨けばピカピカになります(^^)
サイクルコンピューターなどの充電や電池交換をします
サイクルコンピューターも2年放っておくとさすがに充電は0でした。
充電し直すと以前の設定などは記憶されていて助かりました(^^)
この機種はもう製造中止のGARMIN Edge810Jです
後継機種は820Jのようです。
ケイデンス/スピードのセンサーはボタン電池を交換です。
コインで電池のフタを開けます。
CR2032のボタン電池が1つ入っています。
電池を交換しサイクルコンピューターと接続されるはずなのですがペダルを回してホイールを回してもリンクされず表示されません(^^;
センサーの初期化ボタンを押したりセンサーとマグネットの距離を調整などしているうちになぜかリンクされ表示が出るようになったので良しとしましょう(笑)
このセンサーはクランクの裏に付けているマグネットを感知してケイデンス(クランクの回転数)、リムのスポークに付けているマグネットを感知してスピードがサイクルコンピュータに表示されるようになっています。
赤印がマグネット、緑印がセンサーの感知部です。
心拍センサーを胸に取り付ければ心拍数もサイクルコンピューターに表示されます。
cropsのテールライトを充電します。
USB充電で小型、周囲の明るさと振動を検知して自動で点灯するオートセンサーを搭載しているので気に入ってつけています。
トンネルに入ったり出たりするたびにスイッチを入れなくてもよいのが助かります(^^)
ヘッドライトの充電です。
キャッツアイ VOLT 1700です。
とても明るく夜中に走る場合のために用意しています。
Ultra Fire XML-T6というライトですが生産中止みたいですね(^^;
基本的にはロードバイクは夜間に乗らないようにしているので、このライトをつけています。
使うのはトンネル内位でしょうか。
軽くてコンパクトで比較的明るく、先端のフードが前後出来て照射範囲を調整可能、後ろの緑ボタンを押せば点灯するので使い易く気にいってます(^^)
まとめ
ロードバイクも久しぶりに整備してみると乗るようになるまでは色々手間がかかりますね(^^;
サイクリングだけでなく整備やパーツを交換するのも自転車の楽しみ方の一つですが。
新しいタイヤに交換したら梅雨に入るまでにはしまなみ海道を走りに行ってみたいですね。
また何かしてきたら記事を公開しますね。