- はじめに
- まずはポリタンクです
- 文字入れを忘れたアルミツールボックスです
- 写真に一緒にいれるシンボル作ってみました
- ルーフトレイもサビ塗装してみた!
- ルーフトレイ取り付け用バーとステイもサビ塗装してみた!
- しくじりポイント
- まとめ
はじめに
前回、ボックスやガラスコップにサビ塗装(エイジング塗装)をして少し自信がついてきました(笑)
一度やり方がわかると、モノを見るたびにサビ塗装したら面白いなと思うようになってしまいました。
みなさん 一度サビ塗装を経験すると私と同じようになるかもしれませんね、
この記事ではポリタンクとルーフトレイにサビ塗装をしたことをご紹介します。
まずはポリタンクです
これもキャンディタワーさんのWEBでみつけたモノです。
5L、10L、20Lとあります。
10Lが格好いいかなと思いましたが、一人ですし10Lって結構重いので、小さな5Lにしました。
このままでも十分個性的でミリタリーな雰囲気のあるポリタンです。
先日のサビ塗装に味をしめており、旅立つ準備は他にもありますが、これは特に自分で作らないと完成しないので準備とも平行してやります。
手順は一緒で、80番ペーパーかけ⇒万能プライマー2度塗り⇒アーミータンクグリーンをスポンジで3度塗り⇒サビ塗装⇒ステンシル文字入れで完成です。
乾燥時間が待てない私は、もちろんヒーティングガンを使いました。
細かい説明は前回の記事に任せて写真で主な経過をお見せいたします。
ミリタリー塗料やサビ塗料は前回、キャンディタワーさん(WEBへはここからも)で購入した塗料が残っているのでそのまま使いました。
当初の状態はこんな感じでこのままでも十分ですが・・・
マスキングをします。
80番のペーパーで表面をこすってキズつけていきます。
万能プライマーを2度塗りします。
1回目のヒーティングガンで乾燥させてから2度目です。
3回アーミータンクグリーンをスポンジで塗っていきます。
樹脂の光る感じがなくなりザラザラとした鉄の質感が出てきました。
3度塗り完了後に、LUTY BROWNでサビ塗装です。
タンクの角は丸っこいのですが角ぽくてサビが垂れそうなところや、サビそうな所を想像して塗っていきサビ塗装まで完成です。
少し水で薄めて塗り、他のハケでこすってぼかす手法も使いました、
フタもサビ塗装完了です。
BLACKで油汚れの雰囲気を出します
アンモケースとは違い文字はなしにしようかと思いましたが、自分の持ち物には名前を書いておく・・・DAM TRAVELLER だけ入れることにしました。
カッティングプリンタで前回の文字データからカットし、ステンシルシートを作って養生テープで貼り付けです。
一度データを作っておけば、好きな大きさにも替えられますし、文字入れにかなり便利ですね。
全般に前回より要領が良くなっています。
フタにも少しだけ文字をいれてみます。
前回同様、ブタ毛の筆先を短く切った筆で、WHITEの塗料をたたくように塗っていきます。
ここでしくじり・・・ステンシルを止めているマスキングテープをはがしていたら、塗装がくっついてはがれてしまいました。
サンドペーパーでこすってプライマーも塗ったのに(;;
気を取り直してサンドペーパーかけから全てやり直しです。
文字のところでなくてよかった。
手慣れてきたので、ヒーティングガンの活躍もあり15分ほどで修正完了です。
どこがはがれたかわからないですよね(笑)
後でも補修がきくし、塗装にムラが出ても気にすることないのが、この塗装の良いところですね。
再度白い文字の上にスポンジでわずかにサビ塗装を落として周りとなじませて完了です。
完成です。宝がまた一つ増えました(笑)
文字入れを忘れたアルミツールボックスです
先日片面の文字の一部を入れ忘れていましたので、一緒にステンシルを作っておきました。
下が凸凹なので塗りにくいですが、このシートは比較的柔らかいので指先で軽く押さえれば塗る面になじみます。
下の文字や数字では寂しいですがバランスが取れて反対側と同じになりました。
写真に一緒にいれるシンボル作ってみました
身近なもの・・・四角いペットボトルがありました。
新たな素材へチャレンジです。
これまで通りに表面を傷つけたらミリタリー塗装です。
ヒーティングガンで乾かしていきます。
サビ塗装についでBLACKで汚れ塗装です。
なんだか変形してますよね・・・ヒーティングガンの熱で収縮しました(^^;
表面は凸凹ですがこのシートならなんとか文字入れ出来ます。
熱で変形するハプニングもありましたが、使い込んだ鉄のボトルがつぶれたような味わいが出てきて良かったことにしましょう(笑)
何かのモノをご紹介するときに一緒に入れて写すつもりで作りましたが、入れるのを忘れそうですね。
ルーフトレイもサビ塗装してみた!
このルーフトレイは軽量なアルミ製ですが、最初から黒い鉄のようなザラザラの塗装がされていて鉄の重みが演出されています。
なのでサビ塗装だけを行うことにしました。
全体にパイプ状なのでどのようにサビが出るのか・・・前回街で写した写真を参考に見た後、こんな感じでサビるだろうと想像しながら適当に塗りました(^^;
頭に中のイメージはパイプの上側が全般にサビて、ところどころ下にサビが垂れる感じですね。
参考にした滑り台
参考にした電気配管
・・・で夕方暗くなりそうで急いで塗ったのもあり、サビ塗装中の写真がありません(^^;
塗ったポイントは以下です。
・パイプ上側がサビる
・サビが各所下に垂れる
・パイプの接合部がサビる
こんな感じで上から塗っていたのですが・・・そういえばこのルーフトレイって車高の高い車の上に載せるものだから、見えるのは横またはほとんどが下からってことに気付きました。
上よりも下側に気を付けないといけない・・・今までの上から目線は改めないと(笑)
斜めの鉄板の裏なんてよくサビるところだろうと考え濃くサビ塗装をしたり、特にサビがひどくなりそうな所も濃くサビ塗装をしました。
サビ塗料の色はLUTY BROWNです。
他にももっと赤いのとか黒いのとかありますが、使いわける技量が無いのでLUTY BROWNで塗ります。
真っ黒だったルーフトレイがサビました(笑)
これにサビ塗装のツールボックスと一七式特殊荷箱を載せれば、きっと馴染んでいい感じになることでしょう。
パイプもなかなかいい雰囲気で塗れました(^^)
ルーフトレイ取り付け用バーとステイもサビ塗装してみた!
ルーフトレイをサビ塗装してしまうと、それを載せるバーとステイがツヤありのブラックでは物足りなくなってきますよね。
パーツ数も多く、形が凸凹しているのでどうしょうかと思っていましたが、梅雨の合間の晴れなので決行です。
塗装の手順はこれまでと一緒なので細かい説明はここでも省きます。
いつもの塗料と道具一式です。
ミリタリー塗料もあとわずかになりましたが、今回の塗装分はありそうです。
車に触れる部分、鍵穴、バーの上側のトレイが触れる部分はマスキングしました。
今回はステイの裏側などくぼんだところもあり、100番のサンドペーパーを使って表面を傷つけてプライマーの付着が良くなるようにしました。
・・・プライマー2回塗り完了
もしろん各所ヒーティングガンの出番ですね。
ミリタリー塗料完成です。今回は2回目で仕上がるつもりでスポンジでたたいて塗って、3回目は薄いところの補修程度にしました。
ステイの裏側のくぼんだところが塗りにくいですね。
筆の先に小さなスポンジつけるなど何か工夫すればよいかもしれません。
サビ塗装、汚し塗装完成です。
少しずつサビや汚れの感じを変えたので、お気に入りのパーツの組み合わせにマスキングテープで番号を印しておきました。
マスキングテープをはがしていきます。
塗る前に外しておいたボルトや保護プラスチックなどを元通りにつけました。
サビ塗装7作目でなれたとはいえ、数時間かかりました。
次はまた天気の良い時に早く車に取り付けてみたいですね。
そして、パイプ・・・軽キャンパーの鋼管バンパーにどうしても目が行ってしまいます。。。(^^)
しくじりポイント
・見た目は鉄でも熱に弱い素材は、ヒーティングガンの熱風には注意が必要です。
・黒いルーフトレイにサビ塗装した後にいつものようにBLACKで汚れ塗装をしてみたら・・・元が同じ黒なので、単にサビ塗装が消えたようになりました。
・ベランダで作業していても紫外線が強く首の周りや足が真っ赤に、ベランダ焼けしてしまいました(^^;
まとめ
今回もミリタリー塗装とサビ塗装を楽しんでみました。
下地処理を丁寧にした方が後の塗料の付着がいいですが、その分手間はかかります。
何もしなくてよい最強のプライマーってないのでしょうか?
慣れてくると横着がしたくなってきます(笑)
みなさん サビ塗装(エイジング塗装)するだけで世界で一つだけのグッズになりますよ。
次回は冷風機の完結編や軽キャンパーに工夫や荷物を搭載していく記事を書きますね。