- はじめに
- キャンプ場でインバーターが使えなくなりました
- 火吹き棒と一体化された火バサミをカスタマイズしました
- 換気ファンを一回り大きなモノに交換してみました
- サイドテーブル用のLEDライトです
- 焚火用ステンレスボトルにカバーを付けました
- まとめ
はじめに
8月に入りキャンプの合間などにこれまで気になっていたことの工夫改善などをしていました(^^)
今回もちょっとした新しいアイテムや工夫改善をした記事を公開します。
キャンプ場でインバーターが使えなくなりました
軽キャンパーには納車当初にはオンリースタイル社のマルチインバーター2000W型を設置していましたが、先日基盤が焼損して修理依頼した時に1500W型に交換いただきました。
先日、大土山憩の森キャンプ場でえこやん(ポータブルクーラー)の専用バッテリー250Wほどを充電しながら、消費電力1050Wの電子レンジを使用した所、警報ブザーが鳴って30秒ほどで停止しました(^^;
この時リモコンは1300W前後の表示でした。
以前は電子レンジ以外をコンセントから抜いて電源を入れ直せば自動復旧していましたが、今回はどうやっても復旧しません(^^;
取扱説明書にもリセット方法が書かれていません。
・メーカーに送り返しヒューズ交換となりました
メーカーにメール問い合わせをすると「電源ボタンをOFFにして、バッテリーケーブルおよび電源ケーブルを外し、通電を無くした状態で電源ボタンをONにする。その後、再度接続し電源をONにする。特に異常が無ければ通常動作するものと考えます。」と回答があり早速何度か試し、時間を置いて試しますが100V出力は復旧しませんでした(;;
再度問い合わせすると「力率の問題でインバーターの変換能力を大きく超えており、ヒューズが切れているのではないかと推測いたします。」と回答がありました。
メーカーに往復送料自己負担で送ればヒューズ交換していただけるとのこと。
結局30Aヒューズが2個切れていたようです。
インバーターの機能は良くても自分でヒューズ交換が出来ないようでは長旅では安心して使えませんね(^^;
車にもヒューズボックスがある位なのに今後製品の改良が行われることを期待します。
・インバーターが戻ってきたので中を見てみました
※自己責任となりますがインバーターのカバーを開けて見ました。(カバーの両サイド上側のネジ3個ずつ外します。)
写真右側のバッテリー接続配線下に平型30Aのヒューズが7個ついているのがわかりました。どれが切れたヒューズだったのかはわかりません(^^;
今後はインバーター警報ブザーが鳴ったらすぐに負荷を切り離すことはもちろん、万が一のため平型30Aのヒューズを持参することにしました(^^)
ヒューズ外し工具もついでに手に入れておきました。
ついでにFFヒーターに合った容量のヒューズも手に入れて予備で積んでおきます。
黒いフェライトコアが振動でケースに当たってカタカタ音がするので、ついでにクッション材を貼って対応しておきました(^^)
取扱説明書の有線リモコンエラー表示の所に「連続運転時は最大出力の70%程度に収まるように調整してください。」と書かれていますが電気機器の効率が影響するようで注意が必要です。
心配な方は少し大きくなりますが2000W型にした方が使える電気容量に余裕が出て良いかもしれませんね。
・電子レンジが再び使えるようになりました(^^)
ヒューズ交換がされたインバーターが戻って来て取付直しです。
バッテリーからの配線にはショート防止のため念のためテーピングをしていました。
六角レンチで端子台のネジを締めつけて配線を接続します。
再び電子レンジが作動するようになりました\(^^)/
土師ダムファミリーキャンプ場や聖湖キャンプ場では電子レンジが使えず、車の中でどこでも電子レンジが使えることの有難みを感じました。
ちょっとした時の温めに電子レンジは手放せないですからね(笑)
火吹き棒と一体化された火バサミをカスタマイズしました
先日MAKUAKEで手に入れた火吹き棒と一体化された火バサミを暫く使ってみました。
火吹き棒と火バサミを別々に持って行かなくて良い分キャンプギアが少なくなるので助かります。
しかし、使っているうちに火ハサミの挟む所の形状が山形なため、先で細い枝などが挟みにくいのに気付きました(^^;
・火バサミをカスタマイズしました
なので一番先の山形部分を半分にカットしてみることにしました。
ディスクグラインダーでカットすれば簡単で早いのですが、先日指を切ったので金ノコで地道にカットします(笑)
何とかカット出来ました(^^)
パイプの内側のバリをリーマで取っておきます。
切断面や角にやすり掛けをしておきます。
山が半分無くなったおかげで地面ギリギリをつかめるようになりました(^^)
試しにつまようじをつかんでみましたが上手くつかめます(^^)
これで改善は終わりなのですが、使っているうちに持ち手の塗装が剥げて元の白木の地肌が出て来て気になります(^^;
・再塗装し直しました
再度ミリタリータンクグリーン塗装+サビ塗装+油汚れ塗装をすることにしました(^^)
塗装過程の写真はいつもと変わりないので省略です(笑)
塗装完了です。
前回は白木の所だけを塗っていましたが、反対側の持ち手のパイプも塗りました。
持ち手から下の黒いパイプも茶色のサビ塗装を少し塗っています。
簡単な動画にしてみました(^^)
換気ファンを一回り大きなモノに交換してみました
以前から換気ファンの風量が物足りなくて交換したいと思っていました。
回転数が多いファンにすれば風量も増えますが作動音も大きくなります。
一回り羽の直径が大きく回転数の低い換気ファンにするのが良いと考えています。
換気ファンを大きくするとパネルの穴を大きくする加工もあり、かなり面倒なので先延ばしにしていました(^^;
しかし今回思い切って換気ファンを交換することにしました(^^)
先日取り付けたサイドテーブルや扉付き棚も一旦全てを外します。
サイドテーブルの支柱にしている丸棒の先もついでにノコギリでカットし、2重ソケットに当たらないようにしておきました。
表面のパネルのダボ止めや外側のパネルのネジ止めを外していきます。
表のパネルに貫通穴から電源配線が通してあるので細長く穴から先をカッターで削って配線からパネルが外れるようにします。
・換気ファン取付パネルが外れました
換気ファンが取り付けてあるパネルを外しました。
給気用と排気用のファンが交互に2個取り付けてあります。
先日気密性を高めるためにつけたクッションテープを剥がしました。
割れないように注意しながら接着してあるメラミン化粧板をカーボンヘラを押し込んで剥がしていきます。
何とか割れずに剥がれました(^^)
タッカーで止めてある虫よけネットを外します。
全部剥がしました。
ネジ2本ずつ緩めて換気ファンを外します。
フェイクレザーが貼ってあると穴を大きくする時に切れてしまうので剥がしていきます。
こんなにバラしていくと、元々どんなに軽キャンパーの家具が作ってあるのかよくわかり勉強になりますね(^^)
・新しい換気ファンです
今回選んだ換気ファンです。1200rpmと低い回転数の静音タイプです。
換気風量は67.2CFMです。1800rpmの製品にすればもっと風量が上がりますが音が大きくなってしまいますね。
元の換気ファンは120センチ角で新しいのは140センチ角です(^^)
新しい換気ファンは回転数がコントロール出来る製品なのですが使えそうなファンコントローラーが見つからず、また回転数を下げて使うこともあまり無いだろうとON-OFFだけの結線にして使います。
・パネルを加工します
換気ファンの直径が大きくなったのでパネルの穴も大きくします。
メラミン化粧板とパネルを養生テープで貼り合わせ、木板にクランプで固定して穴を大きくしていきます。
使う工具は自在錐です。こんな大きな穴を開けるのには便利ですが危ない工具なので怪我をしないよう要注意です。
既に穴が開いている所で中心をずらさないように穴をきちんと開けるには、どうすれば良いか考えました。
元の穴にピッタリ合う大きさのプラダンを作り、元の穴の中に入れて自在錐の先を中心に入れました(^^)
自在錐の中心位置が決まれば、そのまま下に敷いた木板に食い込み丸くカットが出来ます(^^)
外側のパネルの穴あけが終わりました(^^)
車内側のパネルも同様に自在錐で穴を大きくカットします。
先日取り付けた天井換気扇の排気口も、ついでに一回り大きな穴にしておきました。
外側のパネルは木板の断面に黒色のスプレーを吹いて目立たなくします。
内側のパネルは剥がしたフェイクレザーをゴリラの木工用ボンドで貼り付けます。
周りが剥がれないように接着剤が固まるまで養生テープを貼っています。
穴の所はフェイクレザーの切り込みを広げて貼っていきます。
接着剤を付けてシワが出ないように引っ張って貼り付けながら、仮止め釘を打ち込んで押さえました。
結構手間のかかる作業です(^^;
穴の内側は角を丸く落とすようにサンドペーパーがけをしています。
こんな所も角をR加工するトリマーなどの工作機械が使えればもっとクオリティーが上がるのですが(^^;
根気のいる作業でしたがなんとか穴の所を貼り終わりました(笑)
木工ボンドが乾いたら仮止め釘をペンチで引っ張り外しました。
外側のパネルの穴に虫除けのため先日の網戸の網をタッカーで取り付けます。
網を貼ったらメラミン化粧板を木工ボンドで接着します。
本当は網が目詰まりした時に掃除出来るように取り外し可能にしたい所ですが今回は見送りです(^^;
内側のパネルの穴には指などがファンの羽に触れないために網を貼ります。
換気の抵抗になるのでもっと目の大きい網があれば良いのですが近所のホームセンターでは見当たらなかったので外側と同じ目の細かい網です(^^;
・換気ファンの取り付けと配線です
大きさだけでなく厚みも増えましたが140㎜サイズがうまく入ります(^^)
これまでは給気用と排気用ファンが交互に設置されていましたが、今回は右側2つを排気用、左側2個を給気用に配置しました。
取付ネジは当初換気ファン1個に対して斜め2か所で固定されていましたが、今回は4か所共ネジ止めしました。
配線途中の写真がありませんが換気ファンのPWM4Pコネクタを切り離し、4本の配線の内、電源のプラスとマイナスの配線に赤と黒のKIV電線を接続して延長しています。
配線の先には平端子を圧着しています。
運転中の振動で気になる音が出ないように各所にクッション材を貼付けました。
・配線ミスをしました(^^;
配線が終わったので軽キャンパーに持っていき電源配線に仮接続し動作確認です。
ドキドキしながらサブバッテリーの電源を生かしてスイッチを入れます。
しかしファンが回転しません(^^;
もしかして電源線のヒューズが切れたのかもしれないとテスターで計測しても13Vの電圧が出ています・・・。
ファンの4本の配線のうち切り離したファン回転数通知とPWMパルス信号通知の配線を何かにつながないと回転しないのかと思い、部屋に一旦戻ってネットで調べていて単純なミスに気付きました(^^;
どうやらプラスとマイナスの線を逆に接続したようです。
ファンのシールになっているカバーを剥がすと中に基盤が見えます。
左からPがPWMパルス信号通知、Fがファン回転数通知、+が+12V電力線プラス、-がGND電力線マイナスです。
GND電力線マイナスの配線にはグレーのラインが入っています。
最初に間違わないようこの写真を撮っておきながら、配線接続する時に写真を見ずグレーのラインが入った線をプラス側だと思い込んで作業をしていた痛恨のミスでした(^^;
プラスとマイナスが違えば当然ファンは回りません。
早速平端子を逆につなぎ替えてみたら静かにファンが回転してくれました。良かった(笑)
さらに給気ファンと排気ファンの運転を切り替えるスイッチも当初番号まで書いておいたのに、逆だと思い込んで配線していてスイッチの表示とは逆のファンが回ることに気付きました(^^;
そのままにしてスイッチ側の表示を反対に張り替える手もありますが、スイッチ操作に慣れているので横着せずやり直すことにしました。
赤と黒のKIV電線と換気ファンの配線を接続した所を逆に接続し直しました。
ついでに次回間違わないように番号表示もラベルテープで貼り付けておきました(^^)
先日付けた天井換気扇用のスイッチ配線にもABCと番号表示を付けておきました。
換気ファンのスイッチは1~6にしました。
車側の電源配線にも表示をしました。
これで将来再び配線をいじる時でも間違いは少なくなることでしょう(^^)
スイッチ部分がプラダンで作ったダクトのボックスに当たることに気付き修正です。
当たる所をカットしプラダンを引っ込めて塞ぎます。
内側になる面をマジックペンで黒く塗りました。
透明な強力接着テープで固定して対応完了です(^^)
配線も干渉しないように少し固定位置を修正しました。
黒のクッションテープが無くなりグレーのクッションテープを貼ってます(^^;
・軽キャンパーに換気ファンを取付けます
外側のパネルはボルト2本で車のボディに固定となっています。
振動で緩まないようネジの緩み止めを塗っています。
車側の電源配線にもクッションテープを貼り付けて振動による異音発生防止をしています。
番号を間違えないようにコネクタ同士を差し込みました。
換気ファンスイッチで誤り無く給気ファンと排気ファンが作動しています(^^)
内側のパネルはダボで外側パネルに固定されるようになっています。
これまで何度か脱着したのでダボ穴が緩くなっており、将来再び外すことも考え木工用ボンドを少しダボに塗って固定しました。
木工ボンドが乾くまでダボの所が浮かないように養生テープで押さえています。
木工ボンドが乾いたので養生テープを外し底板をネジ止めします。
白い板ですが隣の車の赤色が反射して写っています(^^;
底板の下にメラミン化粧板を付けます。
元は両面テープで貼り付けてありましたが、木工ボンドを少し塗って貼り付けました。
メラミン化粧板の下にカーテンとカーテンレールをネジ止めします。
換気ファン周りの取り付けが完了したので目覚まし時計と温度計を定位置に戻しました。
朝は車内が46度でしたが駐車場も日陰になりドアも全開にして作業していたので35度に下がっていますが、まだまだとても暑いですね(^^;
高地の涼しいキャンプ場で作業したいですね(笑)
・扉付き天井棚を取付けます
換気ファンのパネルに付けてある棚受けに棚の端を差し込み、天井からのボルトに固定すればひとまず手を離しても落ちませんので作業がし易くなります(^^)
換気ファンのパネルに付けてある棚受けのネジを下から締め付け棚板を挟むことで固定されます。
この棚受けの金物を3か所付けています。
電子レンジの側板に棚の前側を支える金物をネジ止めします。
最後に棚の前側を車の内装に固定しているボルトを2本締め付けて、扉付き天井棚の固定は完了です。
内装材へはゴムアンカーを利用して固定しています。
・サイドテーブルを取付けます
換気ファンのパネルの底板に支柱を受ける二重ソケットの金物をネジ止めします。
ソケットをはめた丸棒を当てて回すと、ソケットがねじ込まれて固定されます。
支柱の丸棒の先を少し短くカットしたのでソケットが取付易くなりました(^^)
支柱の下側の受け金物をステップにネジ止めします。
回転防止のネジも横から止めています。
乗降用グリップにも固定しておきます。
ボルトには緩み止めを塗っています。
支柱につけた棚受け金具の取付け完了です(^^)
棚板をマジックテープで固定し、パイプの脚を取り付ければサイドテーブル取付完了です。
試行錯誤しながら最初にサイドテーブルを取り付けた時よりも、取付け方が決まった後の方が作業も手際良くて早く簡単に取り付けが出来ますね(^^)
今後、テーブル天板を取り付けたままテーブル受け金物と共に折りたたんで側面に収納出来るようにしたいですね。改善の次回課題です(^^)
・フタも作り直しました
換気ファンの穴が大きくなったので目隠しのフタも一回り大きいのに作り変えておきました。
プラダンをコンパスカッターで円形にカットし、周りに厚み10ミリのクッションテープを貼り付けています。
持つ所は頭の丸い押しピンの針先をカットして、プラスチック用強力接着剤で貼っています。
ピッタリとフタがはまりました(^^)
サイドテーブル用のLEDライトです
サイドテーブルの上は棚の底になっていて照明の影になり暗いです(^^;
夜中に少し灯りが欲しい時のLEDライトはつけていますが食事やパソコン、本を読むには明るさ不足です。
なので明るいライトを探していて丁度良さそうなデスクライトを見つけました(^^)
ライト本体に強力なマグネットがついていてベースに埋め込まれた鉄板にくっつけて固定するようになっています。
鉄板は本体の棒状に合せて断面が半円形状で、ライトの角度が調整出来ます。
ベースはネジ止めか、付属の両面テープで貼り付けです。
今回は両面テープで貼り付けましたが、最初ベースの前後を間違えて貼りました(^^;
接着力が結構強くて剥がすのは大変です。
テープが2枚付属していて助かりました(笑)
届いた時には満充電だったので早速点灯させます。
本体でもリモコンでも操作が出来てかなり明るいですね(^^)
バッテリーが内蔵されたUSB充電式なので電源配線をしなくて済むのが手軽で良いですね。
光る色が3種類変えられます。
3000Kです。
4000Kです。
6500Kです。
普通に運転している時にはマグネットが強力で振動で外れて落下することはありませんでした。
しかし段差などでガツンと衝撃が加わった時に落下して破損しないよう、念のため結束ベルトで固定をしました。
光に影があまり出ないように本体を固定するところは細くカットし接着するところは広くしています。
プラスチックが付く強力接着剤で貼り付けました。
簡単な対応ですがこれで落下防止になり安心して運転出来ますね(^^)
焚火用ステンレスボトルにカバーを付けました
先日手に入れた焚火でお湯を沸かすのに使うステンレスボトルもススで黒くなってきました。
このままバックに入れるのも気になるので収納する袋を探していました。
DAISOで丁度良さそうなボトルカバーを見つけたので手に入れてきました(^^)
早速入れてみます。
最初入れる時に少しきつめでしたが、丁度ススがついた所がすっぽり収まり、ピッタリのサイズですね(^^)
暫くこれを使ってみますね。
まとめ
今回は手間のかかる換気ファンの交換作業を思い切ってやってみました(^^)
軽キャンパー他に何か手を加えるごとに、自分にとって使い易くなったり便利になっていくのが楽しく、愛着も湧いてきますね。
また何か新しいアイテムを手に入れたり工夫改善などをしたら記事を公開しますね。