軽キャンパーで行くヒロッピーの気ままなダム旅etc

軽キャンパーでダム旅や車中泊キャンプなどをしているヒロッピ~のブログです。旅先で味わったB級グルメや総菜、地酒、その日のハプニングや感動したことなどを日々ご紹介出来ればいいですね。ダム旅etcを快適に楽しむためネット通販で集めたこだわりギアや工夫改善などもご紹介しています。

軽キャンパーのベッドボードの脚を取り換えてみた!

はじめに

 先日の軽キャンパーのベッドボードとテーブルが届いていた!の記事のなかで以下のように書いています。

板で製作されている脚で座席足元スペースが狭くなります。板を止めて脚を2本に付け替えてスペースを広げ少し軽くすることも考えています。実行したら追記しますね(^^)」

 みなさん どんな方法で脚を取り換えることを考えますか?

 この記事ではベッドボードの脚を取り換えてみたことをご紹介します。

どんな方法がよいか検討です

 板状の脚を止めて2本の脚をつければ、座席足元スペースをより広く使えるのはイメージ的にはわかりますが、具体的にどんな脚を使えばよいでしょう。

 最初は手間をかけずに交換するには、既製品の折り畳み式の脚を手に入れればよいと考えネット検索しましたが、足の長さ395㎜に近い既製品がほとんどありません。

 唯一金属製で400㎜前後の長さ調整ができる製品がありましたが、1本が高価納期が8月下旬以降なので止めることにしました。

 

 また既製品の折り畳みテーブル用の簡易な脚は、短く荷重的にも人が寝るには無理そうです。

 そこで、いいモノが無いので気持ちを切り替えて脚を自作することにしました。

 折りたたみ可能にする脚の取り付け金物が、なかなかいいのが見つかりません。 

 元々軽キャンパーについているのは、重いボードを支えながらロックを外すのが難しかったです。

 そこで思いついたのが、以前レヴォーグでテーブルを自作したときに使った、折り畳み式の棚受けブラケット金物です。

 棚受けブラケット金物脚を自作することにしました。

 棚受けブラケット金物を検索してみると丁度良さそうなサイズの金物がありました(^^)

 

 早速ネット通販し翌日には届きました。

 棚受けブラケット金物が届くまでにカインズで丈夫な幅30ミリ厚み18ミリのラジアタ集成材をみつけ、長さ395ミリに合わせて4本にカットしてもらいました。

 機械でカットすると切断面の直角がきちんと出ていいですね。

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 自宅に戻りテーブルのベースを塗った艶消し黒で、薄く3回の塗装をします。

 またヒーティングガンの出番でさっと乾かしてしまいます。

 塗装の完了です。水性塗料ですが臭いが残っているので、しばらくは天日干しをして臭いを抜きました。

 狭い車内に塗料の臭いなどがするのは良くないですからね。 

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 床に当たる部分滑り止めのクッション材を切って貼りタッカー止めです。

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 軽キャンパーを見ていて、幅が狭い針を2本並べて打ってあるところがありました。

 2本並べることで、よりしっかり固定できます。

 小さい針が打てるのをカインズで探していたら、商品棚の下の方にありました

 幅6.2ミリ10.6ミリと、他に2種類の針を打てるタッカーが・・・。

 しかも先日手に入れたタッカーより針の太さもこちらの方が太くていいのです。

 最初から、こちらを見つけていれば・・・また工具が増えてしまいました(^^;

 針が太い分バネも強く、ハンドルを握るときの力が必要になります。

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 タッカーもこんなにいろいろな針があるとは知りませんでした(^^;

 
棚受けブラケット金物の取り付けです

 棚受けブラケット金物が届いたので、作った脚をネジ止めしてみます。

 この棚受けブラケット金物は脚を出すときは90度になった時にカチンと音がしてロックされます。

 ロックはレバーを軽く押すだけで解除され折り畳みが可能です。

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 折りたたんだ時の厚みも少し薄くなりました。

 重さも当初の板の脚と金物が1,380gに対し、自作の脚2本分で820g少し軽くなりました。

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 黒いネジブラケット1つに対して短いのが2本ずつしかついておらず、後2本は長くて今回は使えません。

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 元の脚を固定してあったネジを使うこととし、電動ドライバーで外します。

 今回は途中で充電が切れましたが、USB端子ですぐに充電が可能です。

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 元の板の位置を養生テープでマーキングしておき位置を合わせます。

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 脚とベッドボード裏若干隙間が出来たのでクッション材を貼り付けてがたつきをなくしました。

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 折りたたんだ時に車の揺れでカタカタ音が出そうな場所にクッション材を貼っておきました。

 レヴォーグでテーブルを自作したときに対策をしたのと同じです。

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 完成しました。
左が当初 右が自作の脚です。

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 車に設置してみます。

 運転席後部です。折りたたんだ脚の展開も、1本ずつカチンと音がしてロックされるまで起こすだけなので簡単になりました。

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 脚をつけた時は横向きの力には弱くどうかなと思いましたが、実際に車につけると車体やシートではさまれてしっかりして大丈夫でした。

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 助手席後部も脚の交換です。

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 左が交換前で、右が交換後です。足元空間が広がりました

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 細長いバックも脚の間に押し込めるようになりました。

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 これで完成の予定でしたが運転席後部の2分割のベッドボードが、丁番を取り外したため助手席側と較べて2センチくらい低いことに気付きました。

 この上に座ってみると下の座席が圧縮されるのでさらに低くなります。
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 これは何か手当が必要です。
スペーサーを作ってみました

 テーブルの脚を作った厚み18ミリの木材の端切れを入れてみると丁度良い高さになります。

 2本では細くて足りない感じなので、ベッドボード幅一杯の長さの板をみつけてこようかとも考えましたが、いい素材があるのを思い出しました。

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 先日、後ろのテーブルを高くしたときにスペーサーを作った残りのパイン集成材が丁度厚み18ミリでした。 10センチの長さが3つとれます。

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 まっすぐ切れるガイドブロックを使ってみましたが、木の幅の方が広く斜めに入れて切ることにしました。

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 切った後にサンドペーパーで角を落としました。

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 キメの細かいペーパーで滑らかになるようこすります。

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 脚と同じ水性の艶消し黒のスプレーで2回塗りの塗装をします。

 毎回塗装といえばヒーティングガンの出番乾燥時間の短縮です。

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 先に貼っていたクッション材は外すことになります。

 タッカーで止めた方外すのに少し手間がかかりました。

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 スペーサー直接ベッドボードの裏にネジ止めしてもいいのですが、外せるようにしておこうと考え、マジックテープを貼りタッカーでも固定をしています。

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 ベッドボード側もマジックテープを貼りタッカーでも固定をしています。

 もう一つのベッドボードが乗る部分にはエプトシーラーをクッションテープとして貼りました。

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 スペーサーが座席に当たる部分は滑り止めとして、戸当たり用のクッションテープを貼りタッカーでも固定をしています。

 タッカーも慣れてきました(^^)

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 マジックテープで完成したスペーサーをつけてみます

 ばっちりできました。車の乗せてみてどうなるかです。

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 スペーサーをつけた方のベッドボードを先に設置します。

この上に前側のベッドボードを設置します。

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 うまく出来ました、これで隣との段差もなくなり完成です(^^)

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しくじりポイント
しくじりポイント

別のタッカーをまた手に入れてしまいました。初めての道具は事前にどんなモノがあるのか調べてから手に入れた方がいいかもしれませんね。

・脚に棚受けブラケット金物をネジ止めするときにネジが中心からズレかけました。

 細いドリルで穴をあけて中心に止め直しましたが、最初から手抜きせずにビス穴をあけておくと良かったですね。

ガイドブロックもいろいろな大きさの製品があり、カットする木材に合わせた使用が必要です。

まとめ

 何かをしたらまた何かを改善すること出てくるものですね。Let's devise!

 これまでは板の脚により荷物の幅に制約がありましたが解決出来ました。

 持っていく荷物の見直しも必要で、プレ旅よりもっと整理して場所がわかりやすく取り出し易くしたいですね。

 みなさん 旅先でバッグをあちこち開けてグッズを探さなくても良いようにしたいですよね。

 次はソーラーパネルの影対策を行った記事などを書いていきますね。