- はじめに
- 長野で自作した扉付き天井棚を作り直します
- 材料集めです
- 元の棚から型をとります
- どんな感じか仮組立てしてみます
- 棚本体を塗装します
- 扉はアイアンブラック+サビ塗装です
- 扉にクッション材を付けます
- スライド丁番とマグネットキャッチを付けます
- 上に開く扉が付きました
- 棚にクッション材を付けます
- 棚からの落下防止をします
- タオル掛けのバーを付けます
- タッチ式ライトを付けます
- 明るいLEDライトを付けます
- 排熱ファンの設置方法を改善しました
- 取付けようとして痛恨のミス発覚です!!
- 仕切り板を付け直しました(^^;
- 排気ファンが付く所の隙間を埋めます
- 直した天井棚を付けます
- 天井棚取付け完了です
- 簡単な動画を作ってみました
- まとめ
はじめに
車検で重量オーバーしていることがわかり、改めて搭載しているモノの重さを調べ軽量化にチャレンジです(^^)
前回はベッドボードの板を軽い桐合板に変えておよそ4.8kgの軽量化になりました。
今回は扉付き天井棚を軽い桐合板に変えて軽量化を試し、改善もしてみた記事です(^^)
長野で自作した扉付き天井棚を作り直します
長野に短期移住した時に作った扉付き天井棚です。
この時は見た目がキレイだと思い化粧合板で自作しましたが板が重めで5.3kgありました。
当時は重量のことなど頭にはありませんでしたね(^^;
再取付けしなければそれだけ軽くなりますが、収納スペースの少ない軽キャンパーで着替えを入れたりと結構便利に使っているので手放したくありません。
なので軽い板を使って棚を作り直すことにしました(^^)
材料集めです
近所のホームセンターで材料を手に入れてきました。
桐の合板です。強度はあまり無く柔らかい材料なのでねじ止めなど抜けやすいかもしれませんが、軽くて加工し易いですね(^^)
軽キャンパーの架装も場所により軽い桐合板が使用されています。
元の棚から型をとります
車検前に外した扉付き天井棚を持ってきました。
クッションゴムや仕切り板などを外して桐合板にカットラインを印します。
以前のは幅350ミリの板でしたが、桐合板は幅が450ミリと300ミリを販売していたので、450ミリをカットして350ミリにするよりも簡単に済ませたいのもあり300ミリの桐合板を手に入れてきました(^^)
少しだけ小さくなる分も軽量化になりますね(笑)
一度作ったモノがあると助かりますね(^^)
仕切り板もカットラインを印します。
どんな感じか仮組立てしてみます
カットラインに従い桐合板をノコギリで切って角などをサンドペーパーで丸めて形を整えました。
仕切り板も3枚合わせて同じ形状の所にサンドペーパー掛けして形を整えました。
細長い木ネジで仮組立てし、最終的には木工ボンドで接着してからネジ止めとする予定です。
柔らかい板なので割れないようにドリルで下穴をあけています。事前に端材でねじ止めして割れないか試しています。
仕切り板を1/3の位置に仮固定しました。
前回は扉を下に開くようにしたため、開いたまま忘れていると顔に当たりやすくて注意が必要でした。
なので今回は扉を上に開けるようにします。
丁番を取り付けるための板を上側に取付けます。
接着剤を塗って細長いボルトで固定していきます。
端に板を取り付けています。補強と電子レンジ側の化粧パネルにネジ止めする時に使用します。
棚本体を塗装します
初めてローラーブラシを使ってみます。
本体はマット白を塗ってみます。
扉はアイアンブラック+サビ塗装です
扉はアイアンブラック+サビ塗装です(^^)
最初はスポンジで叩くように塗っていましたがスポンジも小さく面倒なので最初はスポンジで擦るように塗ってみました。
この段階では単に黒いだけでアイアンぽい凸凹が無いですね。
2度塗りの時にスポンジで叩くように塗装して表面を凸凹な仕上げにしていきます。
少し塗装が横着出来ました(笑)
お得意のサビ塗装も加えます(^^)
扉にクッション材を付けます
扉の角に頭などをぶつける事も多いのでクッション材を強力接着剤で貼っておきます。
スライド丁番とマグネットキャッチを付けます
扉を取付けていきます。スライド丁番はこれまでのモノを取り外して再利用です。
扉を取り付けます。
扉や丁番などをつける分重くなりますが、カーテンなどをつけても上手くいきそうにない感じで、棚に置いたモノを上手く隠す方法を思いつかないので従来通りにします(^^;
扉間の隙間の幅を合せようとするとなかなか取付けが難しいですね。
スライド丁番だけでは扉がカタカタ揺れるのでマグネットキャッチを付けます。
上に開く扉が付きました
扉を取付けました。
扉を上に跳ね上げて開けられるようにしました(^^)
扉には開閉用の取っ手は付けず、指がかかるように扉の下側を長くしています。
棚にクッション材を付けます
棚の角に頭をぶつけやすいのでクッション材を強力接着剤で貼り付けます。
今回は白色を使ってみました。
角は接着剤がよく付くように乾くまで養生テープで仮固定しました。
うまく接着出来ました(^^)
棚からの落下防止をします
扉を付けていないオープンな所は置いたモノが滑り落ちないようにグレーのクッション材を周りにネジ止めで付けていました。
今回は白いL字型のクッション材を使ってみます。
クッション材をネジで留めていきます。
白色が足りなくなったので、棚をつけてしまえば見えない奥の方はグレーのクッション材を使いました(笑)
クッションゴムだけでは置いたモノが落ちてくるので以前の平たいバンジーコードを再取付けします。
前回の金具に変えてボルトをつけてバンジーコードを取付けてみます。
ボルトを通す穴を開けます。
怪我防止に5ミリのボルトの先には袋ナットを付けます。
棚の裏のボルトが目立つので化粧シールを貼ります。
4本ボルトを使いましたが化粧シールで目立たなくなりました(^^)
ボルトに通せるようにバンジーコードをミシンで縫います。
ボルトに通す所を縫い終わりました。
早速ボルトにバンジーコードを通し、ズレ防止に強力接着剤を塗っておきます。
袋ナットなどはネジ緩み止め剤を塗っています。
バンジーコードを袋ナットの所まで持ち上げてバンジーコード取付け完了です(^^)
棚の前側を車の内装に固定するための金具を外して再取付けしています。
木が柔らかいのでネジが抜けないように、金具には強力接着剤も塗っています。
金具を白に塗装すれば目立たないのでしょうが、棚を設置すればあまり見えない所なのでこのままとします(笑)
タオル掛けのバーを付けます
タオルを干すのに使っていたバーは便利だったので再取付けします。
温泉の後にタオルが干せますね。冬場に車内が乾燥する時には濡れたタオルを掛けてもいいですね(^^)
タッチ式ライトを付けます
他のライトは明るく調光スイッチも取り外したので、寝ていて車の外にトイレに行く時など暗めの灯りが欲しい時に丁度良くて使っています(^^)
電池式なのでサブバッテリーからの電源を接続出来る機種にしたいところですが、比較的電池が長持ちするので良しとしています。
明るいLEDライトを付けます
先日取付けたとても明るいLEDライトを再取付けします。
裏には両面テープを貼付け直しています。
電線を通す穴も開けてあります。
電線を穴に通し両面テープで貼付けました。
軽量なのでしっかり固定されます。
棚の中に配線が出るのでビニルモールで保護します。
配線を出す穴は棚の仕切り板の横を狙って開けました。
ビニルモールを少し加工して配線を入れる所を作り、Lの字型のまがりカバーを角に取付けました。
スッキリしますね(^^)
端材は今度焚火をする時に使うことにします。
排熱ファンの設置方法を改善しました
ハイルーフの天井付近にこもる熱気を排気するため棚の中にチャンバーボックスとファンを設置し、ベンチレーター代わりにしていましたが、モノを置くスペースが少なくなり排気効率もあまりよくない感じでした。
今回棚を作り直していて1つアイデアを思いついたのでやってみます。
アイデアは棚の扉に排気ファンを取付けることです。
最初の穴はガードより一回り大きい方が良いと思い開けてみたら、棚の上下の高さを越えていました(^^;
一回り小さく穴を開け直しです。
扉を止めるスライド丁番は左側が狭く取り付けることが出来ません(^^;
扉を閉めてしまえば見えないので良しにしましょうか(笑)
ガードをネジで仮止めしていたら細い所で割れてしまいました。
桐合板は軽いのは良いですが強度が弱いですね(^^;
木工ボンドで貼付けましたが、何か補強があった方が良いかもしれません。
ガードの取付け部分が棚に当たらないように曲げています。
当初は排気ファンを扉に固定しようと考えていましたが、このΦ140ミリのファンでは棚の上下に当たり取付けが出来ませんでした(^^)
Φ120ミリのファンなら何とか付きそうですが、風量の大きいΦ140ミリのファンを付けたいので取付け方を考えましょう。
ファンとガードの間が白だと目立つのでアイアンブラックで塗装します。
周りが白いので黒塗料が付かないように養生テープでマスキングします。
塗料が乾いたら養生テープを外します。
排気ファンは棚の内側にネジ止めすることにし固定用の板も取付けています。
排気ファンと棚の間に隙間が出ないようにクッションテープを貼ってネジで固定します。
扉にもクッションテープを貼って隙間を無くすようにしています。
配線をビニルモールで保護します。
排気ファン取付け部の完成です。
これで車内の天井付近にこもる熱気がうまく排気出来ることを期待します(^^)
取付けようとして痛恨のミス発覚です!!
天井棚を車の棚受けに載せて取り付けようとしたところ、何かが当たって奥まで棚が入り込みません。
ファンの回転数コントローラーが当たっていました。
棚の奥行きを350ミリから300ミリに狭くしたからですね。
早速奥に寄せて縦に付けて解消です(^^)
これで付くだろうと天井棚を奥へ押し込もうとしますが左の方で何かが当たっています。
棚の仕切り板が車内の飛び出た所に当たっています。ここで痛恨の製作ミスに気付きました(^^;
飛び出た所を引っ込めて作っていた棚板を付ける位置を左右間違っていました。
この引っ込めた板は左端に取付けるものです。
右端に取付ける引っ込めていない仕切り板を左側につけていて、ここが車体に干渉し奥まで天井棚が入らなかったです(^^;
仕切り板を付け直しました(^^;
細いネジを外して木工ボンドで接着しているのですぐには取れません。
仕方なく横からこぶしで叩いて外したら仕切り板の端が割れて棚側に残ってしまいました。
1から仕切り板を作り直すのも大変なので、彫刻刀で何とか残った木片を剥がして接着剤で貼り付けます。
養生テープを貼って接着するまで固定しておきます。
外す時に欠損した所はパテで埋めておきます。
棚板を外した所が凸凹になったのでサンドペーパーで削っておきます。
木片が接着したので正しい所に木工ボンドを塗ってネジ止めしました(^^)
今度は大丈夫です(笑)
マグネットキャッチも取付調整し直しです。
傷がついたり塗装が剥げた所を塗装補修します。
塗装補修も終わり何とか仕切り板修正完了です(笑)
仕切り板の取付位置の確認不足で無駄に手間取ってしまいましたね(^^;
排気ファンが付く所の隙間を埋めます
棚内部を通って熱気を車外に出すようにするので、棚内部から空気が漏れないように隙間を埋めます。
排気のためのダクト部分を短くカットしました。
ダクトの周りの隙間にクッションテープを貼っています。
幅広いタイプのクッションテープを使った方が簡単でしたね(^^;
この後天井棚を取り付けたら、棚との隙間をふさぐことにします。
棚と車体の間にもクッションテープを貼り隙間をふさぎます。
隙間になる部分はクッションテープを貼りまくりました(笑)
直した天井棚を付けます
排気ファンとLEDライトの配線をコネクタで接続しておきます。
棚の中でカタカタしないようにクッションテープを貼り、棚を取り付けた後で隅の方へテープで簡単な固定をしておきました。
養生テープを貼っている棚受けに天井棚を差し込むようにして、下からネジを締めて固定します。
養生テープは棚受けについていたゴムシートが剥がれるので、接着剤がつく間固定していたもので、天井棚を付ける時には外しています。
今度はキッチリ入ります(笑)
天井から吊るための長ボルトを固定するための穴を棚に開けておいたのですが、位置がずれています(^^;
恐らく棚の幅を350ミリから300ミリに変えたので、ボルト位置を印する時に間違って短くなった方から計ったのでしょう。
今回は間違いが多かったですね(笑)
正しい位置に穴を開け直しです。
下からネジを差し込みしっかり固定します。
間違った穴には白い化粧シールを貼っておきました(^^)
前の右角をゴムアンカーで固定します。若干金物の位置がズレていたのでネジ込むのに苦労しました(^^;
棚の後ろ側は電子レンジの化粧パネル内の補強板を狙って長い木ネジで固定します。
板が割れないようにドリルで穴を開けておきます。
棚を上に押し付けておいて長い木ネジをネジ込んでいきます。
硬い木材にネジが到達したようで、今までよりしっかり固定出来ています(^^)
穴を開けた時に落ちた木くずはこのあとハンディー掃除機で吸い取りました。
ネジの頭はマジックペンで黒く塗っておきました。
天井棚取付け完了です
何とか取付け完了です(笑)
これまでと見た感じがあまり変わりませんが、排気ファンの取付け位置と、扉が上に開けられるようになったのが今回の目玉です(笑)
LEDライトのスイッチを入れて動作確認をします。大丈夫ですね(^^)
排気ファンのスイッチを入れて動作確認をします。
排気口の所で風速を測定してみましょう。
コントローラーで風速を最大にして1.8m/sですね。
風速最小にして1.3m/sですね。
隙間をふさいだ効果があったのでしょうね(笑)
最大も最小も大きな数値差は無かったのでコントローラー無しにして、他のファンと同じ静かなファンに交換しても良いかもしれません。
簡単な動画を作ってみました
まとめ
以前の天井棚5.3kgから3.5kgとなり1.8kgの軽量化ですね(^^)
今回は製作のミスがあり手間取りましたが、以前よりは使い勝手の良い棚になりました(^^)
失敗を繰り返し不具合を修正していくことで、自分好みの軽キャンパーに仕上がっていくものでですね。
また何か工夫改善などをしたら記事を公開しますね。