- はじめに
- 風量が多めで静かなファンを探しました
- チャンバーボックスの作り直しです
- 脱着し易いように配線を作ります
- ファンを取り付けます
- 早速動かしてみます
- まとめ
- これまでの改善してきた経緯の記事は以下です
はじめに
先日の「軽キャンパーの換気システムを改善しました!2」の記事では車内の天井付近にこもる熱気を強力に排気しようと風量の多いダクトファンに交換してみました。
換気能力は満足できましたが、軽キャンパーの狭い車内に設置しているので動作音が大きすぎて気になります(^^;
今回は静音性を考慮し風量の大きい換気ファンへの交換を再度交換したことをご紹介する記事です。
風量が多めで静かなファンを探しました
今回使うファンはタワー型パソコンなどの冷却に使われるケースファンです。
ネットで製品を探していたらファンの性能比較をしているサイトを見つけました(^^)
多くのファンが性能比較されていて参考になりました(^^)
ダクトファンの半分ほどですが換気風量170CFMと大きいSilverStone の140mmファン SST-FHP141を選びました。
最大風量では43.5dBとやはり音は大きめですがダクトファンよりは静かでしょう(^^;
回転数2000rpmのパワーモードと回転数1200rpmの静音モードがあります。
既に速度コントローラーを付けているので本体のモード切替スイッチを操作しなくても音と風量のバランスを考えて調整出来ます(^^)
チャンバーボックスの作り直しです
前回はチャンバーボックスとダクトファンが大きく棚の中のスペースをほとんど占めてしまいました(^^;
今回は厚み38ミリのケースファンを使うこととチャンバーボックスの奥行きを少し小さくすることでスペースを少しでも少なくなるようにしました。
強力テープで貼り付けて組み立てていきます。
ケースファンはチャンバーボックスに直接固定です。
接着剤とボルトでプラダンにファンを固定しました。
天井や棚板に触れる所には異音防止でクッション材を貼りました。
ダクトを差し込む所にもクッションテープを貼って隙間からのエア漏れ防止です。
今回はネットではなくファンガードでファンの羽に触れたりすることを防止します。
ファンガードの方が空気抵抗が少なくなりますしね(^^)
120ミリのファンのボルト位置で固定出来るので、ガードも120ミリ用にしてしくじりました(^^;
140ミリのファンに対してガードが少し小さく外周側の隙間が広く指が入ってしまい危険です。
140ミリ用のファンガードにしました。
これなら外周側も指が入りません。
脱着し易いように配線を作ります
ファン脱着時に端子台のネジを緩めたり締めたりするのが狭くて難しいので、ギボシ端子で配線を外せるようにしました。
ファンの方の配線にもギボシ端子を付けます。
事前に良く配線を確認します。
前回の換気ファンとメーカーが違うので端子への配線の色も違います。
色は違いますが端子ピンへの配線位置は前回と共通です。
ファン本体側もシールを剥がして見ると結線位置も前回のファンとは違い、左からGND電力線マイナス、PWMパルス信号通知、ファン回転数通知、+12V電力線プラスです。
なので一番左のGND電力線マイナス黒配線と一番右の12V電力線プラス黄色配線に接続します。
不要な配線を切り離し、KIV電線で延長し先にギボシ端子を付けました。
車体側の配線は前回出来ているので基本的には端子台につなぎかえるだけです(^^)
ファンを取り付けます
ダクトファンを取り付けるために棚に空けたボルト穴は、白い化粧シールを貼って目立たなくします。
チャンバーボックスは脱着を考慮し棚とマジックテープで固定します。
端子台に配線を接続し事前に作動確認です。
正常にファンは作動し回転数コントロールも出来ました(^^)
棚を元通りに取付けてファンをマジックテープで固定して作業完了です(^^)
換気ファンを塞ぐようにモノを置けませんが前よりは少しだけ棚の中が広くなりました。
棚の内側をチャンバーボックス代わりとし、棚の扉上部や電子レンジ上部の隙間から空気を吸って車外に排気する仕組みです。
早速動かしてみます
最大風量です
風速計で2.0m/sの数値が出ています(^^)
前回のダクトファンよりは小さいですがその分音が静かなので良しとしましょう(笑)
速度コントローラーで回転数を下げて最小風量です
風速計で1.3m/sの数値が出ています(^^)
まとめ
なかなか自分が納得出来るモノが作れず試作の繰り返しのような感じですが、思いついたアイデアを形にすることを楽しむ!と思うことにしましょう(笑)
前回のダクトファンは塗装やほこりが出る作業をする時に排気をするのに再利用出来そうです。
しばらく今回の換気システムで使ってみることにします(^^)
また何かしたら記事を公開しますね。