はじめに
当初書いた記事では車内で壊れにくい樹脂トライタンのゆらぎミニグラス 60ml を日本酒用に持っていくこととしていました。
(ダム旅etcにはプラスチック製タンブラーで割れる心配無し!の記事はこちらです)
試しに何度か使ってみました。
壊れる心配はないのですが冷酒を飲むときの口触りがやはりガラスには劣るなって感じでした。
やはりなんとかガラス製品を持っていきゆったりとした時間の中で日本酒を味わいたいなと思いました。
みなさん 酒器を壊さないように持っていくためにはどうしますか。
この記事では酒器を守るケースと選定した酒器をご紹介します。
持っていくためにはこれ!
車内で手を滑らせて落としたり何かをぶつければ破損しかねませんが、移動中にしっかり酒器を守れるケースを探していました。
私のイメージは精密機器をクッション材で包むケースでした。
小さな酒器を個々に入れられるイメージに合うものはなかなかみつかりませんでした。
酒器に合わせてスポンジや発泡材をカットして自作も考えましたがなかなか大変そうです。
たまたまタフなケースを探していてこれだ!と感じるグッズを見つけてしまいました。
それは、「PELICAN社のスモールケース1200」です。
ペリカンケースにした決め手はこれ!
ケースだけなら他のメーカーでも同様なグッズはあります。
決め手はケースの中にクッション材の仕切りが自由につけられることです。
各種大きさがありますが1200は酒器を何個かいれるにはちょうどよい内寸法です。
仕切り部材と仕切り部材を簡単にカットできるカッター工具や仕切り同士を固定する金物や底やフタ部分のウレタンクッション材がケースとは別にセットで販売されています。
値段も張りますが酒器を守れるならとクリックです(^^)
キャッチフレーズは「世界に認められた防水ケース」で防水性も高く丈夫なケースで耐熱性もあり外部からの衝撃をしっかりガードしてくれるようです。
防水の密閉性が高いためか飛行機など気圧変化に耐えるように気圧調整バルブもついています。
カラーは車などのアウトドアなイメージに合わせてODグリーンを選びました。
ダム旅etcのお供をする酒器達!
お気に入りの普段使いの酒器、記念の酒器、思い出深い酒器などを持っていきます。
ケースに入る6個を選んでみました。
1)下段左:還暦祝いで会社の日本酒友の会のメンバーにいただいた「酒マーク」付きガラス製おちょこ(^^)
2)下段中:浅草伝法院通りの「浅草おじま」で買った江戸切子のぐい呑みです。
繊細な切子が光の当たり具合できれいに見えます。
赤は自宅に置いていきます。
3)下段右:退職記念で会社の有志にいただいた京焼六齊窯の磁気のぐい呑み(^^)
写真では横が見えませんが親指がおさまるくぼみがあり持ちやすい形です。
4)上段左:通販で手に入れたWired Beansの「生涯を添い遂げるグラス」です。
製品交換を生涯約束される薄いガラス製タンブラーです。
「薄はり」などの薄いガラス製品が好きです。
くいっと飲みやすいこの形も好きで普段使いしています。
5)上段中:お台場ビーナスフォートのニトリで手に入れたガラス製ぐい呑みです。
たまたま通りかかり目につきましたが一度はそのまま通りすぎました・・・が戻ってきて手にいれました(^^;
リーズナブルなのに薄いガラスとこの形に惹かれて戻ってきて手に入れました。
少し多めにお酒も入り普段使いしているものです。
6)上段左:退職祝いで義理の妹夫婦にいただいた大阪浪華錫器の錫製タンブラーです。
私のブログに合わせて下のほうに「ダム旅」の刻印付きです(^^)
広島といえばカープに酒どころ西条も
例年であれば10月に広島県西条市で「西条酒まつり」が開催され多くの方でにぎわいます。
今年は新型コロナウイルスの関係で開催はどうでしょうか。
会場では酒まつりマスコット「のん太」とカープのコラボのおちょこやおちょうし、マスなども販売されていますのでご紹介しておきますね。
西条酒まつりの時は各酒蔵も開放されてイベントがあったり利き酒や祭り限定酒や酒器他グッズが購入できます。
酒蔵めぐりしながら飲み歩き、日本酒が飲めない方も屋台がたくさん出ますので食べ歩きも楽しいですよ。
お酒で煮込む美酒鍋もいいですよ。
私がたっぷり飲んだ後のほうで好きなのはキュウリ1本の浅漬けに食べやすく割り箸をさしたのがさっぱりしていいです。
開催されるときにはぜひ皆さんお越しを(^^)
仕切りをセットしてみる
持っていく酒器を選んだところで本題の仕切りの取り付けです。
大きさや高さを考えて奥側を背の高い酒器、手前を低い酒器とします。
仕切りは樹脂の段ボールにクッション材が貼りつけてある形状です。
専用カッターを仕切りの穴に差し込み手前に引くと簡単にきれいなカットできます。
先にケースの底に平たいウレタンクッションを、フタ側には凸凹のウレタンクッションを押し込みます。
次に内周に仕切りと同じ素材を取り付けた後に、仕切りをつけていきコの字型の黒い金物を段ボールの穴に差し込んで固定します。
赤いナイロンは引き抜き用に事前にコの字型の金具に通しておきます。
わくわくしながら酒器を入れていきます。
ばっちりクッション材に守られていますね。
酒器とクッション材の間に少し隙間があるので念のため家にあったクッション材を少しつめてからフタをかっちりしめました。
ケースを揺さぶってもこれでカタカタ全くしません。
高いところから落として壊れないか実験してみたくなります・・・しませんが。
しくじりポイント
・間仕切りやウレタンクッション材からシンナー臭がしました。
出来立ての製品なのかもしれませんが車内にシンナー臭が広がっては困ります。
天日干しをしたらかなり軽減されました。
・6個だけを持っていくには丈夫なケースだけあって中身に対して外寸は一回りは大きくなりました。
・ちょっとしたことで開かないようになっているためか、止め金物の開け閉めに力がいります。
・それでなくても持っていくモノが増えているのに軽キャンピングカーに積めるか心配になってきます(^^;
まとめ
似たようなクッション材をみつけてくれば自作でリーズナブルに出来そうな気もします。
軽キャンピングカーに小さな食器収納庫を作って収納する方法もありそうですね。
そんな工夫は旅に出てから考えてみましょう。
ひとまず酒器を壊さないように持っていける対応は出来ました。
後は酔って手元が狂ったり、洗う時に手を滑らせて落としたり、ぶつけないよう細心の注意が必要ですね(^^;
みなさん 壊れやすいモノをどうしても持っていきたいこだわりがあれば工夫が必要ですよね。
トライタン樹脂製のぐい飲みにしておけば良さそうなものを凝り性の性格は直りませんね(^^;
旅先で美味しい日本酒に出会えたら酒器のどれかはきっと写真に写っていることでしょう。
そして、新たな酒器との出会いもあるでしょうからまた増えているかな(笑)
※南九州ダム旅etcで軽キャンパーの荷物をコンパクトにするため、酒器の数を減らしこのケースを持っていくのを止めました。