- はじめに
- 折りたたみ式壁掛けフックをつけてみた!
- テーブルの高さを上げてみた!
- 反対側の脚はもっと工夫してみた!
- ETCのアンテナを移設した!
- 換気扇取り付け枠にクッション材をつけた!
- マジックテープを貼り替えてみた!
- デッキカバーをつけてみた!
- インテリアパネルをつけてみた!
- ステップガードをつけてみた!
- ドアハンドルプロテクターをつけてみた!
- ルームランプをLEDランプに交換してみた!
- エンブレムを交換してみた!
- ワイドミラーをつけてみた!
- しくじりポイント
- まとめ
はじめに
納車を受けて少しずつ車に慣れてくると、当初想定したことと違っていたりします。
自分でも使いやすくなるように工夫が出来そうなこともあります。
また、納車日を待ちわびる間、自分でつけてみようとパーツを少しずつ準備していました。
エブリイはそんなパーツがたくさん販売されており、何をつけようか考えるのも楽しみの一つです。
ちょっとしたパーツをつけるだけで、他の車とは違う自分だけのオリジナル性も出てきます。
みなさん 車好きの方なら自分の車を使いやすくしたり、人とは違う車に乗りたいと思われますよね。
この記事では納車された軽キャンピングカーを自分で使いやすく工夫したことやパーツをつけてどんな感じになったかをご紹介しますね。
折りたたみ式壁掛けフックをつけてみた!
助手席の後部からリアゲートにかけてフック取り付け用の板が設置されています。
板にはライトグレーの革が張られ周りに色違いのステッチがされており、他のキャンピングカービルダーさんとは違う味わいがあります。
納車されて実際の革の色や板の取り付け状態を見て、このフックに決めました。
探していた条件はフックが折り畳み出来ることです。
狭い車内で飛び出たフックに頭をぶつけにくいように気をつけました。
飛び出し寸法も薄目でシンプルなこの形が気に入りました。
色はシルバーと悩みましたが少し濃いめのアンバーにしてみました。
中は木板なので簡単に木ねじ1本で止めていきます。
取り付け間隔の寸法を間違い再計算しながらも、出来るだけ上からの位置も合わせるようスケールで測りながらつけていきました。
最初からついているように馴染んでいます(^^)
テーブルの高さを上げてみた!
後ろの大きなテーブルは足を延ばして寝ることや自分の使いやすい高さとして、高さを36センチ程度で依頼していましたが、出来上がってきたテーブルの高さは29センチでした(^^;
足先をテーブル下に入れて膝を立てようとするとスネが当たり気味です。
このテーブルは両側の出っ張りの上に載せてある構造です。
下に何かをはさめば比較的簡単に高さを上げられると思い自分で工作してみることにしました。
基本は不足分の高さの木をテーブルの両サイドにつければ良さそうです。
作っていくうちにいろいろアイデアやこうしたいという気持ちが出てきて何度か作り直したりしましたが、なかなかのものが出来たと思いますので、工作過程からご紹介します。
カインズで幅60ミリ厚さ18ミリ長さ910ミリの集成材をみつけました。
ついでにテーブルの幅に合わせて430ミリ×2本にカットしてもらいました。
紙やすりで角を少し丸くし、切断面を滑らかにして塗装です。
サビ塗装の時に使ったプライマーで2度下塗りです。
今回も乾くのが待てない私にはヒーティングガンの出番です。
針金のハンガーを曲げて新聞紙がくっつかないよう塗装台を作ってみました。
塗装見本を見ていて、軽キャンピングカーのライトグレーの革に近いこの「オフホワイト」を選びました。水性塗料なのできつい臭いも少なく、ハケも水で洗えば再び使えるのがいいですね。
下側になるところに固めのクッションテープのグレーを貼ります。
さらに固定のためのマジックテープを底と側面上部に貼りました
ステンレスの丁番をつけて、テーブルが乗る部分にカタつき防止のためと考え柔らかいクッション材をつけましたが、クッション材の厚みで板が直角にならなくなったので後で外しました(^^;
丁番も3個つけるつもりで買っていましたが、いざつけようと見てみると一回り小さい丁番がまじっていたので、2つでもいいだろうと自分を納得させました(笑)
車の壁と下にマジックテープをつけてから、先ほど作った板がうまくハマるか試してみます。
マジックテープを長く貼ると外しにくくなりそうなので3か所ずつです。
この白い板の上にテーブルを載せるのです。テーブルとは丁番でつなぎます。
テーブルの幅が結構ギリギリなので板を折り曲げて入れやすいように、固定ではなく丁番を使いました。
テーブルのずれ防止につけてあったゴム足を外して、板の丁番でつけます。
この時、柔らかいクッション材を外しました。
丁番で板で作った脚とテーブルをつないでうまく設置出来ました。
下の小さなテーブルを起こせば薄いものならここにも置けそうですね。
反対側の脚はもっと工夫してみた!
反対側はドリンクホルダーのついている小さなテーブルとその上に窓があります。
ここも板で脚を作ってもいいのですが、せっかくなら窓ガラスをふさがないように何か細い脚にしたいのです。
実は何かいいものは無いかとカインズで探してきていました(笑)
壁につけるフックですが部材が太くて丈夫で面白そうな形をしているこれにしました。
脚に使うには少し高さが足りません。Uの字部分をなんとか伸ばして高さを増やせればよいのですが固くてうまくいきそうにありません。
テーブルの裏につけるものだし割り切って、スペーサーを作ってテーブルとの間に入れることにしました。
フックでうまく脚が出来なければ使おうともう一つ用意していた板をスペーサーに使います。
板の厚みが18ミリでフックの出っ張りが42ミリでちょうど良いのです。
以前自作テーブルにカップホルダーの穴をあけようかと思い持っていた、サークルカッターが初めての出番です。
刃が2個ついていて、なんだか危なそうなモノですが、キレイに丸い板が出来ました。
フックの楕円に合わして作るのは難しいので円形にします。
フックを止める木ねじの位置にドリルで穴をあけておくと木が割れずにねじ込みやすいです。
サンドぺーパーで角を丸くしたり、木の表面を滑らかにします。
スペーサーはテーブルの裏の色に合わせて黒く塗ります。
小さなモノを塗るのに良さそうなグッズをみつけてきました。
見た目はマジックペンで、マジックペンのように塗料を塗っていきます。
ヒートガンも使って乾燥させましたが、翌日持つと指がうっすら黒くなるのはちょっと想定外でした(^^;
脚替わりのフックを仮置きして、位置をマーキングしネジ止めです。
こちらの脚はテーブルの斜めのところに来る脚なので斜めにつけないといけないのに、真っすぐ止めた後に気付きました(^^;
不要な袋をあてて角度を切って調べ、テーブルの裏にあてて同じ角度にしますが、結局これも微妙に位置がずれてしまいました。
こちらもついていたずれ防止のゴム足を取り外します。
斜めのところに合わせてから、下側からネジ止めし最終的な固定をしました。
脚が乗るところにクッションテープを貼り付け、前後にもずれないように貼ってみました。
なんだか折角の革細工の上に全部テープを貼るのもどうかと脚が載る部分だけにしたくなりました。
最終形は脚が載る部分だけのクッションテープを作りました。
これで完成ではありません。
反対側はマジックテープでついて振動してもズレることがありませんが、フック脚側はこのままでは上に載っかかっているだけで、荒れた道ではテーブルがはねるのではないかと思います。
フック脚を固定する方法はないかと色々考えました。
金属プレートで固定するような大掛かりモノにはしたくありません。
あまり目立たずいい方法はないか・・・。
エンブレム交換で使った釣り糸工具がヒントになりました。
太めの釣り糸で固定すれば丈夫でシンプルで目立たない!
マジックテープでも簡単に固定できそう! 早速作ってみます。
釣り糸を固定する部分を作ります。コンパスカッターでマジックテープを丸くカットしてみました。
今回使ったのは前回のから機能アップし、手で回すところがラチェットになりました。
少し回しては元に戻すことで、カットしやすくなりました。
前のより少し大きな円もカット出来ますしね。
以前釣りにハマっていた時の10号の釣り糸を通しマジックテープを貼りました。
フックの形状がちょうど釣り糸をひっかけるのに良いです。
しばらく使ってみて無くしそうならフックに釣り糸を結びつけてもよいかもしれません。
これでやっと完成です。フック脚の感じが面白くなりましたね(^^)
ETCのアンテナを移設した!
夜の運転で目線の左斜め上にETCアンテナのブルーランプがちらついて気になっていました。
簡単な方法はブルーランプの上に黒のカッティングシートを貼ればよいのですが、ブルーランプはETCが正常に作動している表示でもあり残しておいた方が良さそうです。
軽キャンパーのビルダーさまに聞いて、ETCアンテナの配線ルートとブレーキサポート用デュアルカメラのカバーの外し方を教えていただき、自分で助手席側に移設することにしました。
窓ガラス側のカバー下側にプラスチックのヘラを差し入れれば下側から外れると聞きましたが、スリットになっていてプラスチックが割れそうな所もあり、比較的丈夫そうな角に差し込んでみたらパカっと外れて開きました。反対側の角にもヘラを差し込むと全部外れました。
写真右側の爪2か所とカメラ側の白いパーツが写真左の穴に差し込まれて固定されています。
ETCアンテナは両面テープでしつこくついています。
エンブレム外しの釣り糸でも良いのですが持ってきていなかったので、ヘラで外しました。
ETCアンテナとガラスに残ったテープを丁寧に取り外し、新しい両面テープをETCアンテナに貼ります。
助手席側に曲がらないように貼り付けです。
この後余った配線にクッションテープを貼って、奥に押し込んでおきました。
カバーをつける時は上側を先におしつけてから下側をフロントガラスへ押し付けるようにして爪をはめるようにすると、簡単にパチンとハマりました。
これでETCアンテナ移設完成です(^^)
換気扇取り付け枠にクッション材をつけた!
換気扇取り付け枠が扉の枠から10センチくらい下がっていて、車から出入りするときに頭をよくぶつけました。
若干見栄えは良くないかもしれませんが角にクッション材をつけることにしました。
車内側はDAISOで売っていたコーナー用のクッション材です。
外側は冷風機の排熱ダクトを運転席窓から出すときに使うつもりで持っていた板状のモノの端にはめ込む形のクッション材を使いました。
両方とも強力両面テープで貼りつけていきました。
車内側はDAISOのクッション材は短かったので2本を突き合わせて貼ります。
外側はピントが合っていませんが、換気扇枠の下側に1本で貼りました。
グレーなのでそんなには違和感がなく、頭ぶつけ対策が出来て良かったです。
写真左側が外側用クッション材、右側が車内用クッション材です。
真ん中のレールの左に貼っているのはグレーのスポンジテープで、レールとの隙間からの光漏れふさぎのためです。
こうして見てみると車内側のコーナー用クッション材と光漏れ用のスポンジテープは幅の狭いモノに変えたくなりました。
マジックテープを貼り替えてみた!
ライトグレーなど白っぽいところに、カーテン固定用の黒いマジックテープが貼られていて目立ちます。
粘着でくっついている黒いマジックテープをじわりとはがし、曲がらないように気をつけて白いマジックテープを貼っていきます。
交換前:黒 交換後:白
カーテンの白っぽいグレー生地に黒いマジックテープがついており、白くしたいところですがカーテンに縫いこんであるので白いマジックテープへの取り換えはやめておきます。
デッキカバーをつけてみた!
エブリイは運転席と助手席の下にエンジンが設置されています。
点検時にシートごとデッキのフタを開けるようになっており、簡単なデッキカバーがついていて見た目が安っぽく感じます。
純正のデッキカバーの上からかぶせるデッキカバーをつけてみました。
フロントデッキカバー/リアデッキカバーセット:SHINKE
給油口を開けるレバー位置に合わせてからデッキカバーをかぶせていきます。
固定するところにマジックテープがついており、助手席側とのバランスなどを見ながらかぶせます。
マジックテープが他にくっつかないように白い布がくっついていますので、はがしながらぶせていきます。
レカロシートのシートレールは純正と位置が違うので、当たるところはハサミで切りこみを入れてうまくかぶせていきました。
フロント側をつけたらリア側もつけてみます。
リア側もシートレールに当たるところはハサミで切り込みをいれます。
テーブルの脚の固定部分にある、固定用ネジがあたる箇所もハサミで切れ込みを入れました。
純正のままよりしっかりカバーが出来た感じになりました。
インテリアパネルをつけてみた!
車内は基本的にベージュ系のカラーとなっています。
レカロシートのブラック&シルバーと入荷待ちのグレーのシートカバーに合わせて、車内もブラックを増やそうとインテリアパネルをつけてみました。
DA17Wエブリイワゴンインテリアパネル 16ピース:REIZ
取り付けると少し高級な感じにイメージチェンジしましたが、ツヤなしのカーボン調の方が落ち着いた感じになるかもしれません。
両面テープの貼り付け箇所もパーツ数も多く、両面シートの保護シートをはがすのが大変です。
両面テープが細いので保護シートをはがすときにインテリアパネルからはがれるところもありました。
両面テープの片方ははがしやすいように保護シートが少し出ていますが、指先でつかみにくかったです。
前処理シートを使って接着面を拭きます。
インテリアパネル同士が突き合わせとなる部分は若干隙間が出てピッタリではありませんがピンポイントでなく全体を見れば気にはなりません。
取り付け後 純正のまま
色はツヤのあるカーボン調です。ピアノブラックのカーボン柄って感じですね。
運転席側のドリンクホルダーのところは接着が弱くすぐにはがれたため、改めて強力な両面テープで貼り付け直しました。
シフトレバーのところもすぐに接着がとれました。頻繁にさわるところなので再取り付けないことにしました。
シートベルトがピラーに固定されている部分のパーツもありましたが、白っぽい車内にポツンとブラックパーツが目立つので取り付けはやめました。
ステップガードをつけてみた!
ステップガード 4ピース:REIZ
表面には保護シートが貼られていますのではがします。
若干浮いたような感じですが、形もピッタリ合いしっかりくっついています。
ドアハンドルプロテクターをつけてみた!
裏側全面に両面テープが貼ってありますので、位置を慎重に合わせ、出来るだけ空気をはさみこまないように少しずつ指先で押さえて貼っていきました。
左が前席ハンドル用で右2つが後部座席ハンドル用です。
貼った後
貼る前
言われなければ、貼っていることがわからないですね(^^;
ルームランプをLEDランプに交換してみた!
レヴォーグでも交換していましたが、純正のランプをLEDランプに交換することでかなり車内が明るくなります。
車中泊では本を読んだり食事するのも明るい方がいいですよね。
ハイルーフ車専用 LED ルームランプ 【純白光】
明るさ優先で白く光るLEDを選びました。落ち着いた雰囲気なら電球色の方がいいですね。
前席用と後部座席用の2つがセットになっています。
カバーを外すためのプラスチックのへらが入っていて、簡単にカバーが外せます。
前席側です
純正のランプを引き抜いてソケットにLEDランプを差し込むだけです。
純正ランプの点灯写真を写していませんでしたが広範囲にLEDランプが光り、かなり明るいです。
後部座席側です
純正ランプを左側に押すようにして右側を接点から浮かしはずします。
後部座席用はLEDランプの裏に両面テープがついていて、ランプの接点に接続後に両面テープで固定します。
純正ランプより光る範囲がLEDの方が広く明るいですね。
純正ランプ LEDランプ
軽キャンパーに増灯していただいたLEDランプは電球色だったので、色の感じが異なっていますがランプを直接見なければ、光の色がミックスされて気にはなりません(^^;
エンブレムを交換してみた!
SUZUKIのSの字のエンブレムがリアゲートには残っています。
カーキ色の車体に対して銀メッキが少し目立っています。
Sの字を目立たなくするため、マットブラックのエンブレムを用意していました。
エンブレムはがしキットも用意しています。
釣り糸を丸いハンドルに通したものですので、太めの釣り糸を持っていれば同じように作業できます。
ボディとエンブレムが両面テープで接着されています。
貼り替える時に中心がわからなくならないように、養生テープで上下に印をしておきました。
ボディとエンブレムの間に釣り糸を通し左右に動かしながら両面テープを切っていく感じです。
テープがボディ側にも残りますので、私は指でこするようにして概ねテープをはがした後に、テープはがし液を塗り、付属のへらでこすり最後は布にテープはがし液を塗ってこすって綺麗にはがしました。
テープはがし液は灯油のような臭いが気になります(^^;
新しいエンブレムはエブリイ専用がなくスイフト用なので、若干サイズが大きいですが貼り替えてしまえばわかりません(笑)
ついでにガラスに貼ってあった注意シールをはがした後のノリがとれなかったのですがはがし液できれいにとれてガラスはピカピカになりました。
帝のステッカーも、私の軽キャンパーは帝ではなくなっているのではがしました。
ワイドミラーをつけてみた!
近所のホームセンターのカー用品コーナーを見ていてワイドミラーが置いてありました。
選べるほど種類はありませんでしたが、久々につけてみようかと手に入れてみました。
純正ミラーにバックカメラの映像を写す液晶も組み込まれていませんので、つけても影響がありません。
3000Rパーフェクトミラー 240㎜:CARMATE
しくじりポイント
・テーブルの脚にする板を塗装するために、気に入った色の塗料をみつけましたが、塗る面積はわずかなのに小さな缶が無く、早く塗りたくて大きな0.7Lの缶を購入してしまいました。やはり、フタについた程度の塗料しか使わずたくさん残ってしまいました。
・テーブルを裏返してフックを流用した脚をつける時に、左右反転を忘れて逆につけてしまい取り付け直しをしました。脚の角度調整をして位置決めをしたはずなのに、かなりズレてついていました(^^;
まとめ
納車の時はわからなくてもしばらく乗っていると初期の不具合がみつかってきます。
人によって不具合だと思うことは異なりますが、少しでも気になるところはダム旅etcに旅立つまでに修正しておきたいと思います。
ソーラーパネルとインバーターや充電器のモニターもまだ理解していません(^^;
先日もインバーター電源を切っておいたら翌日何かの警報音がピーピー鳴ってました。
時間はありますので旅先で苦労しないように、焦らず少しずつ解決していきたいですね。
みなさん 今は早く旅立ちたい気持ちを抑えて車の装備にも慣れる時期ですよね。
次は冷風機やルーフトレイのこと、他にパーツを付けたら記事を書いていきますね。