はじめに
日本のダム美の本に掲載されていて見学可能な石積みダムは全て行ったつもりでしたが、良く見てみると巻末にダムのリストがあり、本文内には紹介されていなくても行けそうなダムが数カ所以上残っていました(^^)
今回の長野方面キャンプ旅の道中で見学に寄れそうな所は行ってみることにしました(^^)
先日の兵庫県の山田池ダムの次は石川県の吉野谷ダムと尾口第一ダムです(^^)
吉野谷ダムです
ダムの下流側にある中宮橋の上からの見学になります。
石積みダムの外観が見えないなと思ったら改修工事が行われたようです。
以下ウィキペディアの記事からの引用です。
北陸電力は1999年(平成11年)10月、老朽化した吉野谷発電所の改修作業に着手した。水車発電機や水圧鉄管の取り替えにより、出力を1万3,300キロワットに増強。吉野谷ダムについてもローリングゲートを2門すべて撤去し、ゲートレスダム化した。中央と右岸にあったゲート支持部も撤去されたことで、非常にすっきりとした外観となっている。工事は2001年(平成13年)3月に完了し、同年4月に発電所の運転が再開された。
尾口第一ダムです
ダム天端の上は立ち入り禁止となっており上から見ることが出来ず道路の端からの見学になります。
ダム上流側からの様子です。
ここも改修工事が行われ建設当時の石積みの外観はありませんが、石積風の化粧が施されていますね(^^)
上流側に見えるのが三ツ又第一発電所です。
ダムの下流側に行ってみましょう。
以下はダム便覧2024の記事からの引用です。
尾口第一ダムは、石川県の手取川に北陸電力が所有する尾口発電所の取水ダムで、堤高28.4m、堤頂長42.2m、洪水吐ゲート(ラジアルゲート4門)を有する発電用ダムであり、洪水吐ゲートが約70年を経過し取替えの必要が生じたことから、平成20年6月より「ゲートレス化」の改修工事が実施された。
ダムの場所です
まとめ
吉野谷ダム&尾口第一ダムはいかがだったでしょうか。
改修工事が行われ建設当時の石積みダムの状態を見ることが出来ず残念でしたが、現地に来て実際に現状を見ることが出来て良かったです(^^)
大正時代など渓谷沿いには車の通る道路も無くダムを造るのは大変だったことでしょうね。当時の施工者の苦労が偲ばれます。
日本全国のダムには観光用に公開されずダムカードの配布が無い所やため池のような所も多くあり、全てのダムを見学した人は居ないだろうと言われる所以ですね。
また次のダム見学をしたら適宜記事を公開しますね。