はじめに
2020年8月31日に行った鳥取県の美歎(みたに)ダムをご紹介します。
ダムの堤頂右岸側からです
堤頂側に車を1台置けるスペースがあり、案内看板が設置されています。
ダム全体が見えます。
越流部も石積みですね。
堤頂部は立ち入り禁止です。
副ダムも石積みの仕上げですね。
ダム湖の中に昔の円筒形の取水塔が残っています。
ダム湖の遊歩道を進んでみます。
軽自動車でギリギリの狭い道だとは思いましたが、車の轍もあるようなので車で入っていきました。
後で道幅が極端に狭いため車の乗り入れは出来ないことを知りました(^^;
パーンと時折クマよけ?の音がしています。この見学路は2人以上で行動しましょうと、水道施設のパンフレットに書いてあります。
木々の間の視界が開けた所からダムと取水塔が見えたので写してみました。
さらに奥は道が狭くなってきますが進んでいきます。
通り谷量水堰まで来ています。
この堰が小なのか大の方なのかよくわかりません(^^;
この堰の先に幅のせまい橋があり、さすがに軽自動車でも無理そうなので、Uターン出来る場所まで少しバックしました(^^;
こんなに狭い道ですので、みなさんは間違って入らないようご注意ください。
※フロントガラスに反射して車内が時々写り込み、見にくい箇所があります。
ダムの堤頂左岸側からです
細い道を戻りダム下流側から左岸側にも行けます。
左岸の方は駐車スペースも広いですね。
こちらにも案内表示があります。昔の写真がいいですね。
石碑も建てられています。
堤頂です。
左岸からの眺めです。
放流量調整の手動バルブみたいですね。
越流部の石積みの曲線がすごいですね。
昭和初期の写真では越流部に段差は無いのでその後の改修で真ん中を低くしたのでしょうね。
案内板にあった昭和初期の写真です。
ダム湖です。
旧取水塔のアップです。
美歎ダムをバックに軽キャンパーを写してみました(^^)
副ダムを横から見ます。
ダム直下まで行けます。
ダム下流の管理橋も重要文化財のようです。
旧美歎水源地水道施設も見学です
美歎ダムに来るまで知りませんでしたが、昔使用されていた水をろ過する施設がありました。
管理橋から水道施設入り口までの間に水がこんこんと湧いています。
冷たくて美味しく、暑い日中に顔や腕を濡らすと気持ち良かったですね。
滝のように頭から水を受けたかったですね(^^)
「だらだらの水」だそうです(笑)
この水道施設はきれいに保存修理が行われ無料で公開されています。
入り口にはこの施設のパンフレットなどが置いてあります。
地元の方が施設内の手入れをされており、見学の声をかけていただきました(^^)
昭和5年に建設されたこの「事務所前人道橋」を渡って施設内へ入っていきます。
門柱も修復されていますが、昔の香りがしますね。
鳥取市水道局のマークです。
五号~一号濾過地です。緩速濾過という仕組みでダムの水を浄化していたそうです。
三号濾過池には水が入れられ濾過された後、トイレ横の手洗いの水で使用されていました。今は飲料には出来ないようです。
ここから濾過池の中へ水が入るようです。
丸い小屋が接合井で、5つの濾過池で濾過された水がここに集まり、7km先の長田山配水池に水が送られたいたようです。
側にはガイダンス棟があり、歴史などもよくわかります。
大正7年の台風で土の堰堤が決壊し下流の美歎地区方々が被災されています。
その後コンクリート造重力式ダムが建設されています。
水道施設の概要なども展示されていますね。
濾過の仕組みです。
濾過池の砂を天日干ししてメンテする作業もあったようで再現されています。
昔の水道概要図などもあるのですね。
水道に関する諸々のモノが展示されています。
量水器室です。
ここで、配水量を計測していたそうです。
この場所です
まとめ
美歎ダムと旧美歎水源地水道施設はいかがでしたでしょうか。
平日でもありましたが静かにゆっくり見学することが出来ました。
駐車スペースは木に囲われており、風の良く通る木陰のベンチでお弁当にしました(^^)
みなさん 写真を見られて興味があれば実際に訪れてみてくださいね。