はじめに
これまでダム見学をしてきて、ダムの下流側に行けないこともあり、こんな時はドローンで撮影してみたいなと思っていました。
しかし、ダム周辺は基本的には飛行許可が下りないようですね。
墜落したときに回収できず河川を汚すことになりかねないからなのでしょうね。
せめてキャンプ場など誰も居ない時に飛ばしてみたいと、以前からいつもドローンは軽キャンパーに載せていました(笑)
自宅の狭いところで練習するのと屋外では全く違うでしょうし、早く飛ばしてみたかったのですが、やっと立野キャンプ場で少しだけ飛ばしてみることが出来ましたので、この記事を公開することにします。
使うことにしたドローンはMavic Miniです
航空法適用外となる重量200g以下のトイドローンというジャンルに入るモノを探していました。
その中で目を引くのが重量199gのDJI製Mavic Miniでした。
トイとは思えない自動ホバリング、自動撮影モードなどもあり、初心者でも使えそうです。
飛行性能も高く、いざとなれば飛び立ったところに自動帰還する機能もあります。
操作スティックから手を離せば、その位置で自動ホバリングしてくれますので、落ち着いてから次の操作をすることも出来ます。
2.7Kカメラと3軸ジンバルを搭載し動画もかなりキレイでした。
200g以下にするためバッテリーもかなり軽量化されており、10分程度の飛行しかできませんが、初心者には十分な能力です。
収納するときは脚やプロペラを折りたたんでコンパクトになります。上側です。
下側です。
練習時などプロペラの損傷防止のためのガード付きのセットにしました。
脚に簡単に固定出来るようになっています。
脚を伸ばしてガードをつけた状態です。
送信機もコンパクトに収納できるようになっています。
いざという時に自動帰還ボタンが焦ってわからなくならないように、左上に白いラベルテープを自分で貼りました(^^;
収納されているスティックをねじ込み、アンテナを立ててコネクタにスマホを接続して使います。
バッテリーと充電器です。3個セットですが飛ばしていたらあっという間にバッテリー切れになるので、もっと容量が大きくて同じ重量のバッテリーがあるといいですね。
このドローンの専用アプリDJI Flyをスマホにインストールし設定しておきます。
送信機とドローン本体のスイッチを入れると相互に通信が行われ、スマホ画面が離陸可能になれば飛ばせます。
ケースにコンパクトに収納出来ます。
取扱説明書はついておらず、スマホやパソコンでデータで見ることになります。
YouTubeでも多くの方が取扱方法を公開されているので、その方がわかり易いかと思います。
他に最新ドローン完全攻略10という雑誌に、専用アプリDJI Flyのすべての表示画面の紹介記事があったので手に入れて参考にしています。
自宅でも狭いながら基本的な操作は慣れておかないといけないので時々練習していました。
四角に飛ばす練習は部屋でも可能ですが、円を描いたり遠くへ飛ばす練習などは広いところでないと出来ませんね。
初めて屋外で飛ばしました
これまでのキャンプ場では他にキャンパーの方がおられたりで、無人の状態はなく飛ばせませんでした。
先日の立野キャンプ場で誰も居ない平日にチャンスがありました。
風も強くなく天気もよく最初としてはここしかないなと思いました。
周りは木々が迫っておりあまり広くなく、木に引っ掛かっても取れなくなりそうなので練習は控えておき、ロケットという自動撮影機能だけ試してみました。
これは専用アプリDJI Flyにある自動空撮機能の一つです。
決めた高度まで真上に上昇し、設定した撮影対象を自動撮影するものです。
通常は上昇させる操作と、被写体にカメラの向きを合わせる操作が必要ですが、それを自動で行ってくれるので初心者でもプロ並みの撮影が出来ます。
初めて使う機能なので一度離陸した後でないとロケット機能の設定が行えないことがわからず、何度もスマホ画面にタッチしてみたり、ホバリングしたまま次の設定方法を調べたりと最初はうまくいかないものですね。
調べているうちにバッテリーが消耗し、警告音声が鳴り始めて焦ってしまいます(^^;
飛行可能な残り時間なども表示されるので、ゆとりをもって帰還させるような飛ばし方をするといいようですね。
設定がよくなくて撮影対象が画面からズレてしまうこともありました。
使っていくうちに慣れていくしかないですね。
他にも斜めに上昇しながら自動撮影する「ドローニー」、撮影対象の周りを円を描いて自動撮影する「サークル」、旋回上昇しながら自動撮影する「ヘリックス」の機能があり、いずれはもっと広いところで試してみたいですね。
海岸などは海に墜落させないようには注意すればこんな撮影もし易そうですね。
初めての空撮動画はロケット機能です
テレビなどでドローンの空撮映像を見てきているので大した動画ではありません(^^;
しかし自分でこんな映像が撮れるのが凄いですね。
設定可能な最大高度の40mにしています。
カウントダウン表示の後にどんどん上昇し、40mに達したら自動でホバリングに移ります。
後から考えるとせっかくキャンプ場を写そうとしていたので、引き続き手動操作でこの場で回転させ360度の景色を写せばよかったなと思いました。
ちなみに自分が写らないように下の方の木の影に隠れています(^^;
その後は人が居られたり、暗くなったり、雨天もあり撮影はしませんでした。
なかなか思うように撮影対象の設定や高度の設定が出来なかったり、自分が写りこんだりして、この撮影までに5度ほど取り直しています(^^;
部屋の中ではかなり大きく聞こえたプロペラの音も、屋外ではそれほどでもありませんでした。
上空で自動でホバリングした後は自分で操作して着陸させる必要があります。
部屋で練習した成果?のおかげか、左右を間違えて側の木に触れそうになりながらも、無事着陸出来ました(笑)
まとめ
GoPro8による動画撮影に続き、空撮にもチャレンジしてみました(^^)
まだまだ飛行時間も少なく屋外での練習も足りていませんが、これまでにない思い出の画像が残せれば楽しいなと思います。
大げさですがなんだか自分の世界が広がったような気がしました(笑)
今後新たな空撮が出来た時には随時公開していきますね。