はじめに
小川キャンパルのカーサイドシェルターを組み立てるにはフレームを延ばして差し込んで、ペグを何か所も打ち込むなど面倒になってきました。
2人くらいまでが中にはいれて丁度良いサイズですが、もっとアウトドア感があり広くて簡単に設営できるように考えて、テンマクデザインのムササビウイング 19ft.グランデ VC焚き火 versionを使ってみることにしました。
今回はこのタープのフィールドテストを兼ねてのキャンプです。
ムササビウイングタープについて詳細の記事はこちらで公開いたします。
近くに無料キャンプ場がないか探していたところ、先日利用した吉和町の魅惑の里の近くに無料の立野キャンプ場をみつけました。
どちらかというとめがひらスキー場の近くと書いた方がわかりやすいかもしれませんね。スキー場から車で5分ほどで着く場所にあります。
1日で設営して撤収して戻るとあわただしいので2泊の計画です。
今日の買い物です
今夜の夕食に作ろうと考えているモノがあるので、素材は近所のスーパーで購入し野菜などはカットしビニル袋に入れて準備しています。
今日は一般道を佐伯町経由で北上していくルートで、高速道は使わず節約です(笑)
吉和町には大きなスーパーが無いので、途中、宮内にあるスーパーのユアーズに寄り、ビールや日本酒、つまみになるモノなどを買い出しします。
この先だと友和のスパークが大きなスーパーの最後かもしれません。
途中にめだかの館というところがあります。看板が気になりますが寄ってみたことがありません(^^;
明石峠を越えたところにコメリがあります。
雨の時などのために、念のため広葉樹の薪を1束買っておきました。
しばらく進むと、アウトドア用品として注目している「野良道具製作所」のショップが左にありました。
このログハウスの建物は以前は別のお店でしたがいつのまにか変わっていました。
今回、野良道具製作所のALL真鍮製火吹き棒「野良ブラスター」【コンパクトver.】 3本継60cmを手に入れたので使ってみますね。
これまでのアンテナロードのような火吹き棒と違い、重量感がありしっかりしていてます。
使ううちに真鍮の色がくすんできて趣が出るようです。
昼食は道の駅です
丁度昼前になったのでコース沿いにある道の駅スパ羅漢の羅漢食堂で昼食にすることにしました。
ここは名前のとおり温泉があり、めがひらスキー場からの帰りなどに時々寄っていました。
山などを眺めながらの露天風呂もいいですね。
このあたりには他にも小瀬川温泉他の温泉も点在していていいところです。
平日ですがバイクの人他来られています。
天ざるそばにしました。
腰があり歯ごたえがあって美味しいソバでした。
天ぷらも衣がサクサクで美味しいですね。
すっぽんが水槽に入れられています。ひとりすっぽん鍋やすっぽんラーメンも羅漢食堂の名物のようで気になりますね。
行ったことがありませんが、週末だけ営業されている手打ちそばのかとうがあります。
峠を越えると吉和町に入ります。
時折サイクリストが気持ち良さそうに走っておられます。
先日利用したRVパークのある魅惑の里の前を通過です。
立野キャンプ場の使用許可証を受け取ります
ここのキャンプ場は無料ですが、簡単な使用許可申請を廿日市市吉和支所に行う必要があります。
手順は以下です。
キャンプ場利用までの流れ
1 申請(開庁日のみ可能)
電話でキャンプ場の空き状況を確認(0829-77-2114)
誓約書をファクスまたは、窓口に持参(ファクスの場合は、送信後に必ず電話連絡をしてください)
2 許可書の交付
キャンプ場に行く前に、吉和支所に使用許可書を必ず取りに来てください。(許可書を持っていない場合は、キャンプ場の使用をお断りする場合があります)申請可能時間
月曜日~金曜日(閉庁日を除く)の8時30分~17時15分出典:廿日市市WEB
最初は使用許可申請が面倒だなと敬遠していましたが、FAXで誓約書を事前に送っておいて電話確認後に、キャンプ場に行く途中にあり吉和支所に許可証を受け取りに行くだけで簡単でした。
申請は平日限定ですが許可証受け取りは週末も可能のようです。
廿日市のWEBで、誓約書様式や利用マナーや注意事項のデータをダウンロードすることが出来ます。
週末などは利用者が多いようで事前に開いているか確認をするようになっているようですね。
国道186号線に吉和支所の標識も出ているので間違うこともありません。
角に郵便局があるところで左折です。
少し進み小さな橋を越えてT字路に突き当たる手前右手に白い建物が見えてきます。
この表示の右側が出入り口で、中に入ると室の右側に許可証を交付いただく「環境産業建設グループ」があります。天井にグループ名がかけられていました。
この日は環境産業建設グループの方が出払っていて他の方が応対していただきました。
立野キャンプ場の使用許可書を受け取りにきたことと名前を言い、すぐにファイルから私の使用許可書を出されて、手交していただきました。
日付を修正しているのは、実はこの日の後に1泊延長申請したからです(^^)
今日のキャンプ場です
初めてのキャンプ場はどんなところか期待と不安な複雑な気持ちをいだきながら車を進めていきます。
台風一過、いい天気で真っ青な空ですね。
この先、めがひらスキー場・クヴェーレ吉和の前を通り細い山道になります。
どんな感じか動画を撮っています。
最後の方でキャンプ場内を一周してみました。
ダッシュボードの反射防止マットも敷いたり、フィルターをつけたりしましたが、フロントガラスに反射したカメラへの写り込みは防止出来ていませんでした(^^;
フードをつけることも試してみたいですね。
キャンプ場まで10分足らずの短い距離です。
前日までの台風10号の影響で道に枝がたくさん落ちてましたね。
左に入ったところが第1サイトです。
当初奥の方にしようかと考えましたが、周りに街路灯もなく夜一人になることも考え手前の炊事棟前の場所にしました。
他の方のブログにも書かれていましたが、1時過ぎにキャンプ場に到着しましたが、車の周りにブユ?がたくさん寄ってきて飛び回ります。
虫よけスプレーを身体中や帽子のつばなどにもたくさん吹きました。
それでも顔の周りなどにしつこく飛び回って鬱陶しかったですね。
虫よけスプレーのおかげか、飛び回っても聖湖キャンプ場の時のように咬まれることは最終日までありませんでした。
車の中にも虫が入らないようにと、カー用品のカーメイトが販売している虫よけをみつけたので、サンバイザーにつけてみました。
注意書きに記載されていましたが、私には香りがきつすぎてつらかったですね。
寝る時には香り調整用の窓は全部閉めました(^^;
大山湖野営場では、ハエが車内に入って困りましたのでハエ取りも持ってきていましたが、今回はハエがほとんど居なくて使うことはありませんでしたが、しばらく車に載せておくことにしますね。
写真が見にくいので、第1サイトの主な所を追記してみました。
道をはさんで第2サイトもあります。
第2サイトにも炊事棟があります。
うっそうとした木の中で初めての利用者にとっては少しハードルも高く、車を横付け出来ないので止めておきます。
直火禁止ですが、直火でした焚火の燃えかすが散乱していました。
拾って使うことにしました。
杉の枝も各所にたくさん落ちていて、着火剤には苦労しません。
早速第1サイトもどんなところか見て回りタープの設営をしましょう。
炊事棟です。夜は自分で照明のスイッチを入れます。
とても冷たい水が出てきます。
炊事棟には表示がいろいろされています。
まず、新型コロナウイルス対応ですね。
クマに注意の表示です。
廿日市市のWEBにもあった利用マナーなどの表示です。
ゴミも持ち帰りが基本です。
かまどにテーブルのある見慣れた炊事棟ですね。
東屋があります。バイクの方達などには大雨の時の避難場所になりそうです。
蛍光灯のランプが外されていて照明はつきませんので、ランタン必須です。
トイレです。
正面の照明が夜間に点いてくれればよいのですが、トイレ内しか点きません。
トイレ内は人感センサーになっていて暗い中に入ると照明が点灯します。
男性トイレです。
和風の水洗式です。トイレットペーパーは備え付けてありましたが、毎日管理されていないので、このような無料キャンプ場の場合は、いざという時のために自分でもトイレットペーパーを持っていた方が安心ですね。
トイレの中に虫はあまりいなかったですね。
洋式トイレが良い方は多目的トイレもあります。
洗浄便座などはついていません。
おしめの替え台もありますね。
ここでもハンディトイレシャワーの活躍です。



明るい間に落ちている木の枝を拾っておきます。
長いのは焚火にしやすい長さにノコギリで切っておきます。
この後、温泉に行くので汗だくになっても平気です(笑)
ナタで割って小割も少し作ることにします。
ここに落ちている木はうまく下まで割れず、木の屑が出るものがほとんどで、買っていた薪を少し使って小割を作りました。
今日と明日使えるくらいに木を用意しておきました。
ここまで用意出来たらタープを車から離して温泉に行きます。
ポールを中心に自立するように考えてロープを張っています。
戻ってきたときに車の位置がずれないように、マーカーを置いています。
前後のタイヤをこのマーカーに合わせる計画です(^^)
ドローンで初めての空撮をしてみました



今日の温泉です
タープ他の設営も終わり初めてのドローン空撮も出来たので温泉に向かいます。
さきほど前を通った女鹿平温泉クヴェーレ吉和です。キャンプ場から5分ほどなのでとても近いです。
宿泊施設やウッドワン美術館があります。
ここはめがひらスキー場で滑った帰りに入浴をよくしましたが、夏にくるのは初めてです。
この建物の1階がリフト券販売やお土産などを売っている売店ですが、覗いてみるとお土産は置いてなくて、夏場は営業していないようでした。
奥の建物が温泉施設です。
前の広場にビッグカウリの幹が展示されています。
およそ5万年前のものだそうです。
以前は男性の露天風呂にもビックカウリの幹で作った浴槽がありましたが、今は老朽化のため取り外されて岩風呂になっています。
取り外されたビッグカウリの浴槽が建物の前に展示されています。
階段を上がって建物の入り口です。
脱衣室には木板で造られた効能表示が掲示されています。
温泉分析表です。アルカリ性単純温泉です。
塩素系薬剤での消毒と循環濾過装置使用ですね。
源泉掛流しの温泉はこのあたりでは少ないですね。
アルカリ性単純温泉でpH値が高いと肌がツルツルになるお湯を期待しますが、無味無臭のさらっとしたお湯でした。
塩素殺菌臭はしていなかっただけ良いかもしれませんね。
誰も入って来ない湯舟でゆっくり出来ました(^^)
キャンプ場に戻る前に立ち寄り
郵便局の手前にあるヤマザキショップです。
何があるか立ち寄ってみました。商品は少ないのですが吉和で買い物できるところです。
お茶と缶ビールの追加と、虫よけスプレーが少なくなったので買っておきました。
ここに到着したときに救急車が来ていて、何か病気かケガされた方が居るようです。
白い配管が斜面に沿って川の方に降りていましたが、キャンプ場の入り口から進んだところまで延びています。
川まで延びていて、中国電力の発電関連の何かの放流配管でしょうか?
キャンプ場手前の橋の上からの眺めです。
下流にある立岩ダムの貯水池に流れ込んでいます。
立岩ダムです(今回は行っていませんが参考に)
今回は道が台風後で荒れているようなので行きませんでしたが、以前行った時の立岩ダムの写真です。
管理所横の駐車場に車を置いて見学しました。
ダムカードの配布が無いダムでした。
天端へも降りていけます。
2017年3月20日に訪れていますが、まだ雪が残っていますね。
ラジアルゲートを開閉するモーター類が並んでいますね。
ラジアルゲートの真上からの眺めです。
取水塔みたいですね。
右岸側からの眺めです。
天端を歩いて駐車場まで戻ります。
ダム下流へは車で行けるような道が見当たりません。
こんな時にドローンで下から撮影したいですね。
しかしダム周辺は基本的には飛行許可が下りないようですね。
墜落したときに回収できず河川を汚すことになりかねないからなのでしょうね。
キャンプ場に戻って来ました
奥にソロキャンパー2組が来られていました。 タープを車につなぎロープを貼り直して設営復旧完了です。
小川キャンパルのカーサイドシェルターの吸盤に苦労していたことを考えると簡単になりました。
タープの色が草に見えるのか、すぐにバッタが寄ってきました(笑)
先日デニム生地で作ったチャークロスを試してみます。
湿気っていたのか、何度火打ち石で火花を出しても火の着きがよくないです。・・・自宅に帰ってやってみたら、1発で火花を受けてくれました(^^;
今回は持ちやすいように大きめの火打ち石のメノウを使っています。
ライターが何個買えるのだろうと考えるのは厳禁です(笑)
ホビーの世界はプライスレスですね(^^;
届いたメノウには結晶のような面があり宝石の原石の雰囲気が漂い使うのが勿体ない感じもしますが、遠慮せず火打ち鎌でたたきまくります(笑)
石が新しく固くて鋭利な角も多く、これまでの石に比べて火花が多く出やすくいいです。
その火花のうち一粒だけが火種になってくれればいいのですが。






拾ってきた燃え残りの薪などを順次入れて熾火にしていきます。
焚火台に対して少し大きいのは気にせず(^^;
火を強く大きくしたい箇所に、野良ブラスターで息を吹き込んでみます。
火が安定してきたら、時々木の位置を変えたり追加で入れたりしながら、いよいよ今日の乾杯の時です(^^)
今日の食材です
また酢の物が食べたくなっています。
瀬戸内海名物の小イワシの南蛮つけです。瀬戸内のレモンも使っているようですね。
獲れたての小イワシかと思ったら固くて、どうやらイリコになった小イワシを使って作ったモノのようでした。
これならばアジの方にしておけば良かった(^^;
なにはどうあれ、ひとまず立野キャンプ場に乾杯!!?
風呂上がりでもあり美味~い(^^)
どこが新なのかは良くわかりませんが、社会人になって独身寮で良く飲んだキリンラガーの瓶ビールの味が自分の中では基本となっています。
今日のメインの材料です。昨日から準備しておきました(笑)
見たら何を作るかすぐにわかりますよね。
広島のソウルフード?と言えば、やはりお好み焼きですよね(^^)
私の好きなのは肉玉そばのイカ天のトッピングです。
子供の頃は自宅に鉄板があり家族みんなのお好み焼きを母が良く焼いてくれていました。
自宅で焼くことがなくなり何十年経ったでしょうか・・・懐かしい思いを胸に、自分で作ってみる気満々でこのキャンプ場に来ました(笑)
丁度良い鉄板がなく使っていなかったオーブン電子レンジのオーブントレイを持ってきました。
ひっくり返しやすいようにアルミホイルを敷いて焼きます。
焼いてる動画を撮ってみました。素材を私が入れている手元のところはカット編集しました。
今回は三脚を使ってみたので動画のブレがありませんでした(^^)
想定外だったのがアルミホイルが無くなってしまい、ソバをオーブントレイ直接で焼いたため、水も途中でさしましたがくっついてしまいました(^^;
そのため卵の上に乗せるところがうまく出来ませんでした。
その後ヘラでけずるようにしてソバをはがし、丸く整えましたがまた次回チャレンジです。
うまく広げられなかった卵が左に流れ出て、キャベツが多く生地よりはみ出ていますね(笑)
基本のオタフクのお好みソースをたっぷりかけて、青のりを降り体裁を整えました。
テーブルが焦げないように薪を2本敷いてオーブントレイを置いています。
口直しに?アサヒも飲んでいます。お好み焼きがまたビールに合うんですよね(^^)
アウトドアで自分で作るお好み焼き、格好は良くなくてもこれでもいいんです。とても美味しかったですよ(^^)
イカ天の歯ごたえがまたいいんですよね。
出来たお好み焼きは2人分くらいのボリュームがある大きなモノになり、お腹がすぐに一杯で日本酒まで手が出せませんでした(^^;
今日のハプニングです
ヤマザキショップからキャンプ場に移動する途中です。
ヘリコプターが来ています。
クヴェーレ吉和あたりから黄色い煙が立ち上り、最初は農薬散布かと思いましたが、救急ヘリのようです。
さきほどの救急車もクヴェーレ吉和の前の広い駐車場に来ています。
大事に至ってなければ良いのですが。
今日のキャンプ場の場所です
今日のまとめ
ここは日中は虫がまとわりつくので、何度も防虫スプレーを吹きかけて閉口しましたが、夜は灯りに集まるだけです。
川の流れの音が響くので他のキャンパーの音も聞こえず、静かで良かったですね。
ただ、真っ暗いなか何かがぶつかるような音がして、何だろうとビックリドキドキすることがありました。
2日後にやっと、その正体はわかりましたが(^^;
22時半過ぎには外気は16.8度、車内は23度ほどです。
朝方は寒くて寝袋にはいりました。
朝も日があたるのが遅く、寝坊がしっかり出来ました(笑)
キャンプ場でお好み焼きを焼いて味わうことになるとは思っていませんでしたので、こんなことをするのも楽しみの1つですね。
次はもう1泊ここで過ごす記事です。