- はじめに
- フェンダーカバーが広島では車検に通らないことが判明(^^;
- フェンダーカバーの取り外し作業です
- フェンダーカバー風の塗装準備です
- フェンダーカバー風にアイアン塗装をします
- サビ塗装をします
- マスキングを外してみます
- ダミーリベットを貼ります
- ダミーリベット周りにサビ塗装をします
- 動画です
- まとめ
はじめに
新車納車時にフェンダーカバーを設置していただき、その後サビ塗装をして乗っていました。
以下は新車納車時のフェンダーカバー記事の抜粋です。
「幅広タイヤをつけているような見た目のフェンダーカバーをつけることで車をオフロード車ぽく見せるワンポイントになっています。」
その後フェンダーカバーにサビ塗装した時の記事は以下です。
フェンダーカバーが広島では車検に通らないことが判明(^^;
先日某車検店でフェンダーカバーが広島では車検には通らないかもしれないと教えていただきディーラーに確認しました。
当初の記事に追記したのが以下になります。
「※2022年4月27日追記
今現在WEBの商品説明に以下が記載されています。
新規車検はNG。継続車検は基本的にOKです。
各都道府県の検査官によって見解の相違により対応が違うのでカスタムをご理解の上でお買い求め下さい。
出典:楽天市場より
当製品は厚みが9ミリで両側を足しても18ミリで、車体の横幅増が20ミリ以内は構造変更申請が不要な事に該当するようですが、エブリイの横幅は1475ミリなので軽自動車の規格の横幅1480ミリを超えてしまい、検査官の見解により外さないと車検に通らない事もあり得るので要注意の商品なのがわかりました(^^;
ディーラーに照会してみたら広島では取り付けていたら車検に通らないことがわかりました(;;
構造変更すると軽自動車でなくなりますし、車検ごとに脱着するかカッティングシートでフェンダー風に装飾するしかなさそうです。」
気に入っていたフェンダーカバーなので車検ごとに外して取付け直す対応にしようかとも思いましたが、車幅が軽自動車枠を超えるため構造変更し小型自動車(5ナンバー登録車)とすべきをそのまま乗るのは厳密には適正な税金を支払っていない事にもなると考え、泣く泣く取り外すことにしました(;;
フェンダーカバーの取り外し作業です
フェンダーカバーの周りが汚れているので濡れ雑巾でキレイに拭いておきます。
フェンダーカバーの両面テープを剥がすため釣り糸を使います。
引っ張り易いように釣り糸を結んだ端にパーツはがしを入れて使いました。
以前エンブレムを外した時にはエンブレム外しキットを使いました。
指を入れるパーツ間に釣り糸がついているだけのモノなので、自宅に釣り糸があれば特に手に入れる必要はありませんね。
釣り糸を車体とフェンダーカバーの間に入れて上下に動かして両面テープを切っていきます。
少し両面テープを切断して指でゆっくり浮かすと両面テープが外れる所もありましたが、ここは接着がしっかりしていて剥がれず、ほとんど切断したのでかなり両面テープが残っています(^^;
7号の釣り糸を使いましたが強く引っ張るとすぐに釣り糸が切れるので何度も新しい釣り糸に替えて何とか全部外しました。
指で擦り上げると両面テープが取れる所もありますがほとんどがなかなか取れません(^^;
シールはがしも大きい所は取れず、この程度の小さな残りが取れる程度です。
パーツクリーナーで溶けて取れないかと思いましたがうまくいきません(^^;
ヒートガンで熱を加えると接着剤が柔らかくなり少し取り易くなりました(^^)
熱を加えては指で両面テープを丸めるように擦り上げてなんとか概ね取りました。
一番時間がかかった作業でした(^^;
両面テープの残った所をシールはがしでキレイに取っていきます。
何とかキレイに取れました(^^)
塗装する範囲をパーツクリーナーで脱脂しておきました。
納車時にはフェンダーカバーが付いていたので、初めてノーマルな車体を見ました(笑)
フェンダーカバーが無くなるとあっさりしていてなんだか寂しく物足りないですね(^^;
フェンダーカバー風の塗装準備です
当初は何かの時に塗装を剥がしノーマルに戻せるようにカッティングシートを貼った上から塗装しようと考えていました。
カッティングシートをきちんと貼るのも結構手間がかかりますし、加えて塗装のためのマスキングもすることになるのが面倒です。
ここまでカスタマイズしていれば元通りに戻すことも出来かねます(^^;
車検にも影響ないようなので思い切って車体に直接塗装することにしました(^^)
マスキングテープを貼ってみましたが、マスキングテープが伸びないのでカーブに沿ってうまく貼れず少しギザギザになります(^^;
なのでフェンダーモール形状に合わせてカットしたカッティングシートの反対側を貼ることにしました(笑)
フェンダーカバー風にアイアン塗装をします
塗装方法はこれまで何度もやってきたアイアン塗装で質感を高めます。
これまでとは塗る範囲が広いだけで基本は一緒の塗り方ですね(^^)
ただしサンドペーパーで塗装表面を荒らすのは止めておきました。
まずは塗料の付きが良くなるようにプライマーを刷毛で塗っていきます。
1か所塗ったらヒートガンで乾かし次の場所を塗るようにして2度塗りしました。
軽キャンパーでコンセントが使えるのでヒートガン使う時も便利ですね(^^)
結構沢山使ったので最後に全て塗装が終わった時にはサブバッテリー残量は56%まで落ちていました。
アイアン塗料のブラックとスポンジをちぎったモノで塗装していきます。
アイアン塗料をスポンジにつけて叩くように塗っていきます。
これもいつもの作業ですね。1度目は全体的にざっくり塗ります。
1度目で塗れていないところを2度目に塗ります。
範囲が広いのとまあまあ塗れたので、今回は3度目の塗装は止めました(笑)
毎回自然乾燥が待てないのでヒートガンで乾かしています。
茶色に見えるのは塗り残しではなく木漏れ日です。
車体の他の部分と違い表面がブツブツしたアイアン感が出てきましたね(^^)
サビ塗装をします
このままではまだ新車ぽい?雰囲気なので使い古した車のような感じにするためサビ塗装をします。
使うのはいつものラスティブラウンです。
刷毛の先で塗っては別のブラシで擦ってぼかしています。
塗った塗料の輪郭がうまくボケます(^^)
適当に塗ってもそれなりに良く見えるので手軽にサビ塗装が楽しめますね。
フェンダーカバーを車体に取り付けた感じにするので、車体との境目、端、出っ張った所にサビ塗装をしました。
実際には車体とほとんどフラットですが、色のメリハリでオーバーフェンダーのように飛び出て見えますね(^^)
サビ塗装が終わったらヒートガンで熱を加えて乾燥させます。
マスキングを外してみます
どんなバランスで塗装が出来たかドキドキする瞬間ですね。
フェンダーカバーが付いているような感じになりました(^^)
ダミーリベットを貼ります
アイアン塗装とサビ塗装だけだとフェンダーカバーぽさが少し弱い見た目なので、リベットを打って固定しているように見えるダミーリベットを貼ってみます。
昔は良く見かけましたが、太いタイヤが車体からはみ出すのをカバーするため、オーバーフェンダーをリベットで固定し取り付けていた雰囲気になります。
30個入りのダミーリベットを手に入れています。
裏の両面テープを剥がして貼り付けていきます。
貼り付け位置はフェンダーモールにリベット止めぽい窪みが作ってあったので合わせました。
オーバーフェンダー風の感じが良く出ましたね(^^)
ダミーリベット周りにサビ塗装をします
ダミーリベットが銀色に光り新しいリベットの感じなので、使い古した感じのサビ塗装と雰囲気が合いません(^^;
リベットの穴やダミーリベットがサビた感じにサビ塗装を加えました。
この頃には日が落ちかけていて暗くなり塗料の濃さなどが良く分からなくなってきましたが適当に塗ってみました(笑)
また明るい時に見て気に入らなければ塗装の補修すれば良いですから(^^)
縦に垂れたようにサビ塗料塗ってはブラシで縦や斜め下に擦ってボカしています。
ダミーリベットにもサビ塗装をしています。
サビ塗装部分が多くて茶色がきつい気もします(^^;
写真ではわかりにくいですがその後ブラックのサビ塗料でダミーリベットを塗ったり、赤サビ塗装が多いところなどに塗って少し修正しました。
動画です
簡単な動画も写してアップしてみました(^^)
まとめ
泣く泣くフェンダーカバーを取り外しましたが、何とかアイアン塗装+サビ塗装+ダミーリベットで雰囲気だけは取り繕うことが出来ましたね(笑)
黙っていれば塗装だけでフェンダーカバーの雰囲気を出していると気が付かないかもしれませんね。
まさか車検が関係するとは思っていなかったのでこれでひとまずは安心です(^^)
この作業をしていて40年前にも黒いカッティングシートをフェンダーに自分で貼った車に乗っていた事を思い出しました。
昔も今もやってること大差ないですね(^^;
唯一アイアン塗装やサビ塗装をする楽しみは知りましたが(^^)
また何かしてきたら記事を公開しますね。