はじめに
6月前半は実家の庭をリニューアルしていました。
親がしなくなり荒れた家庭菜園などを取り除いて手入が簡単な庭にするのが目的です。
造園などの経験は無く、見よう見まねで適当に思いつきでやってみました(笑)
一人でする手作業は思ったより大変で手間がかかりました。
今回は1人で庭をシンプルにリニューアルしたことをご紹介する記事です。
庭のリニューアルをします
・長く伸びていた枝などを剪定します
実家の植木は伸び放題で雑草もあちこちに生えています。
家庭菜園にしていた所が荒れています。
植えて有った植物やネットなどを出来るだけ取り除きます。
塀の外まで植木の枝が延びているので短く切ることにします。
切った枝は枯らしてからゴミ出ししようと家庭菜園にしていた所に投げておきます。
家庭菜園の範囲に広げきれなかったので手前の芝の上にも剪定した枝を広げておきました。
10日ほどして行ってみると葉が枯れていました(^^)
枯れた枝の太い所はキャンプの薪にすることにし、他は丈夫な米袋に詰めてゴミ出ししました。
・家庭菜園内のカラーレンガなどを取り除きます
家庭菜園の中を仕切るために埋めてあったカラーレンガや瓦などを掘り起こして取り除きます。
暑い日中にこの作業は大変です(^^;
ブロックも瓦も重いので移動させるにも腰が痛くなります(^^;
樹木の周りの落ち葉や小石を拾って取り除いておきます。
・松の木などを取り除きます
小さな松の木2本を取り除きます。
手でノコギリを使って切るのは大変そうなので、電動ノコギリを手に入れてきました(^^)
枝を切った後に根元を切ります。
根が深く広いので周りの土を掘って地面のレベルより下でカットすることにします。
電動ノコギリも思ったより切るのに時間がかかります(^^;
何とか2本切りました(^^)
手前の木も取り除きます。
葉のついている枝を切った後に根の周りを掘り起こしてなんとか取り除きました。
根が大きいと結構大変です(^^;
他の大きな根も出てきて取り除くのがまた大変です。
・家庭菜園を囲っていた石などを取り除き始めます
囲いの内側の土を掘ってみました。
石などがたくさん出てきます。
スコップの先が石に当たると掘れないので、石を先に取り除いたり、スコップの先が石に当たらないところを探したり手間取ります(^^;
大きなハンマーで内側に向けて叩くと取れる所から取り除いていきます。
・囲いの石などを取り除くのに苦戦です
モルタルの塊みたいになっていて少々では取り除けない所が残りました(^^;
ディスクサンダーでモルタル部分にカットラインを入れてタガネを大きいハンマーで打ち込んで割ることにしてみます。
近所のホームセンターで教えていただき一番安い製品で十分だとのことで、使用頻度も低いので一番安い製品を手に入れました。
刃はコンクリートもカット出来るダイヤモンドカッターを使っています。
割り易そうな細くなっている所をカットしましたが、刃の出が浅いのであまり深くはカット出来ていません。
一通りカットし終わりましたが・・・。
・指を怪我しました(;;
ここでハプニングです。カットが終わったのでディスクサンダーのスイッチを切りコードを外して仕舞おうとしていました。
その時右手の中指が何かに少し挟まれる痛みが・・・完全に回転が停止して居なかっディスクに指が触れてしまったようです(^^;
作業用手袋をしていましたが中指の横まで切れてしまいました(;;
かなり出血しましたがカットバンで止血出来ました。
今回の怪我では20年ほど前にスノーボードインストラクター研修で習った「RICE処置」の知識が役に立ちました(^^)
外傷を受けたときなどの緊急処置は、患部の出血や腫脹、疼痛を防ぐことを目的に患肢や患部を安静(Rest)にし、氷で冷却(Icing)し、弾性包帯やテーピングで圧迫(Compression)し、患肢を挙上すること(Elevation)が基本です。
RICEはこれらの頭文字をとったものであり、スポーツを始め、外傷の緊急処置の基本です。RICE処置は、捻挫や肉離れなどの四肢の「ケガ」に行います。
以下にわかり易い解説があります。
骨まで切れたり、指を切断するようなことにはならなかったのが不幸中の幸いです(^^;
暑い中作業していて気が緩み注意力が散漫になったのでしょう。
危険な工具を使う時は十分注意が必要と反省です。
カットバンに切れ込みを入れて貼ると剥がれにくい方法が役に立ちました(^^)
・囲いの石などの取り除き作業再開です
気を取り直して、カットした所に平タガネを打ち込み割っていきます。
薄い所は何とか割れましたが他は手に負えません(^^;
ハンマードリルがあれば作業し易いでしょうが結構高価な工具のため今回のためだけに出資は痛いですね。
なので手作業を続けていたらハンマーの柄の先が割れて頭が取れてしまいました(^^;
ホームセンターに行き交換用のハンマーの柄と先の尖っているチスタガネを手に入れてきました。
このままではハンマーの柄のサイズが合わず、ハンマーの頭の穴の大きさに合わせて柄を削り、柄に頭をハメた後にクサビを打ち込んで抜け止めをしますが、この作業も手間がかかります(^^;
チスタガネを使うと大きなモルタルでもうまく割れるようになりました(^^)
割るコツは石と石の間の比較的柔らかいモルタル部分をみつけ、チスタガネを打ち込み食い込ませたら、思いっきりハンマーでチスタガネの頭を打ち込むことです。
何度か思いっきり打ち込んだらひび割れてきて、最後にパカッと割れる気持ち良い瞬間が訪れます(笑)
最初の内は要領を得ず、左手の親指をハンマーで打ってしまい内出血したりもしました。
その後大きな固まりも小さく割っていきました(^^)
今回一番苦労した作業です。最初は全部取り除けないかとも思いましたが、チスタガネのおかげで何とか全て取り除くことが出来て良かったです。
タガネの頭がつぶれて使い込んだ感が出ましたね(笑)
この作業で右手が腱鞘炎になったような痛みが出ました(^^;
・アプローチから庭へ入り易くします
レンガを斜めに積み庭と区切ってある所を取り外してフラットに並べ替えて出入りし易くします。
もう一か所フラットに並べ替えます。
土の部分には元あった芝を植え直して上から土をかぶせています。
・植樹の周りに縁石を並べました1
取り外して余ったレンガは再利用し不足分のみ買い足して庭との仕切りにします。
ピンクの水糸を張って高さを合せ真っすぐ配置出来るようにします。
仮にレンガを並べてみて足りない分のレンガ8個を手に入れてきました。
しっかり設置出来るようにモルタル代わりに、固まる真砂土を下に敷いて水をかけては位置調整をしていきました。
座って作業しようとDAISOで買ってきた折り畳み椅子がすぐに壊れてしまいました(^^;
キレイにレンガを並べることが出来ました(^^)
植樹の周りには固まる真砂土を撒いて落ち葉などを取り易くします。
幹の周りに雨水が流れ込み易くするため、波板を廃物利用して幹の周りを囲ってから固まる真砂土を撒きました。
固まる真砂土を撒いて手で均した後に、表面を軽くホウキで撫でて自然な仕上がりにします。
固まる真砂土の表面が濡れるくらいに軽く水をシャワーでかけて1時間半ほど乾燥させ、表面が指で触って固くなっていたら水たまりが出来るくらいに十分水をかけて奥まで水を浸透させて固めていきます。
真砂土が固まったら波板を外し玉砂利を入れて完了です。
・植樹周りを取り外した石などの隠し場所にします
植木の幹を傷めないように周りにブロックや石を配置してみました。
幹の周りには土を入れました。
他の植木も同様にしました。
間に取り除いた石などを詰めます。
・植樹の周りに縁石を並べました2
出来るだけ廃材利用してリニューアルするため、出て来たカラーブロックなどを再利用して縁石にします。
他の部分は芝だけにするので芝との縁切りになりますね。
数が足りるか、どんな形にするか仮に置いてみました。
正式に並べるためピンクの水糸を張ってみました。
ここもしっかり設置出来るようにモルタル代わりに、固まる真砂土を下に敷いて水をかけては位置調整をしていきました。
廃物利用でまあまあキレイに並べられました(^^)
高さや位置調整を1個1個するので結構手間のかかる作業です。
植樹の間に取り除いた石やモルタルを全部埋めて、家庭菜園部分の盛り上がっていた土をスコップで取ってはかぶせていきました。
大きい石はあえて先が出るように配置を考えて埋めてみました(^^)
・家庭菜園の土を均してフラットな地面にします
家庭菜園部分の盛り上がった土を崩しながら周りに撒いてフラットにしていきます。
掘り起こした土の中に小石や球根などがたくさん有るので、手探りで取り除いては撒いていきました。
ピンクの水糸を張り平坦にする目安にしています。
瓦礫を隠すために土をかぶせ過ぎたため、想定より土が少なく真ん中が足りなくなりました(^^;
周りの高い部分や盛った土を集めてきて穴を埋めました(笑)
水たまりが出来ないように全体にもう数センチ位高くしたいところですが、土が足りなくなったので止めておきます(^^;
水をしっかり撒いて地固めをしておきます。
・植樹周りに玉砂利を敷いてみました
アプローチに敷いてある玉砂利を全部取り除き、廃物利用で植樹周りに敷くことにします。
枯山水?ぽく白い石を集めて並べてみたり遊んでみました(笑)
築山風の所に苔を植えると映えるのでしょうが、廃物利用が基本なので止めておきます。
・西洋芝の種を蒔きます
他の所は高麗芝が植えて有りますがコスト削減と年中緑色が楽しめる西洋芝の種を蒔くことにしました。
クワで種を蒔く溝を掘ります。
溝だけに種を蒔くのは難しく全般的に蒔いていき、クワでつけた溝を横から均して土をかぶせるようにしました。
土の上を踏んで締めておきました。
残り半分も同様に西洋芝の種を蒔きました。
最後にたっぷり水やりをしました。
暫く毎日水やりをしましたが、今後梅雨で雨が降ってくれると良いのですが。
これで家庭菜園は取り壊しは終わり、フラットな芝庭になることでしょう(^^)
アプローチのリニューアルをします
玄関までのアプローチの飛び石がズレたり、砕石や玉砂利で覆われていてこれまで歩きにくかったです。(^^;
この際、飛び石をきちんと配置し直し、玉砂利を取り除き、固める真砂土を敷き詰めてシンプルにすることにしました。
曲がったり高さが不揃いな所の飛び石を外しました。
玉砂利を取り除きました。取り除いた玉砂利は植樹周りに敷いています。
玉砂利の下のモルタルに埋まっていた砕石が飛び出ている所は、後で真砂土から飛び出ないようにタガネとハンマーで取り除いていきました。
飛び石の角度調整をするところは、周りのモルタルを壊して取り除いています。
飛び石を外した下に出てきた木の根は、周りの土を取り除いてノコギリでカットして取り除きました。
数カ所は根を取り除きました。こんなことも手間がかかりますね(^^;
砕石を撒いて4カ所に固まる真砂土を少し盛り水を掛けた後に、飛び石を置いて位置や高さ調整をしていきました。
設置位置が固まったら周りにも固まる真砂土を撒いて水をかけておきました。
飛び石をきちんと配置し直すためにピンク色の水糸も張っています。
水糸に合せて高さや位置を調整するのも慣れておらずコツも知らないので結構手間取ります(^^;
割れていたところは接着剤でつけてみました。
なんとか飛びの間隔も調整し配置し直しました(^^)
周りに水を掛けると固まる真砂土を敷き詰めています。
25kgの袋を一つ試しに撒いてみて、残り必要な袋数を想定しました。
近くのホームセンターに25kg✖11袋を買いに行きました。
軽キャンパーのベース車はさすが商用車です。275kgもの真砂土を載せることが出来ました(^^)
固まる真砂土を撒いて均した後にはホウキで軽く表面をなでるようにすると自然な感じの仕上がりになります。
表面が濡れて色が変わる程度に軽くシャワー状の水を撒きます。
1時間半ほど乾燥させると表面が固くなってきます。
指で軽く触って固くなっていたら、水たまりが出来るくらいにたっぷり水撒きをすると中まで良く水が染み込んで固まり割れにくくなります。
24時間乾燥すれば上を歩いても大丈夫です(^^)
庭のリニューアルが完成し薪を作ります
西洋芝が生え揃う前なので地面が見えていますが家庭菜園が無くなり広くスッキリとしました(^^)
アプローチも玉砂利が無くなり歩き易くスッキリしました(^^)
種を蒔いたばかりで地面が出ていますが、いずれ西洋芝で一面が覆われる予定です。
家庭菜園が無くなり広くなりました。
住宅地なので焚火は出来ませんが、卓上コンロの炭火でバーベキューなども楽しめそうですね(^^)
タープを立てるスペースも十分あります。小さい子供が居れば庭にテントを張って寝させると喜ぶかもしれませんね。
取り除いた植木の幹や枝は30センチほどの長さにカットして積んでおきました。
1年ほど乾燥させキャンプの焚火で薪として使える時が待ち遠しいですね(^^)
まとめ
もっと早くリニューアル出来るかと思っていましたが、結構手間取ることが多く結局2週間以上もかかり6月の半分を費やしました(笑)
手作業でハンマーを打ち下ろしたり、重い石を移動させたり、土をスコップで掘って撒いたり、慣れない身体には結構な重労働で全身筋肉痛と手が痛くて力が入らなくなりました。
気がかりだったことが何とか広島の梅雨入りまでに完成出来て良かったです。
芝の種を植えて10日程の状態です。梅雨でもあまり雨が降らなかった割には数センチ生えていました(^^)
雑草を抜いて芝が薄い所に残りの種を蒔いておきました。
種を蒔いてから16日目です。最初に種蒔きした所は緑が濃くなってきました(^^)
また何かしてきたら記事を公開しますね。