はじめに
軽キャンパーの室内灯のスイッチを押していたら、奥に引っ込み押せなくなってしまいました(^^;
軽く触れるだけで反応するスイッチなのですが変ですね。
みなさん こんな時はどうしますか。
この記事は軽キャンパーの室内灯のスイッチの取り付けを直してみたことをご紹介します。
パネルを外すことになりました
軽キャンパーに組み込んでもらったLED室内灯は、スイッチに軽く触れるだけでON-OFF、長く触れれば明るくなったり、暗くなったり調光が効きます。
そんなに力を込めて押したつもりはないのですが、スイッチが周りの枠を残して奥に引っ込んでしまいました(^^;
照明が消せなくなると一瞬焦りましたが、小指の先で触れると消えました。
このままでは困ります。
スイッチのついているパネルの裏に到達する方法がわかりません。
ビルダーさんに連絡をとり、パネルの外し方を教えていただきました。
手順は以下で若干ドキドキしながら外していきます。
下準備として載せていたテーブルを外します。
1)カップホルダーを外します
黒い粘着テープ2か所で固定されています。
カップホルダーの中に手を入れて上に引っ張るようにしたら、少しずつ外れてきました。
カップホルダーの穴から覗いてもスイッチの裏はまだ見えません。
2)メラミン化粧板を外します
強力両面テープで固定されているそうで、メラミン化粧板を割らないように細いところにも注意し、指で少しずつ上に浮かすようにはがしていきました。
裏に薄い両面テープが貼りついていますが、元に戻すときはこのまま貼り付けました。
3)天板の木ネジを外します
メラミン化粧板を外すと木ネジの頭が両側に2本見えてきますので、電動ドライバーで外します。
斜めにねじ込んでありました。
天板が外れました。
4)パネルを固定している木ネジを外します
天板を外すとパネルをボディ側の木材に固定している木ネジ2本が見えてきますので電動ドライバーで外します。
斜めに止めてあるので角度を合わせないとネジの頭にドライバーの先が合いません。
5)パネルを手前に倒します
固定されているものは無くなりましたので、少し強く手前に引くようにするとパネル全体が倒れてきます。
これでやっとスイッチの裏に到達です(^^)
スイッチを修理します
よく見るとスイッチ本体部分が枠から外れて、固定用?の丸いプラスチックが割れています。
割れたところを接着したような痕跡があり、接着が不十分で本体への固定が弱かったのでしょうね。
まずは割れた丸いプラスチックの接着です。
前から気になっていた、紫外線で固まる液体プラスチック接着剤を今回は使ってみます。
片手でも作業しやすいように、下側に先の細い液体プラスチックチューブ、上側に紫外線を当てるライトがついています。
最初はすぐに取れないか心配なので、紫外線を長めの10秒くらい当てた後、触れてみると固くなっていました(^^) 凄い!
スイッチを付け直すときに外れてはいけないので、弱そうな所に接着剤を盛って塗り紫外線を当てて強くしました。
本体にハマる爪が折れているようで、丸いプラスチックと本体が触れる部分に接着剤を盛るようにつけています。
接着剤は紫外線を当てないと固まらないので、焦らず紫外線をこんな感じで当てて固めました。
これでバッチリ固定のはずです。しばらく使って様子を見てみましょう(^^)
パネルを元に戻します
せっかくパネルを外したので元に戻す前に、先日取り付けた内部を見えなくするカラーボードをきちんと両面テープで貼り直してみました。
カラーボードを新しくすればよいのでしょうが、前回の2つに割れたものをそのまま横着してくっつけました・・・普段見えるところではないし(^^;
後はパネルを元に戻すだけなので、簡単そうですがしくじりもありました。
裏の配線を挟まないように気を付けて一通り元に戻したら、ベッドボードがうまく乗りません。
壁側が板一枚分浮いています。
壁際のボードを下にはめ込む必要があるようです。
もう一度カップホルダーから取り外して組み直しです(^^;
ハメ直したら他のところとフラットになりました。
ベッドボードもフラットに乗りました。
壁とパネルとの隙間が広く空いていたのもこのためでした。
隙間をふさぐためクッションテープを貼りましたが必要なく外しました(^^;
2度目の組み立てをしてやっと完成です。
ここのパネルの組み立て方がわかりましたので、将来自分で何かをパネルにつけたい時に役立ちそうですね。
しくじりポイント
・モノを取り外すときは勢いでどんどん進めず、最初の状態を写真に写すなど記録しておいた方が良かったですね。
今回はパネルの脱着が2度手間になりました。
まとめ
DIYで自分で作っていくキャンピングカーとは違い、ビルダーさんに製作を依頼したキャンピングカーはどのように組み立てられているか知る機会は少ないと思います。
プロは固定箇所などをうまく隠しているので、ちょっと手を加えたい時にどこを外せばよいかわからないことが多いと思います。
今回のようなことも教えていただくことで直すことも出来ました。
近くにビルダーさんがあれば持っていって直してもらえばいいかもしれませんが、遠方だとなかなか難しいですよね。
しかし組み立て方もわかり、また一つ自分だけの軽キャンパーになってきた感じがしました(^^)
みなさん 軽キャンパーを手に入れる時は納車後のトラブル時の対応も考えた方がいいですね。
次は軽キャンパーの鋼管バンパーまでサビ塗装した記事を書いていきますね。